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栄養管理室

業務内容

栄養管理室は吉岡栄養管理室室長を筆頭に医療技術主任1名とNST専従管理栄養士1名、及び管理栄養士3名の計6名で活動しております。

主な業務として、入院患者さん1人1人に対して栄養評価に基づく適切な栄養管理と各病態に対応した食事提供を行っております。今年度より日本の食文化の重要性を考える「食育」を毎月1回治療食に取入れ提供を開始しております。衛生関連では食中毒予防のためのHACCPを取入れた衛生管理、及び委託業者に対しての衛生管理やKYT(危険予知訓練)を導入しての教育を行っております。又、患者さんの病態に応じた入院・外来の個人栄養食事指導を始めとし、外来ドック、糖尿病教室、糖尿病透析予防指導、マタニティスクールなどの集団栄養食事指導も行っております。又、栄養状態不良の患者さんに対してはNST(栄養サポートチーム)で適切な栄養量、補給形態、投与方法を検討・管理し、患者さんの早期回復に努めております。

NST活動

入院されている中等度・高度栄養障害の患者さん並びに栄養障害を生じるリスクの高い患者さんに対して、早期に栄養回復が図れるようNST専従として管理栄養士が活動しております。全病棟を2日間に分割してラウンドを行い、対象となる患者さん個々の栄養介入の充実を図りました。対前年度比で今年度NSTサポート加算算定件数も+156件と着実に増加してきております。

今年度より管理栄養士が各病棟担当制で毎週の病棟NSTカンファレンスに参加し栄養状態不良の患者さんを早期からNSTでサポートしていけるよう管理栄養士一丸となり活動しております。又、軽度栄養不良、摂食量不良の患者さんに対し、食事内容・形態を確認し、必要に応じ食内容変更の提案や栄養補助食品を付加するなどの調整を行い、患者さんの食欲促進に繋げています。

NST月別介入件数

栄養食事指導

今年度より糖尿病教育入院プログラムが新バージョンとなり、糖尿病の合併症を盛込んだ内容で集団栄養食事指導を行っております。個人栄養食事指導では事前予約患者さん以外、栄養指導枠を広げ新規患者さん及び急な栄養食事指導依頼にも対応し食生活改善に努めております。又、昨年9月より実施しています糖尿病透析予防管理指導、及びカーボカウンティングの栄養食事指導など様々な指導を行い患者さんの病期の維持・改善に努めております。

内訳は、個人栄養食事指導・糖尿病透析予防管理指導・糖尿病集団栄養食事指導・妊産婦栄養食事指導が2,260件(前年度2,457件)で前年度に比べ約8%減、カフェテリアドック集団栄養食事指導2,870件(前年度3,192件)で前年度比10%減、合計5,130件(前年度5,649件)でした。今年度は個人栄養食事指導、カフェテリアドック(集団)集団指導共に指導件数が減少傾向となりましたが、次年度は今年度以上に個人栄養食事指導と合わせて栄養指導拡大に繋げていきたいと思います。

月別個人栄養食事指導件数

栄養管理業務

今年度の取組みとして、胃切除食の見直しを行い食事摂取率を確保し栄養改善に繋げました。又、病院の施策である出産後のケアフォローのための産後ケアの食事提供の開始やNSTが中心となり結腸術前後の患者さんの早期回復を目的としたERASを開始させるなど様々な施策で患者さん一人一人に適した治療食を提供していく事を目指し業務に取組んでおります。後期からは患者さんに食材の重要性を改めて見直して頂く「食育」献立を開始しました。

他、今年度、新たにKYT(危険予知訓練)を用いて食事提供の際の誤配膳、異物混入などインシデントの発生防止に努めております。更に月ごとに委託業者へ衛生確認を行い手指衛生や正しい作業着の脱着方法の指導教育の強化を図っております。

来年度も栄養管理室一同、患者さんのための栄養管理に努めていきたいと考えます。

研究活動

研究会、セミナー

  1. 秋本里加子
    1. 「糖尿病性腎症の食事療法〜糖腎食と透析食の違い〜」
      第5回サツエキCDE研究会
      2014年5月26日 札幌市
    2. 「糖尿病チーム医療の取組み」
      2014薬剤師と健康日本セミナー
      2014年10月26日 札幌市