(報道発表資料)

2005年5月10日
株式会社東急文化村
東日本電信電話株式会社
西日本電信電話株式会社


「Bunkamura on フレッツ」で配信するデジタルマガジンコンテンツ
「CLUB MAGAVISION(クラブマガビジョン)」の
コンテンツ提供開始について


 株式会社東急文化村(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:清水仁、以下東急文化村)および東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三浦惺、以下NTT東日本)、西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:森下俊三、以下NTT西日本)の3社は、ブロードバンドコンテンツ配信サービス分野での提携に基づき、NTT東日本およびNTT西日本(以下NTT東西)が提供するフレッツご利用者専用サイト「フレッツ・スクウェア」で、東急文化村が「Bunkamura on フレッツ」として、「Bunkamura※1」で公演される演劇の動画コンテンツなどを提供していますが、この度、その一環として東急文化村は、新しいコンテンツとして雑誌「Magazine」と映像「Television」を融合させた媒体である「CLUB MAGAVISION(クラブマガビジョン)」(有料:月定額1,000円(税込み))を2005年5月12日(木)より提供開始します。


<今までの取り組みについて>
 東急文化村とNTT東西は、高品質でセキュアなフレッツ網の特性を活かし、ブロードバンドが実現するゆとりある余暇を愉しむためのコンテンツ利用文化の形成を目指し、2004年3月からブロードバンドコンテンツ配信サービス分野での提携を開始しました。NTT東西が提供する「Bフレッツ」、「フレッツ・ADSL」、「フレッツ・光プレミアム※2(NTT西日本のみ)」をご利用いただいているお客様を対象に、東急文化村は、東京・渋谷の「Bunkamura」で公演される演劇などをブロードバンドコンテンツサービス「Bunkamura on フレッツ」として提供しています。2004年度は、本場アテネでの公演が話題となった蜷川幸雄演出の「オイディプス王」や、NHKの放送以外のメディアに登場することのなかったNHK交響楽団の「N響オーチャード定期」のオンデマンド有償配信など、複合文化施設である「Bunkamura」ならではのコンテンツを配信し、現在多くのお客様にお楽しみいただいています。


<今回の取り組みについて>
1.提供の背景とねらい
 昨今、企業のみならず個人ユーザにおいてもブロードバンド化の勢いが加速し、いまや「ブロードバンドで動画視聴」は一般的なこととなりつつあります。
  こうした中、今回の取り組みを通じて、東急文化村は、NTT東西が提供するブロードバンドアクセスサービス「Bフレッツ」、「フレッツ・ADSL」、「フレッツ・光プレミアム(NTT西日本のみ)」を利用して、「Bunkamura」のコンテンツを全国配信することにより、ブランド認知の拡大を図るとともに、それら愛好家のコミュニティ化による新規事業を目指します。一方、NTT東西は、高品質でセキュアなフレッツ網の特性を活かし、東急文化村が制作する高品質で芸術性や話題性の高い新しいコンテンツを配信することで、アクティブシニア層や、文化・芸術に興味のある方々のブロードバンド利用拡大と新たなコンテンツ利用文化の形成を目指します。

2.「クラブマガビジョン」の概要
 東急文化村は、雑誌「Magazine」と映像「Television」を融合させた媒体として「クラブマガビジョン」(有料:月定額1,000円(税込み))を「Bunkamura on フレッツ」において提供開始します。
 「クラブマガビジョン」とは、東急文化村が新たなプロジェクトとして「Bunkamura on フレッツ」上に展開する、新しいメディア・マガジンです。主な特徴は以下のとおりです。
印刷媒体での経験が豊富な編集者が峻別した旅、生活、人、モノ、食といったライフスタイル全体に加え、舞台芸術、映画、アート、音楽、文学などの洗練された文化的トピックスを提供します。
ブロードバンドメディアを活用することで、静止画のみの印刷メディアでは伝えきれなかった臨場感とダイナミズム、リアリティーをパソコン画面上で実現します。
本コンテンツには、ホームページなどのコンテンツを作成する側にとって便利で融通の利くHTML方式ではなく、コンテンツを見る側の視点に立ち、紙媒体の編集スタッフの設計のもと固定されたレイアウトと写植フォントを採用しました。
人間工学的に心地よいとされる画面動作やBGMの設計により、デジタルコンテンツにありがちなストレスを極力排除し、見るものにゆとりと満足感を与えることを優先しました。
オンラインでの提供により、容量的制約に縛られることなく、更新性や流通性の面でも、実際の雑誌やデジタル化されたメディアよりも優れています。
詳細については【別紙】をご覧ください。
 なお、東急文化村では、「クラブマガビジョン」の創刊号を無料で提供する(5月中)キャンペーンを実施します。

