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外来(1階)

Aブロック

整形外科は4名の常勤医師が月・火・木の一般外来・予約外来やスポーツ外来を担当し、100〜150人/日の外来患者の診療を行っています。常勤医には、膝専門医・上肢専門医がおり、専門的な治療も行っています。

水・金は完全予約制の専門外来として非常勤医師が上肢・股関節・脊椎の診察を行っています。

スキー、スノーボード、バスケットボール、サッカー、野球など様々なスポーツを行っている子供から年配者まで、アマチュアからプロの選手も受診され、捻挫・骨折・靭帯再建術など様々なケガの診察を行っています。また、年齢を重ねることによって起こる膝や股関節の変形性関節症に対して人工関節置換術も行っており、手術によって日常生活における疼痛などの苦痛を軽減することで、生活の質の向上を目指しています。

安心して検査・治療・手術が受けられるように、患者とのコミュニケーションを大切にし、患者の想いを医師に伝える橋渡しの役割も担い、より良い看護を行うように努力しています。

Bブロック

B1、B2ブロックは、リウマチ膠原病内科、腎臓内科、循環器内科、糖尿病内分泌内科、呼吸器内科、血液・腫瘍内科の6科10診察室があります。4月から看護長が配属され主任の配置がなくなり、MA2名から4名へとスタッフ構成が変わりました。現在医師24名、看護師4名、MA4名、クラーク2名で構成されており、各職種が力を発揮できるよう、話し合いを重ねながら、連携して業務にあたっています。

Bブロック1日の受診患者数は400名を超えることもあり、病院全体の外来患者の1/3を占めています。診療科、患者数の多い中、患者の体調、待ち時間、他科受診などの診療予定を把握しながら、スムーズに診察が進むよう気を配っています。

リウマチ膠原病内科では、様々な症状を呈した患者が多く、問診内容を確認するなど診察がスムーズに進むよう調整を行っています。また、生物化学製剤治療などに際し、中央処置室や化学療法室と連携をはかりながら患者対応をしています。

腎臓内科では、腹膜透析も導入され透析センターと連携するなど専門的な診療を行っています。

循環器内科では、救急搬送患者の対応や心臓カテーテル治療がスムーズに行われるよう中央処置室や放射線科、病棟と連携し調整を図っています。

糖尿病内分泌内科では、9月より、腎臓内科、栄養指導室、糖尿病療養指導士と連携し、透析予防プログラムを導入しています。また、外来での持続血糖モニター(CGMS)を導入しています。

呼吸器内科では、特に冬季は、インフルエンザなどの患者に十分配慮し感染拡大予防に心がけています。また、化学療法室や認定看護師と連携し、患者さんが安心して治療を受けられるよう配慮しています。

血液・腫瘍内科では骨髄穿刺や輸血などの処置も多く、中央処置室や関係部門と連携を図り、スムーズな対応を心がけています。また、呼吸器内科と同様に外来化学療法患者も多く、化学療法室と連携し対応しています。

また、他科や他院からの紹介も多いため、地域連携福祉相談室など関係部門との調整も重要な活動となっています。

患者が安心・安全に医療を受けられるよう、スタッフが協力し合い、努力しています。

Cブロック

Cブロックは、3科で7診察室あり、医師は各科総勢18名と、看護師7名で外来診療・検査・処置にあたっています。

消化器内科は、外来での化学療法や内視鏡治療が増加しており、消化器病センターとして外科や内視鏡センターと連携し、安全な検査・治療の提供に努めています。

外科は創処置や外来手術、乳腺専門外来では乳腺ABC(44件/年)や針生検(62件/年)を行っています。

泌尿器科では診察とともに、膀胱鏡検査(580件/年)・尿水力学的検査(550件/年)・超音波検査(646件/年)・留置カテーテル交換(102件/年)・膀胱注入療法(128件/年)・パッドテスト(38件/年)などの検査・処置を行っています。また、他施設からの紹介も増え、男性不妊症や悪性腫瘍患者の手術も増加しています。泌尿器科看護としては、自己導尿の指導も(26件/年)行っています。

外科、泌尿器科ともに乳腺、前立腺術後患者へパンフレットを用いたリンパ浮腫指導も行っています。

当ブロックには、ストーマ外来が併設されており、WOCナースと連携し、消化器ストーマ、ウロストーマ患者様へ、きめ細かいケアの提供とトラブルの早期発見ができるよう、看護を行っています。2013年は消化器ストーマ64件、泌尿器科ストーマ54件のストーマケアを行っています。

