News Release

平成15年1月14日


電話会議装置「EC−13」の販売開始について


 NTT東日本及びNTT西日本は、クリアな音質での電話会議を簡単に実現する電話会議装置「EC−13」を平成15年1月15日(水)から販売開始します。

商品名 電話会議装置「EC−13
販売価格※1 130,000円
販売開始日 平成15年1月15日(水)
販売地域 全  国
販売予定数 NTT東日本 1,000台/年
NTT西日本 1,000台/年
※1 上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。


1. 商品概要

 本商品は「EC−12」の後継機種で、内蔵のマイクとスピーカを利用し、複数の参加者による電話会議を簡単に開催することができる装置です。
 「EC−12」の基本機能に加え、新たにNTTサイバースペース研究所が開発した、空調や電源などに起因する周辺雑音をカットする最新の「ノイズリダクション機能」及び高精度の「エコーキャンセラ機能」を搭載し、クリアな音質の電話会議を実現します。また、電話会議の形態にあわせ「受話優先モード」及び「送話優先モード」いずれかの会議モードの設定が可能です。


2. 主な特徴

(1) 簡単接続で電話会議を実現
 アナログ回線、もしくはISDN回線に接続したターミナルアダプタのアナログポート、ビジネスホン・PBXのアナログ内線等に接続するだけで、簡単に複数の参加者による電話会議を開催することができます。さらに、多地点電話会議サービスを利用すれば複数拠点を同時に結んだ電話会議を開催することができます※2
※2 多地点電話会議を利用する際には、別途電話会議サービス提供会社との契約が必要となります。

(2) クリアな音質での電話会議を実現
 NTTサイバースペース研究所が開発した、空調や電源などに起因する周辺雑音を、時間的な変化や周波数特性から予測し、不要な周波数成分だけをカットして明瞭な音質を実現する「ノイズリダクション機能」及び高精度の「エコーキャンセラ機能」を搭載するとともに、エコーが発生しにくいよう本体の4隅にマイク、上部にスピーカを配置しているため、聞き取りやすい高品質な電話会議を開催することができます。

(3)会議モードの設定が可能
 報告型の会議(講話や講義等)なら受話音量を安定させる「受話優先モード」、議論型の会議なら双方向から声を同時に聴取可能な「送話優先モード」と会議スタイルに合わせた2つの会議モードが設定可能です。

(4)柔軟な接続形態に対応
 デュアルモードテレビ電話機「Moppet」等のテレビ電話機やパソコン等の音声入出力ライン端子に接続してマイク内蔵スピーカとして利用することができます※3。また、本商品を2台接続することにより、より多くの人数が会議に参加することも可能です。
※3 テレビ電話機やパソコンの種類によってはご利用いただけない場合があります。

(5)マイク・スピーカの増設が可能
 本体の入出力端子に、市販のマイク(3個まで)及びスピーカ(1台まで)を接続できますので、広い会議室等で利用する場合や多人数の電話会議に対応できます。



EC−13
EC−13



【別紙1】主な仕様
【別紙2】利用イメージ図


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