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台風による河川災害を想定した防災訓練を開催

NTT東日本 神奈川支店

平成26年2月13日

 NTT東日本神奈川支店(支店長:原田清志)では、大型の台風による河川災害により通信が孤立した地域での早期の通信復旧に向けた防災訓練を開催します。当日は、実際の災害発生時にも連携を図る、NTT神奈川グル−プのNTTドコモ神奈川支店、NTT-ME神奈川事業所、NTTファシリティ−ズ中央神奈川支店も訓練に参加しました。
今後とも、災害等の「いざというとき」にも「つなぎ続ける」使命を果たすため、「サービスの早期復旧」、「ネットワークの信頼性向上」、「重要通信の確保」を基本方針とし、安心・安全・高信頼の通信インフラ確保に努めてまいります。


1.訓練日時
平成26年2月12日(水) 14:50〜15:30

2.訓練会場
足柄上郡開成町吉田島付近(十文字橋河川敷)

3.訓練概要
台風による集中豪雨で酒匂川の水位上昇により「十文字橋」が落橋し、通信ケ−ブル・管路が切断され、
開成町エリアの通信が孤立したことを想定し、最新の災害対策機器により開成町エリアの通信を確保する。
<訓練内容>
(1)NTT松田ビルから訓練会場の約1キロ間に、可搬型ディジタル無線装置により150Mの伝送路を確保。
※電話回線であれば約2000回線分
(2)対岸の松田町側から、建設用鋼索発射銃M−300(通称:ランチャ−)を使用し、河川越えで光ケ−ブ
ルを敷設(事前対応)。NTTドコモ神奈川支店によりWi-Fi基地局に光ケ−ブルを接続したWi-Fi環境を提供。
及び「可搬型無線基地局車両」の出動。
(3)NTT-ME神奈川事業所の「ポータブル衛星基地局車両」による、特設公衆電話回線の確保と提供。
及びNTTファシリティ−ズ中央神奈川支店の「移動電源車」から「ポータブル衛星基地局車両」への給電
(4)バイク隊による、被災状況の把握(映像送信)

4.その他
・本訓練は、昨年5月16日に開催した「東海地震を想定した4支店協定における合同訓練」
(https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/1201279_1751.html)の一環として開催し
NTT東日本山梨支店、NTT東日本長野支店、NTT西日本静岡支店の社員も参加。


 

 

■ 訓練模様1
対岸の松田町側から河川越しで光ケ−ブルを施設


■ 訓練模様2
建設用鋼索発射銃M−300(通称:ランチャ−)


■ 訓練模様3
通信が孤立した開成町側の公民館、小学校を想定した特設公衆電話の設置


■ 訓練模様4
災害対策機器車両(左から可搬型無線基地局車両【NTTドコモ】、ポ−タブル衛星基地局車両【NTT-ME】、
移動電源車【NTTファシリティ−ズ】)