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会津美里町新鶴地区「新鶴のブドウ畑」

新鶴のブドウ畑

新鶴のブドウ畑新鶴のブドウ畑

 会津美里町新鶴の根岸地区には、一帯にブドウ栽培の果樹園が広がっています。ワインブームが起こる以前の1975年頃から、山梨県の大手ワイン会社へブドウを出荷し始め、ブドウ栽培が広がりました。
 現在は、生で食べるのに適した品種、加工に適した品種など数種類が生産されています。街道沿いには直売所があり、8月から11月の間はブドウを求め、観光に訪れる方々も多くみられます。
 2008年、全日空(ANA)の国際線ファーストクラスの機内でサービスされるワインとして、国内産のワインが10年ぶりに選ばれ、快挙と報じられました。その銘柄が「新鶴シャルドネ」で、新鶴産シャルドネ種のブドウで醸造されています。2001年度から新鶴産シャルドネ種で醸造したワインは「新鶴シャルドネ」の名で販売されてきました。ワインの国際大会で3年連続の入賞、2010年にもロンドンで銀賞を受賞するなど「新鶴」の名が世界に広められています。

葡萄の写真

 元々、この地区は寒暖の差が大きく、水はけが良く、ブドウ作りには最適な環境です。しかし高級ワインを製造する「シャルドネ種」の栽培は、新たに1994年から地区一帯で取り組んだ挑戦でした。

シャルドネの写真

 「シャルドネ」は繊細な品種で病気になりやすく、雨を避ける方法、消毒する方法など、一年一年手探りで試行錯誤を重ね、高品質のシャルドネが継続して安定して生産できるようになったのは2001年でした。屋根を設け、畑を覆う防水シートをかぶせた中にシャルドネ種が栽培されています。秋には美しい黄緑色のシャルドネが熟し、新鶴の名を付けたワインとなるため、さらに技と時がかけられます。

お問い合わせ

住所:福島県大沼郡会津美里町米田周辺 【地図
問い合わせ先
会津美里町観光協会(会津美里町本郷インフォメーションセンター内)
住所:福島県大沼郡会津美里町字瀬戸町甲3161-1 【地図
電話:0242-56-4882

中田観音

仁王門の写真仁王門

常香炉の写真常香炉

観音堂の写真観音堂

 中田観音は、里の観音様として親しまれ参拝者がきれません。「会津ころり三観音」のひとつに数えられ、観音堂の中には、銅造十一面観世音菩薩、二体の脇侍(地蔵菩薩、不動明王)の三体が祀られています。鎌倉時代の金剛仏として国の重要文化財に指定されているということです。
 会津藩主代々の祈願所だったことから、歴代の藩主も足を運びました。会津出身の世界的に著名な医師である野口英世、その母・シカが猪苗代から通い信仰していたと伝えられます。帰国した折り、英世が参拝した写真が残されています。

 「会津ころり三観音」は、耶麻郡西会津町の「金剛山 如法寺 鳥追観音(こんごうざん にょほうじ とりおいかんのん)」、河沼郡会津坂下町の「金塔山 恵隆寺 立木観音堂(きんとうざん えりゅうじ たちきかんのんどう)」と、中田観音の三カ所をさします。

お問い合わせ

普門山 弘安寺 中田観音(ふもんざん こうあんじ なかたかんのん)
住所:福島県大沼郡会津美里町米田字堂の後甲147 【地図
電話:0242-78-2131