NTT東日本

企業情報


ホーム > 企業情報 > CSR活動 > 4つのCSRテーマについて > チームNTTのコミュニケーション > 医療部門の取り組み


医療部門の取り組み

Theme4 チームNTTのコミュニケーション 一人ひとりがチームでつなぐ使命 私たちは、チームNTTの一員として責任と誇りを胸に、高い倫理観と人権意識を持って事業に取り組み、働きやすい職場環境の整備や、個の成長・多様性の尊重に努めるとともに、豊かな地域社会づくりを推進し、社会的使命を果たします。

医療部門の取り組み

NTT東日本が運営する3つの病院は、以下の取り組みを通じてCSRの向上に貢献しています。

地域の医療機関・施設と緊密に連携し、地域住民を支える医療・保健・福祉に貢献します

NTT東日本病院における持続的な病院経営の実現に向けて、国の医療政策に適時的確に対応しつつ、各病院がそれぞれのエリアにおいて「なくてはならない病院」として地域・患者さまから選ばれるよう、各病院の強みや特性を活かしたビジョンを明確にし、病院経営改善施策に取り組むことに加え、NTTグループの企業立病院として必要なコンプライアンスおよびガバナンス強化について重点的に取り組みつつ、地域の医療機関とも積極的に連携し、それぞれのエリアにおいて求められる役割を果たしています。

NTT東日本関東病院の地域医療における重要な役割は、急性期医療を担うことですが、NTT東日本関東病院だけで医療を完結させることはできません。2015年より「地域医療連携登録医制度」をスタートし、現在約550施設を超える医療機関と連携することで、手術や入院、精密検査を必要とする患者さまの紹介受け入れを行い、治療後にはかかりつけ医へ患者さまがお戻りいただくことを円滑に進められるよう心掛けています。

またNTT東日本関東病院は東京都地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、地域でのがん診療体制の中心となり、治療水準の総体的向上に努めている他、東京都に80施設ある災害拠点病院の一つとして、地震等の広範囲災害時において主に重症患者の収容・治療を行う任務も負っています。

NTT東日本伊豆病院では、近隣の急性期病院17施設と連携し、急性期治療を終え、継続した治療が必要となる方、身体機能の改善のためリハビリテーションが必要な方等の紹介を受け入れています。また、地域の医療、福祉、介護を担う約250施設の方々と外来、また入院中から退院後まで連携することで、患者さまが住み慣れた場所で安心して生活できるように支援しています。

また、NTT東日本伊豆病院のビジョンは、「静岡県東部地域の地域包括ケアシステムに参画しその中心的な役割を担う」です。地域でその人らしく生活が継続できるようにするためにはケアの質を高めることが重要となります。そのため、近隣の急性期病院や訪問看護ステーション、地域包括支援センターの多職種と連携をとり「事例検討会」「相互研修」「認定看護師の派遣」等のしくみをつくり、地域全体のケアの質を高められるようリーダーシップを発揮しています。また、地域の健康祭り等に参加し、健康相談や生活相談等、住民の皆さまが安心して生活することや健康づくりへの意識を高められるよう、働きかけています。

NTT東日本札幌病院は全国の22%の広大な面積に位置する北海道において、地域で必要とされる医療を良質で、安全に、効率良く、将来の世代にわたって供給し続け、患者さま、病院で働く職員にとっても魅力的な病院であり続けるべく、病院としての持てる力を十分に発揮して日々歩みを進め「地域に密着した思いやりのあるより良い医療を行う」ことを基本理念として診療を行っています。

また、2018年7月より、「地域包括ケア病棟」を開設し入院治療後、病状が安定した患者さまに対して、早期の在宅復帰に向けたリハビリや退院支援を行うことを目的とした病床を用意し、医師・看護師・リハビリスタッフ・相談員が患者さまやそのご家族と協力して、在宅復帰等に向けた治療・支援を行い、安心して退院できるようサポートしていきます。

医療分野におけるICTサービス導入の先導的な役割を果たし、安心で豊かな社会の実現に貢献します

電子カルテや健診システムを中心とした医療情報システムを導入し、他に先駆けて機能の高度化を図るとともに、ICTを活用した地域の病院・診療所の連携や専門医の少ない遠隔地との連携、在宅診療の支援等、安心で豊かな社会の実現に向けて、先導的な役割を果たしていきます。

ICTを利用した患者サービスの向上

NTT東日本関東病院・NTT東日本札幌病院では、「デジタルサイネージ」*1を導入することで、患者さまサービスの向上に取り組んでいます。たとえば、外来の待合室等で過ごされる患者さまに対して、病院の紹介ビデオ、医療情報・健康情報、健康保険証の切り替え、病院開催セミナーのご案内、治験参加*2の募集等の患者さまへのお知らせ、そしてニュースや天気予報等を掲示して、患者さまサービス向上に努めています。

NTT東日本関東病院では、在宅にて療養されている患者さまを、家族・医療機関・介護関係者等が情報を随時に共有・相互協力し、チーム全体でケアを行うことを目的とした「ひかりワンチームSP」の実証研究を行い、現在、全国への展開をめざしています。

その他、新生児連れ去り対策や高齢者無断離院防止等の安全強化を目的とした「mobicollect見守りシステム」を稼働しています。

NTT東日本札幌病院では、2018年3月、利用者の皆さまの利便性・療養環境向上のため、無料Wi-Fiを利用できる環境を整備し、スマートフォン、タブレット端末、パソコン等の機器を使って無料でインターネットに接続が可能となり、今後も患者向けサービスの充実に努めていきます。

