札幌病院


札幌病院ホーム > NTT東日本札幌病院について > 年報(2013年) > 栄養管理室


栄養管理室

業務内容

栄養管理室は2013年6月と12月に新たに管理栄養士を迎え、吉岡栄養管理室室長を筆頭に医療技術主任1名と管理栄養士3名、及び看護師1名の計6名のスタッフでスタートしております。

栄養管理室の主な業務として、入院患者さん1人1人に対しての栄養アセスメントに基づく適切な栄養管理と各病態に対応した食事提供、厚生労働省のマニュアルに基づき食中毒予防のためのHACCPを取入れた衛生管理業務、委託業者に対しての衛生管理指導及び衛生教育、入院・外来・ドック・糖尿病教室・マタニティ教室など個人・集団を対象とした栄養食事指導などを行っております。又、栄養状態不良の患者さんに対し、医療チームで適切な栄養量、補給形態、投与方法を検討・管理し、栄養状態の改善を図っていくNST(栄養サポートチーム)も、本格的活動を行っております。

NST活動

入院されている中等度・高度栄養障害の患者さん並びに栄養障害を生じるリスクの高い患者さんに対して、早期に栄養回復が図れるようNST専従として管理栄養士が活動しております。全病棟を2日間に分割してラウンドを行い、対象となる患者さん個々の栄養カンファレンスの充実を図りました。現在NSTサポート加算を算定しております。

NST新規の取組計画として、「オーダー食」を「単品食」に変更し、食欲が低下し栄養状態不良、又、嚥下機能が低下している患者さんが嗜好に応じて食品を選択できる形を考えております。単品食を実施する事で、患者さんの食欲促進に繋げていきたいと思います。

又、栄養改善に欠かせない経腸栄養剤(食品)や栄養補助食品の使用につきましても、患者さんの病態に適した三択、必要性の有無をNSTで検討し6月に統一化を行い材料の無駄、コスト抑制を図りながら栄養改善を目指しております。

栄養食事指導

栄養食事指導は昨年度より個人栄養食事指導の指導時間を30分とし1日の指導件数を拡大し患者さんの食生活改善に努めております。又、今年9月より糖尿病透析予防管理指導をスタートさせ糖尿病合併症の早期介入を行い、病期を維持する事に努めております。

内訳は、個人栄養食事指導・糖尿病透析予防管理指導・糖尿病集団栄養食事指導・妊産婦栄養食事指導が2,457件(前年度2,164件)で前年度に比べ約14%増、カフェテリアドック集団栄養食事指導3,192件(前年度3,645件)で前年度比12%減、合計5,649件(前年度5809件)でした。個人栄養食事指導は1日実施件数を調整し増加を図る事が出来ました。カフェテリアドック(集団)の集団指導は年間ドック受診者の人数が減少した事により指導件数も減少する結果となりました。次年度より糖尿病教育入院プログラムが新しくなる予定ですので、個人栄養食事指導と合わせて栄養指導拡大に繋げていきたいと思います。

栄養管理業務

今年度は、特に各治療食の献立内容の見直しを重点的に行っております。献立訂正依頼の随時申告に加え、毎月1回献立会議を開催し素材・味・献立内容・食器などを検討し、患者さんに寄り添った献立内容を目指し取組んでおります。

他、食事提供の際に誤配膳、異物混入などインシデントの発生を防止する事を目的に、食事の"禁止食品・コメント"の整理を行い配膳ミス防止に努めておりますが、更に周知の徹底を図るため、各病棟別説明会を開催するなど強化を図っております。

来年度も栄養管理室一同、患者さんのための栄養管理に努めていきたいと考えます。

研究活動

講演、セミナー

  1. 秋本里加子:
    1. 「負担を減らして糖尿病を予防」
      糖尿病予防・治療コース講座
      2013年10月5日 札幌市
    2. 第14回糖尿病療養指導セミナー「肥満症の食事療法」
      2014年3月14日 札幌市
    3. 平成25年度 健康セミナー「免疫を高めるための食事」
      2014年3月15日 札幌市