平成23年9月29日
報道発表資料
この度、NTT東日本北海道支店(支店長 三野 耕一)では、地方自治体様の議会における会議録作成業務の効率化と迅速化及びコスト削減が期待できる「VoiceAir」会議録作成支援システム(以下、システム)を道内で初めて日高振興局管内の新ひだか町様にご提供いたしました。
地方自治体様議会では地方自治法により会議録作成の義務が定められており、その会議録の多くは自治体様職員の手作業による録音データの書き起こし、もしくは会議録作成業務を外部に委託することで作成されております。
一方で多くの地方自治体様は各種施策において「効率化」「迅速化」及び「コスト削減」などに積極的に取り組まれていることから、NTT東日本では会議録作成業務をより効率的にすべく、これまでの大規模な会議運営を必要とする議会向けに提供してきたシステムをコンパクト化し、地方自治体様が容易に導入可能なシステムを開発しました。
あらかじめ録音した音声データを本システムに読み込ませることで、音声を認識し、会議録の粗原稿を作成します。これにより、職員様や業務委託先による「議会録音データの書き起こし」工程が不要となります。また、本システムの編集画面にて、映像や音声を確認しながら粗原稿の修正およびチェックすることで会議録を完成するため、職員様の会議録作成業務の負担軽減や、委託費用等のコスト削減が期待できます。
NTT独自の音声認識エンジンを利用することで高精度な音声認識を実現します。
NTT独自の音声認識エンジン※により、高速な音声認識を実現します。正常に採録された音声データの場合、実際の会議時間と同等、またはそれ以下の時間で粗原稿の作成が可能です。
音声録音・音声認識・編集操作が少ない画面遷移が可能なため、分かりやすく簡単に操作できます。
導入のし易さを考慮し、パソコンに音声認識機能や編集機能をもつソフトウェアをインストールした状態でご提供します。
音声認識精度を更に高めるためにオプション機能(マイク・ミキサー等設備)等をご提案します。
項目 | 価格 |
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基本セット※1 | 698万円(税込732.9万円) |
編集セット※2 | 100万円(税込105.0万円) |
議場設備 | 別途見積り |
保守 | 別途見積り |
議会会議録作成業務を年間230万円で外部委託していた費用が不要となりました。
委員会議事録作成業務が職員様が文章化しておりましたが、その稼動が50%削減されました。
完成まで3カ月要してた会議録が粗原稿は即日、完成まで1カ月に短縮されました。