関東病院


手術部

手術を受ける患者さんの安全と安心を第一に、
チームワークと笑顔が抜群のスタッフがあなたの手術のサポートをします。

(手術部長 大江 隆史

手術室ってどんなところ?

関東病院手術室では、10室ある手術室で毎日手術が行われています。
外科・脳外科・心臓血管外科・整形外科・泌尿器科・婦人科・呼吸器科・耳鼻咽喉科・頭頸部外科・皮膚科・眼科・ペインクリニック科などの手術や、24時間・365日対応している緊急手術を含め、一日平均約20件〜30件、年間約5300〜5700件行われています。診療実績(2015年度)

それでは、当院手術室がどんなところか、実際に手術を行う流れで、紹介したいと思います。

1.手術室へようこそ

手術前

3階の受付ホールです。明るく広く開放的で、暗い閉鎖的なイメージがありません。病棟看護師がこちらまでお連れします。ここで、担当麻酔医師と手術室看護師が患者様のお名前を確認し病棟看護師から引継ぎを受けます。病棟でご使用しているベッドでそのまま手術室に入っていただきますので、患者様の移動する負担が少なく済みます。(整形外科・脳外科・心臓外科・呼吸器外科や一部の外科手術は病棟よりストレッチャーでの入室となります)

2.手術室まで移動します。

手術室まで移動

手術室まで、病棟から乗ってきたベッドで麻酔科医師と看護師がご案内します。廊下もエントランス同様、とても広く明るい造りになっています。

腹腔鏡手術の部屋
腹腔鏡手術の部屋
脳外科手術の部屋
脳外科手術の部屋
心臓外科手術の部屋
心臓外科手術の部屋
整形外科手術の部屋
整形外科手術の部屋

こちらが実際に手術の行われる手術室なります。

10室ある手術室は、それぞれ手術の行われる部位に応じた仕様になっています。

左上の写真は、主に腹腔鏡の手術が行われる部屋になります。カメラに映し出された映像を見ながら、手術を行います。右上の写真の部屋は、脳外科手術の部屋です。細かい操作が必要なため、顕微鏡を見ながら手術ができるようになっています。左下の写真は心臓外科の手術の部屋です。心臓手術に必要な機械がたくさんあります。右下は整形外科の手術の部屋です。空気浄化のフィルターの数が多く、最も清潔度が高く、主に骨の手術など、清潔度の高い手術に対応しています。

3.手術・麻酔の準備をします。

手術・麻酔の準備

手術室に入ったら、心電図や血圧計など、手術中にお体の状態を把握するためのモニターをつけさせていただきます。リラックスしていただけるように、手術室内でのBGMも準備しております。お体の痛みや、仰向けになるのが辛い方には、痛みの少なくなるような患者様一人一人に応じた配慮もしていますので、遠慮なく申し下さい。点滴など、準備が整いましたら、麻酔を行います。麻酔は、手術前日に麻酔科医師が診察させていただいた内容を元に、全身麻酔や腰椎麻酔などの麻酔を行います。

4.手術が始まります。

手術を始める

消毒を行い、清潔な覆いをかけたら、いよいよ手術が始まります。手術開始直前には、執刀医・麻酔科医・担当看護師が全員で、再度、患者様のお名前と手術部位と予定術式を、術者の口頭とネームバンド、手術同意書で確認をしてから、手術が始まります。手術中も、安全・安楽が保たれるよう、麻酔科による厳重な麻酔管理や、看護師による看護が行われています。

5.麻酔から覚めたら、回復室へ。

回復室へ

手術が終了したら、麻酔から覚まし、回復室や集中治療室(ICU)へ移動します。回復室では、麻酔の覚め具合を確認し、病棟に戻ります。

6.日帰り手術専用の回復室も用意しています。

回復室の用意

日帰り手術の方は、手術が終わりましたら、日帰り専用の回復室へご案内します。点滴の終了まで、こちらでお休みいただいてから、外来へ戻っていただきます。

手術室の看護師はどんなことをしているの?

関東病院手術室の看護師は、患者様が安心して手術を受けて、元気になって退院していただけるよう、ハート&スマイルをモットーに、患者様の看護を実践しています。私たちが考えるハートとは、患者様の視点に立ち、患者様の負担や苦痛を最小限に抑えることであると考えています。そのための、取り組みの一つとして、手術の前日に、担当看護師が患者様のベッドサイドに伺う術前訪問の実施をしています。(全身麻酔の患者様に実施)術前訪問では、手術の簡単な流れや注意事項などを説明させていただくとともに、アレルギー・絆創膏かぶれなどの身体状況の確認をさせていただいています。また、リラックスしていただけるよう、手術室で聴いていただける音楽のリクエストも、このときに伺っております。

手術室の看護師は、このほかにも色々なことを行っています。
手術中、メスや必要な器械などを執刀医に渡す直接介助や、患者様の状態を把握し、麻酔科や執刀医とコミュニケーションをとり、手術全体を把握する外回り業務、また、手術に使用される器械を管理し、必要な器械を準備する業務など、多岐にわたります。これらの業務は、徹底した清潔無菌操作技術や、術式の理解、豊富な手術器械の知識、などが必要になります。このために、定期的な術式マニュアルの改定や勉強会を行い、手術に必要な技術、最新手術器械に対応する知識の習得をしています。また、誤認防止・感染防止・体内遺残防止対策を立て、患者様の安全を守る手術環境づくりに取り組んでいます。