  • *1. デジタルサイネージ:電子掲示板。
  • *2. 治験:医薬品・医療機器の製造販売に関して承認を得るために行われる臨床試験。

つなぐ:地域住民の方々への勉強会実施

もしもし医学セミナー
(NTT東日本 関東病院)の様子

もしもし医学セミナー
(NTT東日本 関東病院)の様子

地域包括ケアフォーラム
(NTT東日本 伊豆病院)の様子

健康セミナー
(NTT東日本 札幌病院)の様子

地域住民の方々へ定期的に医療に関するセミナーを開催し、医師等がわかりやすく説明することで、生活の中で健康に役立つ情報の提供、病院で取り組んでいる医療の知識に触れていただける機会を提供しています。

NTT東日本関東病院では「もしもし医学セミナー」を年3回開催しています。2017年10月に「気になる皮膚疾患最近の話題」、2018年3月に「前立腺がん」、2018年7月に「スポーツ整形外科のお仕事」をテーマに開催し、近隣にお住まいの方々に視聴いただきました。

2018年には、新たな取り組みとして外来1階にある患者図書室のスペースを利用し「もしもし医学セミナーミニ」を外来受診で来院された患者さま向けに2回(2018年2月「前立腺がん」、2018年6月「アキレス腱断裂について」)開催しました。「もしもし医学セミナーミニ」は、講師との距離が近かったためか、とてもアットホームな雰囲気で行われ、質疑応答も活発に展開されました。参加された方々からは、「今後も継続してほしい」「受診日にセミナーが聞けるのでありがたい」等の意見をいただきました。

その他の取り組みとして、近隣中学校の生徒さんの体験学習受け入れについても数年前から実施しており、医師とのヒアリングや見学を実施しました。

NTT東日本伊豆病院では、2018年1月に、「”今”を生き抜くために、過去を知り、未来を見つめる」をテーマに、地域包括ケアフォーラムを開催し、基調講演や在宅での看取りに関するシンポジウムを行いました。約200名の医療職や市民が来場されました。

NTT東日本札幌病院では、「健康セミナー」を毎月開催しています。2017年度は、「〜ねつ、せき、けいれん時の受診のタイミングについて〜」「〜緑内障も強度近視も20人に1人あなたは大丈夫ですか?」「〜男性の罹患がん第1位である前立腺がんに対するロボット手術のお話〜」等、ダヴィンチXiサージカルシステムという、最新型の内視鏡手術支援ロボットを2017年1月より導入し、この新しい治療について多くの方々に聴講いただきました。

社員の声:つなぐ力

NTT東日本-関東病院
泌尿器科部長
兼務 広報活動委員会 委員長

志賀 淑之

今後も地域の皆さまに有益な情報を提供していきます

2018年3月に行われた「もしもし医学セミナー」の講師をつとめ、「前立腺がん」について講演を行いました。講演では、最近増えている前立腺がんについて、予防、食事、対応から治療の他、最新のロボット手術の治療効果について取り上げました。特にロボット手術は従来の開腹手術と比較して低侵襲、確実性、機能性に優れ、格段に出血量が少なく、最も治療効果が高いことがわかっています。講演後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、参加された方々の真剣な思いが伝わってきました。なお、2018年から新たに「もしもし医学セミナーミニ」を開催し、今後も定期的に開催していく予定です。また「もしもし医学セミナー」も年3回開催し、最低でも3回のうち1回は「がん」について講演を行い、地域がん診療連携拠点病院としての責務も果たしていきます。

社員の声:つなぐ力

NTT東日本-札幌病院
入退院・総合相談センター
医療ソーシャルワーカー

清野 圭司

地域に密着した温かい病院をめざしています

健康セミナーは、毎月第3土曜日13時から病院3階会議室を会場に、診療科の医師をはじめ当院の職員が講師役となって、健康に役立つテーマで開催しています。セミナー参加者のアンケートを参考に要望の多いテーマを選定しています。「薬の基礎知識お伝えします!〜飲み方、飲み合わせ、副作用、サプリメントについて〜」「もしかして「認知症?」と思ったら〜早めの受診が必要なわけ〜」「皮膚の健康を守るための正しいケア〜ドライスキンの予防や床ずれについて〜」等、2017年度は、医師だけでなく薬剤師・認定看護師も講師となり、身近な健康問題を取り上げて開催し好評をいただいています。

つなぐ:「ふれあい看護体験」の実施

ふれあい看護体験(左、右)

NTT東日本札幌病院では、2018年5月に、看護師をめざしている・看護に興味がある・医療の仕事に就きたいと考えている高校生を対象とした「高校生ふれあい看護体験」を開催しました。4名の高校生が参加し、手術室での手洗いや車いす搬送の体験をしていただきました。

つなぐ:オープンホスピタル2017「ふれあいフェスティバル」開催

オープンホスピタル2017
「ふれあいフェスティバル」の様子

NTT東日本伊豆病院では、2017年9月に、毎年恒例の地域住民・患者さまと、病院職員がさまざまなイベントを通じて触れ合うことで、地域に根差した医療活動に対する理解を深めていただく機会とする「ふれあいフェスティバル」を開催いたしました。

効果的な運動「ドローイン」や、「脳卒中予防十か条」、「認知症と上手に付き合う」、「糖尿病と足」をテーマとした各分野の認定看護師による健康講座、自動体外式除細動器(AED)講習会の開催、医療を身近に感じていただけるさまざまな体験コーナーをはじめ、静岡県立三島南高校吹奏楽部の演奏や、地域の子どもたちによるチアリーディング等、ご来場の皆さまとふれあえる催しを多数企画し、約240名の皆さまにご来場いただきました。

皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。