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心臓血管外科:心臓手術、血管手術を受ける患者さまへ

はじめに

はじめに

心臓手術を受けられる患者さまは手術に対し何らかの不安をお持ちかと思います。この不安を少しでも解消するためには、病気の状態、手術の必要性、手術の段取り、危険性、入院期間、費用などについて正確な説明を受け正しく理解していただくことが大切です。

このホームページは心臓手術の正確な情報を提供することにより、患者さまが安心して手術が受けられることを目的としております。一般書に掲載されている病気の基本的な内容につきましては割愛させていただき、手術の要点と、当院の特徴、治療経験、成績を中心に構成いたしました。治療経験、成績は、部長が代わり、診療体制が替わった2007年4月以降、約3年間のものをお示しいたします。

入院から退院まで

入院から退院までの流れは次のとおりです。

(1)手術適応の決定

手術適応の決定

手術が本当に必要であるか。現時点が手術を行う最も適切な時期であるか。また、どのくらい手術に危険性があり、どのくらい手術により患者さんが良くなるかを検討します。これには、外科医と循環器内科医がカンファランスを行い医学的見地からの意見をまとめます。その内容を患者さんとご家族によく説明し理解していただいたうえで手術を決定致します。

(2)術前検査と合併症予防対策

手術により心臓を治しても、他の合併症を起こしては困ります。特に近年、ご高齢の方で手術を受ける方が多くなっており、心臓以外にも病気を持っておられる場合が少なくありません。このことが手術に対する危険性を高める場合が少なからずあります。当院では総合病院の利点を生かし他科との連携のもとに患者さまの状態を術前総合的に把握します。

(3)自己血貯血

手術時に他人からの輸血をなるべく避けるために、可能な患者さんからは、術前御自身の血液を採血し保存しておいて、手術時にその血液を患者さんに戻します。

(4)手術方法の決定

外科のスタッフでカンファランスを行い、手術内容の再確認と、他臓器を含めたリスクチェックを致します。そして手術内容と危険性、合併症などについて、患者さんとそのご家族に詳しく説明を行い。よく納得していただきました上で承諾書をいただきます。

(5)手術

(6)術後

手術が終わると集中治療室へ入ります。通常2日間集中治療室に滞在し、その後一般病室へ戻ります。

(7)リハビリ

点滴やドレーンなどの管が抜けましたら、積極的に動いていただき、退院し日常の生活に戻れるよう準備をします。通常、術後10日から2週間の間に退院されますが、高齢者や手術前よりベッド上安静が必要であった方などで、自宅へ帰り通常の生活がすぐにできない方は、もう少しリハビリをしていただくことになります。

(8)手術結果の評価と説明

弁膜症手術は心エコーにより、冠動脈バイパス手術や動脈瘤の人工血管置換手術は64列CT等により手術の評価を行います。主治医よりこの結果をお見せして退院後の生活指導を含め退院前に説明を行います。