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脳卒中センター

脳卒中センター開設 〜当センターが誇る3つの特徴を中心として〜

当院が超急性期の脳卒中治療に即応するべく、2005年5月9日に開設いたしました「NTT東日本脳卒中センター」についてご紹介をしたいと思います。私たち「NTT東日本脳卒中センター」には他の施設にはない3つの特徴があります。

まず第一は外科系、内科系、リハビリ専門医、神経放射線医がひとつのチームを組んで、一体となって包括的に治療にあたる体制を備えたことです。私たちは外科と内科の壁を完全に取り去り、一人ひとりの患者さんに相互の立場からより建設的な意見を出し合い、チーム医療を組む体制を整えました。

第二の特徴はチームにリハビリ専門医と理学・作業・言語各療法士のリハビリスタッフが参加していることです。当センターでは可能であれば入院当日からでもリハビリ訓練を開始していますし、手術を行った患者さんですら、翌日からベッド上での訓練を開始しています。また週末にもリハビリを最低1コマはリハビリを実施できるような体制を整えています。こうした超急性期のリハビリの積極的な取り組みは、必ずや患者さんの早期社会復帰に向けて貢献できるものと期待しています。

第三の特徴は、治療の必要のある脳卒中患者さんをいかなるときでもお引き受けできるように、毎夕5時の時点で必ず3床の空ベッドを準備する体制を整えたことです。また直通電話でセンター医師が直接対応することにより、いかなるときでも「わかりました。どうぞ直ちに患者さんをお送りください」とお応えできる体制を作って、緊急の受け入れに対応しています。

また入院後については、2、3日でもっとも適切と考えられる治療プログラムを作成すると同時にリハビリ専門医が訓練プログラムを作成します。その上で、重症の患者さんを除いては、原則的には2週間以内を目処として、その病状に応じた次の施設での治療に移っていただいています。このような「脳卒中治療ネットワーク」(図1)をこの地域に築くことで、一人でも多くの患者さんによりよい姿で社会復帰していただけるような組織作りをしていきたいと考えています。このために当センターにはソーシャルワーカー(総合相談室)も参加しております。こうした意味で、我々「NTT東日本脳卒中センター」はこれまでの単純な「脳卒中を治療する組織」という枠から大きく踏み出し、地域ぐるみで包括的に脳卒中の患者さんの治療にあたっていくための「コア」として機能することを目指し、その目的に適うような体制作りを進めてまいります。

当院脳卒中センターの医療連携のしくみ

センター長 井上 智弘