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当科における da Vinci手術の取り組み

da Vinci

da Vinci

従来の腹腔鏡手術との違いは?

腹腔鏡手術も同様に鉗子を用いて手術を行いますが、ロボット手術の利点は術者負担が少なく、繊細な手術が可能であることです。ロボット手術は座りながら手術を行いますので、長時間を要する癌の手術などでは威力を発揮します。通常の手術では何時間も立ちっぱなしですので、術者の負担は大きくなります。また、腹腔鏡手術では2次元のモニターで手術を行いますが、ロボット手術では3次元の非常に鮮明なモニターで手術を行います。こういった点も安全にストレスなく手術を行えるメリットがあると考えられます。さらに、腹腔鏡手術で用いる鉗子は先端が固定されているので、可動域(人間の手のように動かせる領域)が制限されます。そのため、腹腔鏡手術で細かな手術を行うためには多くの修練を必要とします。しかし、ロボット手術では鉗子の先端が人間の手と同じかそれ以上の可動域を持つため、とても繊細な手術が可能となります。これらは出血量の軽減につながります。産婦人科で行う手術は、骨盤の深いところで、膀胱、尿管、腸管が複雑に入り組んだ場所であるため、鉗子の可動域が広いことはとても有利と考えられています。

当院の診療実績

当院では亀山院長、志賀部長の泌尿器科グループにおいて、驚異的なロボット手術件数(2015年12月から300例以上)を誇っており、スタッフ一同が取り扱いに習熟しています。当科は2017年10月から子宮体癌に対してロボット手術を開始しました。

また、2018年4月の診療報酬改定によりロボット支援下子宮悪性腫瘍手術と良性疾患に対するロボット支援下膣式子宮全摘術が保険収載されました。2018年10月から良性疾患に対しては、当院でも保険で治療が可能となっております。

今後は多くの手術がロボット手術になっていくものと思われます。

当科では婦人科腫瘍専門医5名、婦人科内視鏡技術認定医2名、手術支援ロボットダヴィンチ資格認定2名が在籍しており、安全面には特に配慮し手術を行っています。

詳しくは産婦人科の腹腔鏡外来でおたずねください。