平成12年9月26日
第10報(午後4時00分現在)

東日本電信電話株式会社
株式会社NTTドコモ


三宅島通信設備の電力供給の復旧について


 三宅島通信設備の非常用発電機のエンジンが昨日より正常に動作しないため、非常用バッテリー等による電力供給を行っておりましたが、本日午前10時12分〜午後3時14分の間、東京電力はじめ三宅島災害対策関係者の方々のご協力により商用電源による電力供給が回復しました。
 この間、非常用発電機のエンジンの動作不良についても各種点検調査を実施しました。
 調査の結果、動作不良の原因は潤滑油配管の緩みによるものと判明したため、修復作業を速やかに実施し、本日午前11時33分に機能復旧いたしました。
 これにより、懸念されていた9月26日(火)正午以降、数時間以内の通信設備の機能停止による三宅島および周辺4島(八丈島・神津島・御蔵島・青ヶ島)の通信サービスに対する影響は当面回避されました。

 なお、現在は商用電源による電力供給が再び停止しましたので、非常用発電機による電力供給を行っており、正常に動作しています。

 しかしながら、今後万が一、あらたな泥流の発生等により、非常用発電機の燃料の補給ができない場合やケーブル等の通信設備が損傷した場合には、三宅島と周辺の4島においても、通信サービスの提供に多大な影響が発生するため、引き続き、NTTグループ各社と協力して、可能な限り通信サービスの確保に努めることといたします。


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