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第26回もしもし医学セミナーを開催しました

第26回もしもし医学セミナーを開催

11月1日(土)、当院カンファレンスルームにおいて「泌尿器がんのお話」をテーマに「第26回もしもし医学セミナー」を開催しました。あいにくの雨にもかかわらず160名弱の方が参加され、大盛況での開催となりました。


亀山院長

最初に座長を務めた当院院長の亀山が「今後のがんの動向について」と題して講演を行いました。高齢化とともに、がんにかかる人が増え、男女ともに、約2人に1人が一生のうちにがんと診断されています。また男性では、胃がんが減少傾向、大腸がん、肺がん、前立腺がんが増加傾向にあり、女性では、胃がんは男性と同じく減少傾向、乳がん、大腸がん、肺がんが増加傾向にあります。がんの治療成績が向上し、がん全体でみても5年生存率は60%、胃、大腸、乳房、子宮、前立腺などのがんではさらに良好な5年生存率を達成しているとの事などを説明させていただきました。最後に、がん研究振興財団から提唱されている「がんを防ぐための新12か条」を紹介されましたので明記します。 

①たばこはすわない  ②他人のたばこの煙をできるだけ避ける  ③お酒はほどほどに  ④バランスのとれた食生活  
⑤塩辛い食品は控えめに  ⑥野菜や果物は豊富に  ⑦適度に運動  ⑧適切な体重維持  ⑨ウィルスや細菌の感染予防と治療  
⑩定期的ながん検診を  ⑪身体の異常に気がついたら、すぐ受診を  ⑫正しいがん情報でがんを知ることから 

東京大学先端科学技術研究センター特任教授の赤座先生

続いて、東京大学先端科学技術研究センター特任教授の赤座先生が「ドクター赤座の泌尿器がんのお話」と題し講演を行いました。患者さん自身にあった治療法を選択できる、標準治療と最新の動向をについて話されました。一つの事例として、前立腺がんの場合、病理組織が比較的良好で、がんの広がりの範囲が非常に狭い場合には、すぐには積極的に治療せず、継続観察という方法を選択します。患者さんの年齢やいろいろな条件にもよりますが、最後まで治療しなくても良いという状況もあり、これを積極的監視療法というそうです。それ以外は「手術をする」あるいは「放射線治療」「内分泌(ホルモン)療法」の主に3つの選択肢があり、適宜、主治医と相談しながら決めていきます。患者さんとの話し合いの結果、最適な治療を選ぶことが大事との事でした。


講演資料

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