関東病院


選択科目研修プログラム:麻酔科

21 麻酔科

  1. 麻酔科基本研修で身につけた知識や基本技術をより確実なものとする。
  2. 硬膜外麻酔、分離肺換気、低血圧麻酔、開胸手術の麻酔、開胸・開腹手術の麻酔、脳神経外科 の麻酔などより高度な知識と技術を必要とする麻酔を経験する。
  1. 術前回診
    • GIO:術前回診で患者状態を把握して、麻酔リスクを的確に判断し、適切な麻酔方法および 術中モニターを選択できる。
    • SBOs:
    1. 現病歴、既往歴、家族歴、麻酔歴を正確に把握することができる。
    2. 術前の臨床検査の結果を適正に評価することができる。
    3. 患者の全身状態、脱水状態、合併症、常用薬剤を把握することができる。
    4. 指導医の下で麻酔前投薬を決定して、指示ずることができる。
    5. 指導医の下で経口接種制限時間を適正に決定して、指示することができる。
    6. 麻酔方法、麻酔の危険性や安全性を患者に分かり易く説明することができる。
  2. 手術室
    麻酔科スタッフ医師の指導のもと安全に麻酔管理を行うための基礎知識と技術を身につける。

    【麻酔器、麻酔用器具、モニター機器】
    • GIO:麻酔器、麻酔用器具、モニター機器に関する基礎知識と適正に使用するための技術を身につける。
    • SBOs:
    1. 麻酔回路を正確に接続することができる。
    2. 麻酔器を正確に作動させることができる。
    3. 麻酔用人工呼吸器を正確に作動させることができる。
    4. 麻酔必要器具を適正に使用することができる。
    5. ベットサイドモニタを正確に作動させることができる。
    6. 心電図電極を適正な位置に貼付し、心電図の波形をモニターに表示させることができる。
    7. パルスオキシメーターの原理を理解し、正しく使用することができる。
    8. 筋弛緩モニタリングの原理を理解している。

    【全身麻酔の実技】
    • SBOs:基本研修の行動目標に次の項目を追加する。
    1. 指導医の下で気管支ファイバーによる挿管を行う。
    2. 指導医の下で覚醒挿管を行う。
    3. 指導医の下で分離は換気による肺外科麻酔を行う。
    4. 指導医の下で低血圧麻酔を行う。
    5. 指導医の下で脳外科手術の麻酔を行う。
    6. 指導の下で開胸・開腹手術の麻酔を行う。
    7. 指導の下で心疾患を合併する患者の麻酔を行う。

  3. 【脊椎麻酔の実技】
    • SBOs:
    1. 脊椎麻酔の原理を理解している。
    2. 指導医の下で脊椎麻酔の実技を行う( 10例程度)。
    3. 術中必要薬、必要物品の理解と準備ができる。
    4. 脊椎麻酔の合併症の知識がある。
    5. 指導医の下で脊椎麻酔の合併症に適切な対策を行うことができる。
    6. 感染防止に注意して脊椎麻酔を行うことができる。

    【硬膜外麻酔の実技】
    • GIO:硬膜外麻酔を麻酔科スタッフ医師の指導下に実施して、安全な硬膜外麻酔法を身に つける。
    • SBOs:
    1. 硬膜外麻酔の原理を理解している。
    2. 硬膜外麻酔の実技を行う(20例程度)
    3. 術中必要薬、必要物品の理解と準備ができる。
    4. 硬膜外麻酔の合併症の知識がある。
    5. 指導の下で硬膜外麻酔の合併症の対策を行うことができる。
    6. 感染防止に注意して硬膜外麻酔を行うことができる。
  4. 回復室
    • GIO:回復室での患者管理を身につけて、安全に帰棟させるための知識と技術を身につける。
    • SBOs:
    1. 回復室の目的を理解している。
    2. 回復室スコアを判定することができる。
    3. 回復室において指導医の下で術後鎮痛を行うことができる。
    4. 回復室で起こり得る術後合併症を理解している。
    5. 指導医の下で術後合併症に適切に対処できる。
  5. 術後回診:基本研修に同じ
    • GIO:良い麻酔管理を行うために術後回診を行う。
    • SBOs:
    1. 術後回診を術後2-3日以内に行うことができる。
    2. 適切に術後回診を行うことができる。