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レーザー治療

皮膚科では「レーザー療法」による治療を行っています。レーザー治療はレーザー光線により、茶色や黒、青色あるいは赤色を選択的にこわすことによって(Qスイッチアレキサンドライトレーザー、色素レーザー)、あざやしみを薄くしたり、組織を蒸散させることによって(炭酸ガスレーザー)、小腫瘍をとる治療法です。治療目的にあった波長の光線を瞬間的に照射する装置を用います。
以下に、レーザ療法の概略をご説明します。

レーザー療法の適応となる病気

保険診療の適用(通常の診療と同様に、自己負担分のみご負担していただきます)となる病気と保険診療の適用外(全額自己負担となります)の病気とがあります。

保険診療の適用となる病気:
Qスイッチアレキサンドライトレーザー:太田母斑、異所性蒙古斑(青あざ)、外傷性色素沈着症
色素レーザー:単純性血管腫、苺状血管腫、病的な毛細血管拡張症
保険診療の適用外の病気:
老人性色素斑(しみ)、扁平母斑(茶あざ)、母斑細胞母斑(ほくろ)、美容目的のレーザー

小腫瘍や母斑細胞母斑(ほくろ)はレーザー以外の治療のほうが良い場合があります。肝斑や雀卵斑(そばかす)のように消えない、もしくは消えにくいものもあります。
保険診療、自費診療の判断は診察の上決めさせていただきます。

実際の治療

1. 診察・予約
レーザー治療の効果は、あざやしみの種類だけでなく、人や部位により異なります。1回の照射で治療を終了する場合や、数カ月あけて数回、あるいは1年以上の長期にわたり治療を継続する場合など様々です。
よりよい治療効果を得るために、まず十分にご理解いただいてから治療を開始したいと考えています。照射は初診日でなく、次回予約日に行います。
2. テスト照射
全体を治療する前に、一部にレーザー照射を行い反応を見ることがあります。
3. レーザー照射
遮光メガネをして、レーザーを照射します。レーザー光線の種類、照射回数、費用などは治療するあざやしみによって異なります。
4. 照射後
照射したところが、茶色から黒色に変化し、約2週間で薄いかさぶたがとれてきます。この間、入浴、洗顔は可能ですが、患部は清潔にし、強くこするのはやめてください。照射当日から5日間は軟膏を塗り、薄くガーゼをはります。数カ月間は直射日光を避け、照射部位には日焼け止めクリームを塗ってください。患者さんによっては、一時的にかえって色が濃くなることがありますが、通常は自然に薄くなります。

老人性色素斑レーザー照射前

老人性色素斑レーザー照射前

老人色素斑レーザー3回照射後

老人色素斑レーザー3回照射後

色素レーザー(V-beam)

色素レーザー(V-beam)

治療費のご案内

太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、単純性血管腫、苺状血管腫、病的な毛細血管拡張症は保険診療の適用になります。老人性色素斑や扁平母斑に対してレーザー療法を行う場合には、保険診療の適用になりませんので、下記の基本料、照射料のほかに診察料、お薬の処方なども自費となります。

自費診療の基本料

初回(テスト料を含む) 3,000円(税抜)
2回目以降(レーザー治療あり) 2,000円(税抜)
2回目以降(レーザー治療なし) 1,500円(税抜)

自費診療の照射料

老人性色素斑 照射面積が1cm2以下 10,000円(税抜)
照射面積が1cm2を越え4cm2以下 20,000円(税抜)
照射面積が4cm2を越え16cm2以下 30,000円(税抜)
扁平母斑 照射面積が4cm2以下 10,000円(税抜)
照射面積が4cm2を越え9cm2以下 20,000円(税抜)
照射面積が9cm2を越え25cm2以下 30,000円(税抜)
色素レーザー 照射面積が1cm2以下 10,000円(税抜)
照射面積が1cm2を越え4cm2以下 20,000円(税抜)
照射面積が4cm2を越え16cm2以下 30,000円(税抜)