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6階ナースステーション

業務内容

6階病棟は新しいいのちが生まれ次世代を担う子どもたちが入院する病棟であり、助産師・看護師・看護助手の3職種が働いている病棟です。いのちを失うことは許されない病棟でもあり、スタッフは大きな責任を抱えています。特に助産に関しては、安全や危険回避に対する高い意識があります。助産師・看護師・看護助手がお互いの役割を尊重し合い業務を行う中で、産科・小児科・NICUの枠にとらわれず互いに協力して働く姿勢を目標に、それぞれが努力しています。

産科・小児科・NICUには、それぞれリーダーとサブリーダーが存在します。年間目標を立て、その目標に向かいチームスタッフと共に行動します。新人は勿論、既卒新人や他チームからの異動スタッフ、他病棟からの異動スタッフに対する指導に大きく関わっています。個別に指導計画を立て、振り返りは欠かしません。また、チーム内での問題が発生した場合、リーダーやサブリーダーが中心となり問題の解決や対策の周知を行います。2〜3ヶ月に1度の割合でリーダー会議を行っています。リーダー・サブリーダー・看護長・主任が集まり、各チームの問題や相互応援体制について話し合います。チーム間での連携や相互応援体制の強化も重要な役割の一つです。

チームとは別に係りの活動が行われています。

教育係りは、スタッフの指導全般です。新人の指導は、プリセプターが中心となり教育係りが補佐的役割を担って計画的に進めています。今年度は助産師3名・看護師1名の新人が就職しました。新人指導はほぼルーチン化されており、助産師はまず新生児係から始まり、分娩係、褥婦係、外来助勤まで進みました。小児科は、小児科独自の処置や検査を学ぶことから始まります。定期的な振り返りも継続して行い、都度成長の度合いを確認しながら、指導方法を改善しています。プリセプターの思いや悩みを聞くのも、教育係の大切な役割です。定期的な学習会の企画・実施も行っています。今年度は、フリースタイル分娩、分娩時出血性ショックへの対応、新生児蘇生法、NSTモニターの見方・判断について、SOTIについて、けいれん時の対応について、の学習会を行いました。勤務者だけではなく、週休のスタッフも参加しています。

業務係りは、インシデントレポートを整理し、原因や対策を病棟内周知しています。また、業務手順の見直しを行います。見直しは新人が中心となって行うことで、自分達の看護技術の振り返りに役立っています。6階病棟ではお産の同窓会を年4回行っており、今年度はどのスタッフでも参加できるように進行マニュアルの作成に取り組みました。お産の同窓会は、病院のホームページに開催のお知らせを載せるのですが、すぐに定員になってしまいます。お母さん方が同窓会開催を待っているのが分かります。一人で子育てを頑張っているお母さん、入院中に知り合いになった仲間と会いたいお母さん、外出の機会がなく久しぶりに外の空気を吸うお母さん、参加される理由は様々ですが、同窓会の場は、皆笑顔で和気あいあいとした雰囲気です。私達も笑顔のお母さんと可愛い子どもたちに再会でき、元気をもらっています。

CIS・パス係りは、アンケート結果によりスタッフが必要としているCIS・パスの新規作成や修正を行っています。今年度は日帰り自己血貯血パスの新規作成、産後貧血と前期破水CISの修正を行いました。また、看護部記録委員とも連携しており、記録監査を行っています。自分の記録を振り返り、自己評価と他者評価を行い、6階病棟での集計から記録の傾向を探ります。

イメージ・プレパ係りは、季節ごとの飾り付けに毎回工夫を凝らしています。お正月・ひな祭り・こどもの日・七夕・クリスマスなど病棟内のイメージがその都度変わっていきます。楽しい入院環境に貢献しています。また、入院された患者・家族に対して接遇や入院環境に関するアンケートを行い、集計しています。接遇の良いスタッフは実名で記載してもらい、カンファレンスで発表することで、スタッフのモチベーションが向上します。

看護研究係りは毎年行われる病棟研究の計画から発表までを行っています。今年度は、SOTIの導入を初めて実施した時の母親の思いをテーマにしています。 アレルギー症状が出現することが分かっていながら食べさせ続けなければならない母親の気持ちを理解し寄り添うことを目的としています。SOTIの入院は1年後まで予約がいっぱいの状況で、母親と関わる機会は多く、母親の思いに寄り添った看護の提供が望まれます。

院内助産係りは、妊娠時から出産まで特定の助産師が継続的に関わることで、妊婦を深く理解でき安心を与えることや助産師自身のレベルアップを目的とした院内助産設立を目指しています。今年度は他院における院内助産を見学し、その思いを新たにしてきました。現在もハイリスクの妊婦に対しては、受け持ちを付け、妊娠期から分娩時まで継続的なかかわりを行っていますが、今後はリスクのない妊婦に対する継続的な関わりをチームで行っていけるような仕組みづくりを行っていきたいと思います。

感染対策係りは、手洗いの方法やガウン・マスク・グローブの装着方法など学習会を行い個別的に指導も行っています。継続的には速乾性手指消毒剤の使用量を集計し使用の推奨をしています。今年度は、スタッフの感染に対する意識を高めようと、毎月標語を考え、朝のミーティングでワートレしています。月ごとにタイムリーな内容になっています。小児科はインフルエンザ・ノロウィルス・ロタウィルス・RSウィルス・麻疹・水痘など多くの感染症が存在します。その反面、NICUや妊婦さん、新生児においては感染症はあってはならないものです。必然的に感染に対しては、十分な注意が必要となります。

学生指導係りは母性と助産の学生実習を受け入れています。4校から助産と看護の学生を受け入れており、毎月どこかの学生が病棟で学んでいる状況です。5月から始まり3月まで続きます。看護は10グループで40名、助産は1グループ4名の学生を受け入れました。看護は1クール8日間ですが、助産は3ヶ月間になります。学生指導グループは実習の目標や指導要綱を基に各学校のインストラクターと調整を行い、計画的に指導を行います。助産師の思いは熱く、その思いを受けて学生は日々苦労しながらも成長していきます。学生自身、自分の成長を実習の中で確認しています。実習後のアンケートでは各学校や学生から高い評価を受けています。

6階病棟は臨時の入院が殆どで、夜間・休日も平日同様の忙しさがあります。忙しさに惑わされることなく丁寧な対応を心掛け、患者さんが安心して入院生活を送れるよう自分たちの役割を果たしていきたいと思います。