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予防医学センター(人間ドック)

人間ドック・健康診断

受付カウンター

予防医学センター(人間ドック)では、人間ドックのほかに、資格・免許申請・受験・就職・留学などの一般健康診断を行っております。

個人で一般健康診断を受診される方は、事前に下記へお問合せのうえお越しください。

■お問い合わせ先
NTT東日本関東病院 予防医学センター 人間ドック室
電話:(03)3448-6275 受付時間:平日10:30〜16:30

予防医学センターで扱う病気

予防医学センターは人間ドックを行っています。癌や生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、腎臓病、虚血性心疾患、脳梗塞、など)といった重大な病気の早期発見や予防に努めています。

がん

日本人の死因の一位は男女ともに癌であり、罹患率の一位は胃がん、癌死亡率の一位は肺がんで、この両者には特に注意が必要です。

住民検診や企業検診での胃がん検診はバリウムによる胃X線検査が一般的ですが、この検査ではごく早期の胃がんや食道がんを発見することは困難です。一方、内視鏡検査は、胃がんや食道がんを早期発見することが可能であり、早期発見されれば内視鏡による治療だけで完治することが可能です。当院の人間ドックでは内視鏡による綿密な胃がん検診が内視鏡センターにて内視鏡専門医により行なわれています。当院人間ドックでの胃がん発見率は全国平均の約2倍で、そのうち80%の方が当院にて精査・加療されています(図1)。

図1 当院人間ドックでの胃がん発見率                                                                  図1 当院人間ドックでの胃がん発見率       (2007年〜2014年の平均値)

肺がんは近年増加傾向にあり、近年増加している肺がんはタバコとは無関係な腺癌というタイプなので非喫煙者でも 油断はできません。肺がんの早期発見には、職場検診や住民検診で一般的に行われている胸部X線検査よりも、胸部CT検査のほうが遥かに優れています。当院の人間ドックでは、40歳以上の受診者の方には低線量CTによる肺がん検診を行っており、放射線科専門医を含めた三人の医師による多重チェックが行われています。当院人間ドックでの肺がん発見率は全国平均の約5倍で、そのうち85%の方が当院にて精査・加療されています(図2)。

図2 当院人間ドックでの肺がん発見率                                                                  図2 当院人間ドックでの肺がん発見率       (2007年〜2014年の平均値)

このように、人間ドックは多くのがん疾患の早期発見に極めて有力ですが、過信は禁物です。例えばすい臓がんのように、現代のスクリーニング技術では早期発見が極めて困難な疾患も存在します。また、全てのがん検診にメリット(早期発見)とデメリット(過剰診断)があります。たとえどんなに質の高い人間ドックを受けても、これらの限界をよくご理解して頂く事が必要です。

生活習慣病とメタボリックシンドローム

図3は当院の人間ドックの受診者における生活習慣病の内訳を示します。約40%が肥満と診断され、糖尿病(40)%高血圧(38%)、脂質異常(39%)となっています。約20%に肝機能異常を認めますが、この殆どが肥満が原因の脂肪肝によるものです。これらの生活習慣病を放置すると心筋梗塞や脳卒中といった重篤な動脈硬化性疾患の引き金になります。肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドロームといった基礎疾患を人間ドックなどで指摘された場合は、それらを着実に是正することにより動脈硬化性疾患の一次予防に努めることが最も重要です。

図3 人間ドック検査項目別の年別比較図3 人間ドック検査項目別の年別比較

がんや生活習慣病が気になる場合は、是非一度当院の人間ドックを受診頂ければ幸いです。

センター長 郡司 俊秋