3.提供開始日
 2005年5月12日(木)
5月中は創刊号を無料で配信するキャンペーンを実施します。また、下記の紹介サイトにおいて、「クラブマガビジョン」のダイジェスト版を6月より公開していきます(5月は概要紹介のみ)。さらに、「Bunkamura」館内にも、実際のイメージや操作感などをお試しいただけるよう体験コーナーの設置を予定しています。
「Bunkamura on フレッツ」紹介ページ  http://www.bunkamura.jp/bof/
(フレッツシリーズをご利用でない方にもご覧いただけます。)

4.利用条件
 本サービスは、NTT東西が提供する「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ・光プレミアム(NTT西日本のみ)」をご利用いただいているお客様を対象に提供している「Bunkamura on フレッツ」ユーザ向けのコンテンツであり、ご利用に際しては、NTT東西の「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ・光プレミアム(NTT西日本のみ)」へのご契約が必要となります。
 NTT東日本「フレッツ」紹介ページ   https://flets.com/
 NTT西日本「フレッツ」紹介ページ   https://flets-w.com

5.推奨環境
 ご利用環境は、Windowsをご利用の場合、以下のとおりです。
【OS】Microsoft Windows 2000 以上
【CPU】Intel Pentium III 800 MHz 以上、または、同等クラスのCPU
【ハードディスク】1 GB 以上の空き容量
【メモリ】256 MB 以上
【ビデオカード】32 MB 以上のビデオメモリを搭載したもの
【サウンドカード】16 ビット サウンド カード
【モニタ設定環境】XGA (1024 x 768) 以上の解像度で、65,536色以上の表示が可能なモニタ
【ブラウザ】Microsoft Internet Explorer 6.0 以上、Netscape Navigator 7.1 以上
【ソフトウェア、プラグイン】Windows Media Player 9,Macromedia Flash Player
お使いのPCのOSがMac OSの場合、一部の動画配信サービスが受けられないことがございます。


<今後の展開について>
 東急文化村は、「クラブマガビジョン」が、「Bunkamura」的な文化の発信とブロードバンドコンテンツの新しい表現形態として、また他にはないブロードバンドの魅力を最大限に引き出すコンテンツとして様々な需要を喚起出来るものと考え、2005-2006年で定期購読者数1万人を目標に展開します。
 東急文化村とNTT東西は、ブロードバンドでハイクオリティな文化を愉しむライフスタイルの定着に向けて、今後もより多くのお客様に親しまれ、安心してご利用いただける良質なサービスを提供し、コンテンツ及びプラットフォームそれぞれの立場で更なるサービス拡充を図っていきます。


 ※1) 「Bunkamura」
  1989年に誕生した日本初の大型の複合文化施設で、コンサートホール(音楽)、劇場(演劇)、美術館(美術)、ミニ・シアター/映画館(映像)の各施設をはじめ、カフェやアート関連ショップなどから構成されています。
 ※2) 「フレッツ・光プレミアム」
  加入者光ファイバを利用し、NTT西日本の地域IP網(v6)を介してお客様が契約するインターネットサービスプロバイダ様などへ接続する機能に加え、IPv6アドレスを利用した高品質なテレビ電話機能およびセキュリティ機能を基本機能とするアクセスサービスです。



〔別紙〕 Bunkamura on フレッツから 体感するニュー・メディアマガジン「CLUB MAGAVISION(クラブマガビジョン)」5月創刊


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