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平成23年3月11日(金)14:46に発生した東日本大震災ならびに福島第1原発の影響により、浜通りの一部地域について通信サービス(加入電話・ISDN、ひかり電話等)がご利用できない状態が続いており、ご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
現在、NTT東日本福島支店としましては首都圏等の他県域からの支援(栃木、神奈川、山梨より計70名/日)を加え、一日も早い復旧に向けた各種設備点検・復旧作業に鋭意取り組んでおります。
現在、通信サービスがご利用できない回線については、地震及び津波により電柱・中継ケーブル等が損壊・断線・流出、あるいは停電によりNTTビルが孤立している地域であることが現地設備点検等により確認されており、福島第1原発より20km以内の避難指示地域や、20km圏外であるものの通信サービスを提供する上で必要となる装置・機能類が原発10Km圏内のNTTビルに分散収容されている地域についても通信できない状態となっております。 【別紙1】
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なお、磯部および久ノ浜エリア(原発20Km圏外)については自衛隊・自治体等との連携のもと、道路・土地整備に合わせて随時復旧作業を進めていく予定です。
<通信サービスり障回線数>
【別紙2】[19KB]をご確認願います。
被災者の方々の通信確保のため、福島県内避難所等に68箇所、158回線の特設公衆電話(無料)を設置しております。(3月29日7:30時点)【別紙3】[47KB]
今後、被災者の方々の移動等に合わせ、設置済みとなっている特設公衆電話の移設・増設はもとより、避難場所等の環境に柔軟に対応(衛星携帯の設置等)し、引き続き通信手段の確保に努めてまいります。
なお福島県内の公衆電話の無料化については現在も継続中となっております。
故障修理対応については、日を重ねるにつれ被災状況が明らか且つ広域化したことによる膨大な故障申告数のみならず、故障受付センタ(仙台)の被災による受付可能件数の減、現地駆付けに必要な燃料の不足等により、迅速な受付・故障修理対応ができない状態が続いており、ご不便をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
現在、他県域からの支援者の派遣を含め福島県域における最大限のリソースを集中させ、故障修理対応にあたっております。(3/11〜3/29:計4370件)
<故障処理件数推移>
【別紙4】[18KB]をご確認願います。
現在、原発周辺自治体様におかれましては、他地域への役場機能移転を検討・実施される動きがあることから、弊社の自治体様向け対応窓口については、従来までの専属担当者に加え、移転先での対応担当者を配置し、各種ご相談を承ることができるよう体制強化を図ります。
(例:「葛尾村様が会津坂下町様へ役場機能移転」⇒会津坂下町様側での対応担当者を配置)
なお、移転先自治体様の対応担当者については、従来までの専属担当者より別途ご連絡させていただきます。
(報道発表資料)※15:00現在