2003年3月11日
報道発表資料
ブロードバンドフォーラム
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
株式会社ニッポン放送
東日本電信電話株式会社


ライブコンテンツ配信システムの
マーケットトライアルの開始について


 ブロードバンドフォーラム(会長:中井 豊[芝浦工業大学システム工学部助教授])及び、フォーラムメンバーであるエヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社(以下 NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:)、株式会社ニッポン放送(以下 ニッポン放送、本社:東京都港区、代表取締役社長:亀渕昭信)、東日本電信電話株式会社(以下 NTT東日本、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三浦 惺)は、ライブコンテンツ配信システムのマーケットトライアルを2003年3月21日(金)から実施します。


1. トライアルの背景及び目的
 インターネットアクセス回線の高速化、ブロードバンドコンテンツの増加に伴い、コンテンツホルダからは、ライブ映像等のコンテンツをより多くのユーザーへ安全かつ安価に配信する手段を求める声が高まっています。これまでのストリーミング技術では、すべてのユーザーの端末(PC)が配信サーバへ接続して配信を受けるため、同時に接続するユーザー数、また配信するコンテンツ容量に応じて、高性能のサーバ及び広帯域のバックボーン回線が必要となり、大容量の配信を行う際にはコストが上昇してしまう問題がありました。
 本トライアルでは、コンテンツホルダに効率的な配信手段を提供し、ユーザーにとってもメリットの高いブロードバンドコンテンツの流通を目指して、P2Pと呼ばれるユーザーの端末間での対等な通信を行うネットワーク技術を利用した新たな低コスト大容量配信システム*を構築し、同システムを利用したブロードバンド向けインターネット番組配信のトライアルをブロードバンドフォーラム及び参加各社が実施することにより、マーケットにおけるビジネス性の検証を行います。
  *   新たにライブ映像の視聴をリクエストしたユーザーへの配信を、その時点で既に同じ映像を視聴している別のユーザーのPCを経由して行うことにより、クライアントの視聴状況に応じて、サーバに負荷が集中しない効率的な配信を実現します。


2. トライアルの内容
 ニッポン放送のライブコンテンツ配信サイト(http://www.lfx.jp/)で、本システムを利用したインターネットラジオ番組のライブ配信を行います。PCやインターネットへのアクセス環境をお持ちの方であれば、専用のソフトウェア*をインストールするだけで番組を視聴することができます。
 本トライアル中、配信サイトでは、アンケートによりサイト視聴者からの生の声を収集し、本システムのマーケット受容性を検証します。
 また、NTT東日本・NTT-ATは本システムの提供・運用・保守を行い、ネットワークオペレーションのノウハウの蓄積を図ります。
  *   ソフトウェアは配信サイトより無料でダウンロードすることができます。


3. トライアル参加各社の役割分担
(1)ブロードバンドフォーラム
プラットフォームの提供
(2)NTT-AT
本システムの保守・運用
(3)ニッポン放送
本システムを利用したエンドユーザ向けサイトの提供
ライブ番組の供給
(供給される主な番組は以下のとおり)
  ・ 「野球ペナントレース(巨人戦70試合、ヤクルト戦70試合)」
  ・ 「ブロードバンド!ニッポン」毎週(月)〜(木),(土)(日)
ブロードバンド向けオリジナル番組。お台場スタジオの映像と共にニッポン放送の人気アナウンサーが日替りでDJをつとめ、曜日ごとに特色を持った音楽とトークを配信。
  ・ 「allnightnippon・インターネット」毎週(月)〜(日)
ヤング層に人気のニッポン放送看板深夜番組オールナイトニッポンを同時にインターネット向けに音声ライブ配信。
(4)NTT東日本
本システムの提供


4. 今後の予定
 本トライアルを踏まえ、平成15年10月を目途に、同システムの本格市場導入をめざします。



別紙 システム構成イメージ
(参考)ブロードバンドフォーラム概要


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