4.諸外国におけるトップダウンモデルの取り扱い


●英 国




BT社がトップダウンモデルを開発し、Oftel(規制機関)が開発したボトムアップモデルとの調整をした上で、1997年10月に新しい接続料金の設定方法を導入。


●ドイツ




通信経済研究所(WIK)がボトムアップモデルを公表したのに対し、ドイツテレコム社がトップダウンモデルを開発中。


●フランス




ART(規制機関)が長期的なコスト効率を考慮した計量経済的モデル(ボトムアッモデル)と、フランステレコム社の会計に基づくモデル(トップダウンモデル)とを比較する予定。


●E U




ボトムアップモデルに基づくコスト算出に必要な情報は、適当な場合には現在原価に基づくトップダウンモデルによって対査されるべきであるとしている。