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「電子カルテ情報活用型多施設症例データベースを利用した糖尿病に関する臨床情報収集に関する研究」へのご協力の願い


研究代表者 梶尾 裕 国立国際医療研究センター病院 糖尿病内分泌代謝科診療科長
研究協力施設 秋田大学医学部附属病院、旭川医科大学病院、NTT東日本札幌病院、愛媛大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、岡山大学病院、鹿児島大学病院、金沢大学附属病院、北里研究所病院、九州大学病院、熊本大学医学部附属病院、国立国際医療研究センター国府台病院、神戸大学医学部附属病院、佐賀大学医学部附属病院、自治医科大学附属さいたま医療センター、自治医科大学附属病院、市立旭川病院、筑波大学附属病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院、東北大学病院、徳島大学病院、国立国際医療研究センター、鳥取大学医学部附属病院、虎の門病院、長崎大学病院、新潟大学医歯学総合病院、三重大学医学部附属病院、山口大学医学部附属病院

1.研究の意義と目的

糖尿病は透析に至る腎障害や心筋梗塞、狭心症などの冠動脈疾患、脳卒中を高率にひきおこす慢性疾患です。現在の日本における糖尿病患者の実態調査は、糖尿病専門施設での一部の患者さんの診療記録を手作業で収集したもので、日本全体での実態を必ずしも反映していません。そのために、電子カルテシステムを応用して、多くの患者さんたちの糖尿病に関する医療情報を効率的かつ効果的に集約するシステムを構築し、多施設に広げて、日本人を代表する糖尿病のデータベースを構築することが重要です。
今回、国立国際医療研究センターと日本糖尿病学会とが連携し、電子カルテ情報活用型多施設症例データベースを利用した臨床情報の大規模収集、情報を研究に利用するための基盤的な検討を行うことになりました。NTT東日本札幌病院糖尿病内分泌内科でも、2016年1月以降に受診した糖尿病の患者(外来・入院、再診を含む)さんたちの臨床情報(糖尿病の病型、治療内容、合併症や併発症の状態)などを登録し、日本人における糖尿病のデータベース構築に協力しようと考えています。
本研究は、厚生労働科学研究・日本医療研究開発機構委託研究「電子カルテ情報活用型多施設症例データベースを利用した糖尿病に関する大規模な臨床情報収集に関する基盤的研究」のひとつとして、複数の大学病院や基幹病院の患者さんの情報を統合して、糖尿病についておこなう実態調査です。

2.研究の方法

2016年1月以降に当科を受診した糖尿病の患者さんたちの電子カルテに記載されている日常診療におけるデータを、「糖尿病標準診療テンプレート」に入力します。入力された診療に関する情報は、匿名化後、症例データベースを構築し、症例全体の情報の集計と糖尿病関連項目についての解析を行います。この研究では、カルテ情報を電子化するためにSS-MIX2というシステムを用います。
主な情報収集項目は、電子カルテ上に記載・登録された身長、体重、血圧、腹囲、糖尿病の病型、糖尿病診断時期、糖尿病合併症(網膜症、腎症、神経障害、低血糖など)、併発症(高血圧、脂質異常症など)、イベント(冠動脈疾患、脳卒中、悪性腫瘍など)、処方、検査所見(血液、尿、生理検査、画像検査、内視鏡、眼底所見など)、喫煙、飲酒、体重歴、歯科受診などです。

3.情報の保護

本研究は、厚生労働省「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年12月22日)を遵守して行われます。データは診療を担当する医師のみがアクセス可能であり、内容は第三者の目に触れず、また、データが漏洩しないように、作業方法、作業場所、データ保管方法などは厳重に管理します。患者さんお一人おひとりが特定されることがないように、匿名化対応表を作成し、データ固定後は各施設の個人情報管理者が管理、保管します。また、データの解析は、個人情報保護のため、また、個人情報が結果の解釈に影響することを避けるため、連結可能匿名化された後に実施します。研究成果の公表に際しては、個人が特定されることのないように配慮します。

この研究にご質問等がございましたら、当科の医師までお問い合わせください。ご自身や、ご家族の情報が研究に使用されることについてのご了承いただけない場合は、研究の対象といたしませんので、2016年1月31日までの間にお申し出ください。この場合も、診療などの病院サービスにおいて皆様に不利益が生じることはありません。

【お問い合わせ・連絡先】
NTT東日本札幌病院  糖尿病内分泌内科
吉岡 成人(よしおか なりひと)
電話 011-623-7520 fax 011-623-7527