患者様やご家族が安心・安全な医療を受けられ、QOLが高められるよう医師・看護師・MSW・病棟・医療連携・化学療法室等と連携をはかり、チーム一丸となって努力していきたいと思います。

化学療法室

化学療法室では、抗がん剤治療以外にもクローン病や関節リウマチへの生物学的製剤の投与や骨転移に対するビスフォスホネート剤の投与および前立腺がん、乳がん患者を対象としたホルモン注射などを行い、件数は3519件(うち抗がん剤治療は2128件)と昨年の3137件(うち抗がん剤治療は1993件)から増加となりました。平均して290件程度/月の治療が行われています。病床が8床しかない治療室であるため、希望の日時に予約がとれない事態も発生しており、今後の増床に向けて移設を検討している段階です。

抗がん剤治療を行っている患者の副作用に対するセルフケア支援は受け持ち看護師が担当しています。外来化学療法問診票を用い、多岐にわたる副作用をひろいあげ、診察する医師とも症状やケア内容を共有できるよう努めています。できるだけ社会生活への支障が最小限となるよう、薬剤師とも連携しながら、外来治療を受ける患者への支援を行っております。

自己血貯血では、化学療法の予約が午後にも増えてきている現状を鑑み、安全な貯血実施のためと患者待ち時間の短縮のため14時から16時までの30分1枠、1日4件までの予約とさせていただきました。2013年は250件の貯血を行い、貯血介助や貯血用血液バッグの処理などは、輸血センターの検査技師と協働で行っています。

中央処置室

中央処置室では看護師10〜12名、クラーク3名で担当しています。

1日の採血平均は300名と多く、診療開始より20分早い8時より採血を実施し、採血の多い時間帯には採血台7台全てが稼働できるよう病棟看護師の協力も得ています。

このような取り組みのもとに採血の待ち時間が短縮され、検体検査部門稼動の平坦化、スムーズな診察の開始とさまざまな波及効果を得ています。

採血以外の業務としては全診療科の注射・点滴・検査処置を始め、救急車や即日入院患者の対応、糖尿病療養指導士よる面談やフットケア、生物製剤・成長ホルモンなどの自己注射指導を行っております。

患者さんとはその時限りの関わりとなることが多いのですが、個別性を考えた看護をこころがけています。

また、適宜マニュアルの見直しを行い、どの看護師が担当しても一定の看護を提供できるよう努めています。

内視鏡センター

内視鏡センターは看護師8名、クラーク1名、洗浄専任者1名で業務を行っています。当センターでは、上下部内視鏡検査・カプセル内視鏡検査・EUS・FNA・大腸ポリープ切除術・ESD・気管支鏡検査等の検査及び治療が行われています。ESDの件数も増加しており、高度な介助技術が求められる為、4名の内視鏡技師が中心となり専門的知識・技術を発揮し手術介助、検査介助を行っています。内視鏡センターのスタッフは消化器を中心に放射線科検査(放射線科6番)にも携わっており、小腸内視鏡検査、ERCP・ステント挿入、TBLB、胸腔鏡検査等の介助を行っています。長時間に及ぶ検査や使用する器具の取り扱いが複雑で片づけにも時間がかかる事があり、スタッフ間での協力体制を強化し、医師とも連絡調整を行いながら検査が安全かつ効率よくすすむよう日々業務を行っています。

内視鏡業務を安全に確実に行うためには常に新しい知識が必要であり、院外研修への参加や部署での勉強会など知識・技術の向上を図り、患者さんにより安心・安楽な看護を提供できるよう努めています。

放射線科

放射線科では、循環器のカテーテル検査や経皮的治療をはじめ、各科造影検査やブロック治療、カテーテル・ドレーンの留置など多岐にわたる検査や治療を行っています。また、CT・MRI・シンチ等の検査や放射線治療等も担当しています。日々、新しい検査や治療に対応していくために自己研鑚しながら、学びを共有していくこと、安全に検査や治療が行われるように検査介助を行い患者さんの観察を行っていくこと、患者さんが安心して検査・治療を受けられるように関わることを大切にしています。そのために患者さんを中心とした医師や技師との連携、病棟・外来との継続性について常に問題意識を持ちながら取り組んでいきたいと思っています。