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悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、リンパ節などのリンパ系の組織の「がん」です。大きく分けてホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つがあります。顕微鏡でわかる形態学的特徴(病理分類)、細胞形質、そして染色体・遺伝子異常などをもとに分類されます。非ホジキンリンパ腫は、病勢によって進行のスピードが速いタイプを高悪性度、ゆっくりなものを低悪性度と分類します。治療法を選択する際に、病理分類、進行のスピードによる分類、病期(腫瘍の広がり)、年齢、全身状態、などを考慮します。

1.放射線療法

放射線をリンパ腫のある部位に照射します。照射した部位に対してのみ効果があります。

2.化学療法

内服薬あるいは注射や点滴の抗癌剤の治療です。

3.生物学的製剤

最近よく使われる薬がリツキサンです。CD20という、成熟B細胞の性格を示す悪性リンパ腫に効果があります。抗体に放射性同位元素を結合したものも開発されています。

4.経過観察(Watchful Waiting)

低悪性度リンパ腫の場合、全く無症状で何年も経過することがあります。化学療法を行うメリットがないと判断される場合には定期的に診察を続け、何か症状が出たときにはじめて治療を行うという選択です。

5.造血幹細胞移植

標準的な化学療法だけでは再発の可能性が高い場合に、大量の抗がん剤を使用することで治癒を期待する治療法です。