News Release

平成15年6月13日


自治体が整備した光ファイバ及び無線設備等を活用した
「特定地域向けIPデータ通信網サービス」の提供について


 NTT東日本は、「特定地域向けIPデータ通信網サービス」の提供を、平成15年4月1日より秋田県矢島町様で開始いたしましたが、この度、福島県原町市様で無線技術(FWA方式 )を活用した形態での提供を行うこととし、本日、総務大臣に契約約款の認可申請及び料金の届出を行いました。
 なお、原町市様のご利用は、自治体の無線設備を活用し、住民にブロードバンド環境を提供する初めてのケースとなります。
*  FWA(Fixed Wireless Access):加入者系無線アクセスシステム


1.サービスの概要
 本サービスは、地域ニーズに合わせたブロードバンドサービス環境を提供するため、自治体が整備した光ファイバ設備と無線設備等をIRU で調達し、当社ビル内の端末回線の終端において、自治体が指定するISP網等へ接続を行うものです。
 また、全国水準と同程度の利用料金で高速インターネットが享受でき、利用者が多い程、割安な料金となる特徴を有しています。
*  IRU(Indefeasible Right of User) : 関係当事者の合意がない限り、破棄又は終了させることができない長期安定的な使用権

【ネットワーク構成と主な機能(例)】
【ネットワーク構成と主な機能(例)】


2.サービス料金等
 基本額および設備量に比例した加算額、および工事料が必要となります。
 なお、詳細な提供料金については、自治体が整備したインフラ設備の構成およびIRU等の条件により個々に異なりますので、本サービスをご希望される自治体に対してNTT東日本が個別にご相談させていただきます。


3.提供開始日・提供エリア等
 平成15年7月1日(火)より、福島県原町市様にてサービス提供を開始する予定です。
 なお、今後は、各自治体の需要に応じながら、他の自治体にも提供いたします。


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