報道発表資料
平成16年10月27日
東日本電信電話株式会社
第13報(11時30分)


新潟県中越地震による通信サービス等への影響
及び「災害用伝言ダイヤル(171)」の運用について


(下線は、第13報以降の新しい情報です)

 新潟県中越地震による通信サービスへの影響は、現時点で以下のとおりです。


1. 通信サービスの状況
(1)通信設備
  平成16年10月27日(水)10時40分頃に発生した地震による通信設備への影響は、11時10分現在、ありません。

<1>  電話サービス
 山古志村においては、依然、電話がご利用できない状況ですが、避難指示が発令されているため、現在、復旧活動を見合わせております。


原因   : 中継光ケーブル断線(場所の特定まで至っておりませんが、土砂崩れ、道路陥没等によるものと予想されます)。

場所   : 新潟県古志郡山古志村大字竹沢付近
(コシグン ヤマコシムラ オオアザ タケザワ)

対象回線数   : 約1200回線

 現在まで、NTT東日本のビル及び交換機等設備において、新潟県中越地震による大きな被害は発生しておりません。

<2>  フレッツ・サービス
 地域IP網において、中継光ケーブルの断線が4ヶ所発生しておりますが、通信ネットワークの2ルート化及びループ化により、お客様サービスへの影響は発生しておりません。


(2)ふくそう
 新潟方面(025から市外局番が始まる地域)に向けて、交換機の処理能力を超えた電話が集中しているため、電話がかかりにくくなっています。
11時15分現在、全国から上記地域への通話量の最大約50%程度をコントロール(規制)している状況です。

(3)特設公衆電話(無料)の設置について
 新潟県内24ヶ所に合計89台の特設公衆電話を設置しております。
 設置場所については「別紙」を参照ください。


2.「災害用伝言ダイヤル(171)」の運用状況
(1)運用開始日時
 平成16年10月23日(土) 18時15分

(2) 「災害用伝言ダイヤル(171)」の伝言の登録・再生の際にキーとできる電話番号
 市外局番が「025」から始まる電話番号

(3)録音及び再生可能エリア
 平成16年10月23日(土)20時10分より、被災地エリア以外からも伝言の録音が可能としました(録音/再生とも全国から利用可能)。
※  録音可能メッセージ数:10メッセージ
メッセージは一度録音されますと48時間消去できませんので、重要なタイミングでのご利用をお願いします。

(4) 「災害用伝言ダイヤル(171)」の利用状況(10月27日(水)10時00分現在)
メッセージ録音件数: 約107,100件
メッセージ再生件数: 約222,700件
総利用件数: 約329,800件
          ※件数については全国での利用数値です。


3.報道機関の皆様へのお願い
 「災害用伝言ダイヤル(171)」が運用中であることおよび、被災地への不要不急の電話は控えていただくよう、繰り返しのアナウンスをよろしくお願い致します。



新潟県中越地震特設公衆電話一覧 2004/10/25 20:00現在


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