関東病院


血液浄化センター

血液浄化療法を必要とする方々がスムースに血液透析や腹膜還流を開始できるよう、血液浄化療法導入時教育システムがあります。腎臓病・血液浄化センターのスタッフを中心に栄養士・薬剤士・ケースワーカーを加え、腎機能が低下し血液浄化療法を避けることが不可能と判断された時期から血液浄化療法開始に至るまで、一貫して患者さんをサポートするシステムです。患者さん一人一人に担当する腎臓病・血液浄化センターの看護師が決められ、患者さんの腎機能の変化や問題点について継続的に必要な情報の提供やご相談に応じています。

近年では血液浄化療法により長期に生存している方が著しく増加しています。他透析施設で血液浄化療法を受けている方の長期透析により生じるさまざまな合併症の治療のための入院加療や手術を必要とする病気にかかった方々の透析療法を入院科と協力して行っています。入院科はほぼ全科におよび年々患者数は増加しています。入院患者さんの高齢化・高度先進医療による大手術や化学療法の増加により派生する急性腎不全の患者数も増加傾向にあります。一過性の腎機能の悪化に対して、血液浄化療法を含め、当室のスタッフが対応しています。

いきいき透析せいかつ

いきいき透析せいかつ

透析治療を受ける方が年々増加していると共に高齢化社会を背景に透析療法を開始する平均年齢も全国的に65歳となっております。このような社会背景を受け、私たち血液浄化センターでは高齢の患者さんも安心し透析療法を受けられ、生き生きと社会生活ができるよう支援しております。

現在私たちの血液浄化センターは医師4名、看護師5名、臨床工学技士4名で構成されています。患者さんが安心して透析を受けられる様コミュニケーションをとりながらそれぞれの役割とチームワークを大切に日々支援しております。

血液浄化センターは、個室ベッド2床を含む18床で構成され総合病院の中の透析施設として各科の入院患者さんを積極的に受け入れ、重症患者さんにも対応しております。中央にナースステーションがあり、患者さん全体のベッドが見渡せる配置で、透析中の患者さんのご要望に素早く対応出来る様になっております。各ベッドに液晶テレビが設置してあり(BS完備)透析中もくつろいで過ごせます。

センターからは病院の中庭が見渡せ、四季折々の樹木を楽しむことが出来、多くの患者さんから『心癒され、ほっとする』と大変好評を得ております。

私たち看護師は、透析中に患者さんとより良い信頼関係が築けるよう積極的にお話を聞き、患者さんの精神的・身体的な悩みにお答え出来るよう支援しております。更に、個々の患者さんの生活背景に合わせ、他の透析病院や透析施設の紹介も積極的に行っております。

当院は受け持ち制をとっており、維持透析の患者さんや入院中の透析初期の患者さんの教育や指導に医師や臨床工学技士、栄養士と連携を取り個別的に対応しております。腹膜透析の患者さんに対し、血液透析とは別の診察室にて定期的に診察を行い患者さんの在宅指導にあたっております。また、外来患者さんの腎不全教育(保存期・準備期・選択期)も個別に行い細やかな教育を行っております。 この様に私たち看護師は透析患者さんの生活がより健康的で輝かしい日常生活になるよう日々努力しております。

診療実績

【2016年 血液浄化センター実績】

外来透析施行 3819件
入院透析施行 1440件
腎不全教育 356件
新規血液透析導入 54件
持続的血液ろ過透析療法施行 67件
血漿吸着・交換療法施行 50件
緊急腎臓代替療法施行 73件

部長 渋谷 祐子