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がん相談支援センター

業務内容

がん相談支援センターは2009年6月より地域連携福祉相談室の下部組織として設置され、患者さん及びご家族からの「がんに関する不安や悩み」についての相談窓口として機能しています。2012年4月には看護師が1名増員され、がん診療連携拠点病院に倣って、院内及び地域の医療従事者の協力を得て、院内外のがん患者及びその家族ならびに地域の住民及び医療機関等からの相談に対応することを目指しています。

業務内容は主に

  1. がんの病態、標準的治療法等がん診療及びがんの予防・早期発見等に関する一般的な情報の提供
  2. がん患者の療養上の相談
  3. その他相談支援に関すること等々

であり、相談方法は電話もしくは面談、相談時間は平日13時〜16時となっています。

事業報告・今後の予定

2012年は昨年に引き続き毎月スタッフミーティングを開催し、講演会や市内がん診療連携拠点病院のがん相談支援センター見学の企画実施、がん相談マニュアルの完成に着手しました。10月には北海道医療大学客員教授石垣靖子氏を講師に招き、院内スタッフ向けの緩和ケア講演会を開催しました。そしてホスピス緩和ケア週間では院内緩和ケアチームと共同で当院入院および来院者を対象にした第3回緩和ケアイベントも実施しました。来年10月には院内のみならず地域関係機関も対象とした緩和ケア講演会を開催する予定です。

また、昨年よりがん化学療法看護認定看護師と連携し「化学療法レジメン価格表作成と活用」に着手しており、薬剤科の協力を得て、外科・血液内科・婦人科の化学療法レジメン価格表を作成しました。各診療科の医師が化学療法開始IC時に価格表を活用することで、患者さんが治療費とそれに関連する医療費制度を事前に正しく理解できる仕組みを整えています。現在は治療費の情報提供に関する患者および家族の受け止めと治療意思決定への影響について共同研究に取り組んでいます。

さらにこの度、北海道がん診療連携指定病院の申請をして指定認可を受けることができました。

今後は指定病院の主管として、ますます活動の幅を拡げていく予定となっています。当センタースタッフの大半は国立がん研究センターがん対策情報センター主催の相談センター相談員基礎研修を修了しています。また来年度もスタッフの増員と同研修の参加を予定しています。

がん患者さんにとって、治療や療養生活の情報は"力"となります。がん相談支援センターでは患者さん個人に合わせた情報探しのお手伝いや各相談に応対し、患者さんが安心して治療・療養に臨むことができるような支援を目指しています。

がん患者の相談件数実績(医療相談・退院調整含む)

がん部位別相談件数

相談者の属性

相談内容