News Release

平成14年5月17日


超高速専用サービス「スーパーハイリンク」の提供について


 NTT東日本は、お客様要望に応じた占有ネットワークを構築することにより、自治体や大規模企業等が複数拠点間で大容量(ギガクラス)のデータ伝送を可能とする、超高速専用サービス「スーパーハイリンク」を提供することとし、本日、総務大臣に契約約款の認可申請及びユーザ料金の届出を行いました。


1.サービス提供の目的

 近年、自治体や大規模企業を中心に、複数拠点を結び、さらなる信頼性と高速化ならびに回線の増速・増設にも柔軟に対応できるサービスへの需要が高まっています。このようなご要望にお応えするため、超高速SONET※1リング※2をお客様が占有してオーダーメイド的に構築できる超高速専用サービスを提供することとします。
 本サービスの提供により、複数の拠点間やセンタ・エンド型の通信において、ギガクラスの大容量データの伝送等が、高い信頼性のもと低廉な料金で実現可能となります。

※1   SONET (Synchronous Optical Network):同期光ファイバネットワーク
※2   リング:環状ネットワーク


2.サービス概要

 本サービスは、既存の専用線やデータ系サービスでカバーできない高度なニーズにお応えするとともに、大口のお客様ほど低廉な料金でネットワークが利用できるサービスです。

<主な特徴>
(1)高信頼性
 SONETリング内の自動切替機能により、回線故障等の際に瞬時に異なったルートに切り替えることができ、信頼性の高いネットワークを実現
(2)大容量SONETリング網の提供
 2.4G、10GのSONETリング網を利用することにより、複数の拠点間において高速の回線で通信が可能
(3)増速・増設への柔軟な対応
 回線の増速・増設及び対地変更は、迅速かつフレキシブルに対応可能
(4)東日本全エリアで提供
 東日本におけるサービス提供地域全域(県内)での提供が可能

<利用イメージ>
利用イメージ


3.料金

 ネットワーク構成に応じて以下の方法により算出します。
料金算出方法
※3: 2.4Gb/s中継回線用のもの、10Gb/s中継回線用のものがあります。なお、基本額は3専用サービス取扱所に伝送装置を設置する場合に適用し、加算額は3を超える1専用サービス取扱所に伝送装置を設置する場合に適用します。
※4: 基本額と加算額があります。なお、加算額の光信号増幅装置については、受光感度が規定に満たない場合に適用します。
※5: 基本額と加算額があります。

料金算出方法

(1)月額料金
端末回線の部分
取扱所伝送設備の部分
中継回線の部分
回線終端装置専用料

(2)工事料 別途必要となります。


4.提供地域

NTT東日本サービス提供地域全域


5.提供開始時期

6月上旬目途(認可後、速やかに提供することとします。)


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