News Release

平成14年3月25日


コロケーション手続き等に関する接続約款変更の
認可申請について


 NTT東日本及びNTT西日本(以下 NTT東西)は、本日、総務大臣に対し、コロケーション手続き等に関する接続約款の規定を一部追加・変更する認可申請を行いました。


1.背景

 NTT東西は、当社の指定電気通信設備と他事業者様の電気通信設備との接続に係るコロケーション手続き等を接続約款に明確に規定することにより、円滑かつ効率的な相互接続の推進に努めてまいりました。
 また、昨年末には当社のリソースの効率的な利用等を進める観点から、コロケーション・スペースの保留期間の短縮等について接続約款を変更するとともに、当社DSLサービス用に保留していたリソースについて、保留期間の短縮に係る新ルールの適用及び新装置の採用による効率化・省電力化等を考慮した見直しによって保留解除したリソースを他事業者様に配分してまいりました。
 しかしながら、依然としてリソースの逼迫状況が継続している状況を踏まえ、高速インターネットサービスの急速な普及拡大に伴い、今後益々増大するリソース需要に対応するとともに、有限である当社のリソースの効率的な利用を一層進めるため、コロケーション手続き等に関する接続約款の規定を更に一部追加・変更することとしました。


2.主な内容

(1)リソース配分に係る上限方式の導入
 コロケーション・スペース等の当社のリソースの空き容量が一定水準以下となったビルにおいて、より多くの他事業様への公平且つ適正なリソース配分を行うため、コロケーションを要望されている他事業者様へ一度に配分するリソースの量を規定値以下とすることとします。

(2)情報開示の充実
 現在、当社ホームページ上でコロケーション・スペース及びMDF端子数に係る空き情報を他事業者様向けに開示していますが、更に内容を充実して欲しいとの他事業者様からのご要望等にこたえ、新たに電力設備に係る提供可能容量等に関する情報を追加開示することとします。
 また、これらの開示情報については、今後1ヶ月毎に最新情報へ更新するよう従来よりも更新周期を短縮化するとともに、前項の上限方式の適用対象となる情報については、定期更新を待たず速やかに更新を行うこととします。


3.実施時期

 総務大臣の認可を得た後、速やかに接続約款の変更を実施します。


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