南会津町「大桃の舞台」

蕎　麦

　南会津地方は四方を山に囲まれた標高650〜900ｍに位置する山間冷涼地帯で、夜霧が発生するなど昼夜の温度差が大きく、冷涼な夏の気候を活かした、蕎麦や米、花卉（かき）、トマト、アスパラガスなどを中心とした複合経営農業が営まれています。南会津地方は県内切っての蕎麦の産地として古くから盛んに栽培が行われ、下郷猿楽（しもごうさるがく）、田島、舘岩、伊南、南郷、只見、そして桧枝岐と、例年8月下旬から9月上旬にかけて蕎麦の花が真っ盛りとなり、10月の収穫期になると各地で「新蕎麦祭り」が開催され、南会津が誇るそば職人による挽きたて・打ちたて・茹でたての、風味の良い舌ざわりも滑らかなコシのある香り高い新蕎麦が楽しめます。