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持続可能な社会の実現に向けた環境経営の推進

Theme3 人と地球のコミュニケーション 美しい地球を、明日へつなぐ使命 私たちは、美しい地球を未来につなぐために情報通信サービスの提供による社会全体の環境負荷低減、自らの環境負荷低減、そして社員一人ひとりが日常生活に伴って生じる環境負荷低減に積極的に取り組みます。

資源が循環している未来へ

責任ある企業市民として環境経営を推進していくにあたり、NTT東日本グループは廃棄物対策を重要課題の1つととらえています。循環型社会の形成をめざして、限られた資源を有効に利用し、廃棄物排出による環境影響を低減するために、さまざまな取り組みを推進しています。

請求書の紙使用量削減に向けた取り組み

個人のお客さまのお手元に毎月届けられる請求書類や、それを入れる封筒等に使用する紙の使用量は、年間で約1,297tにのぼります。これまでも個人のお客さまが料金請求情報等をインターネットで確認できる「@ビリング」の提供により、紙の使用量削減に努めてきましたが、さらなる取り組みとして、平成30年11月ご請求分より、奇数月のご請求料金が5,000円未満(税込)の場合は、翌月の偶数月に2カ月分まとめさせてご請求させていただく「翌月合算」により、紙削減効果を高める取り組みを継続していきます。

請求書等発行件数および請求書等発行に伴う紙使用量の推移

環境に配慮した紙材料使用の取り組み

電話帳用紙は、木材を原料とする純正パルプと、古紙を原料とする再生パルプからつくられます。

純正パルプは、紙をつくるために植えて育てた木材(植林木)や、家を建てたときに余った木材等を原料としたものを使用しており、この純正パルプの使用を減らし、再生パルプの配合率(古紙配合率)を高めていくことにより環境に配慮しています。

また、電話帳印刷には植物油インキを使用するとともに、背のり等の購入時には、有害な化学物質を含まないものを選ぶよう電話帳印刷会社に協力を呼びかけ、環境負荷低減を推進しています。

電話帳の紙使用量と古紙配合率の推移

廃棄物対策-資源有効利用の取り組み

通信設備撤去、土木工事に伴う廃棄物については2017年度もゼロエミッション*を達成しており、それぞれ2005年度、2007年度より継続しています。建築工事廃棄物についても、ゼロエミッションを達成できるよう、リサイクル率向上に取り組んでいます。

オフィス内における廃棄物については、IP系通信機器(光回線終端装置、ADSLモデム、ルータ等)のリユースや紙資源の再資源化等により、リサイクル率の向上に努めています。

また、事務用品の購入についても、環境負荷低減の観点からグリーン購入を推進しています。

*ゼロエミッション:国連大学が提唱した構想。産業から排出される廃棄物や副産物が、他の産業の資源として活用され、全体で廃棄物を出さない生産をめざすもの。NTT東日本グループでは、最終処分率1%以下をゼロエミッションと定義。

つなぐ:リサイクルの取り組み

店頭のリサイクルBOX

重機により破砕される電柱

手作業による分別

素材として再利用するために選別された部品類

通信機器については、NTTロジスコと連携し、資源の有効活用に向けて2004年2月から、お客さまにレンタルにてご利用いただいているIP系通信機器(光回線終端装置、ADSLモデム、ルータ等)のリユースを推進しています。

2009年度から、回収機器のクリーニング等の見直しにより、従来は外観不良でリユースできないものでもリユースできるようにした他、お客さまの利便性向上のため、引き続きコンビニエンスストアでの受け取りを可能としています。

また、公衆電話ボックス、公衆電話や電柱等、使命を終えた通信設備を再び資源として有効利用するために、NTT東日本グループでは、リサイクル処理施設でこれらの通信設備の処理を行っており、リサイクル率は99.9%以上と、ほぼすべてが大切な資源として活用されています。

通信機器等で使用する電池についてもリサイクルを行っています。コードレスホン等に使用される小形二次電池には、ニッケル、カドミウム、リチウム等の再資源化が可能な金属化合物が使用されています。1994年からニカド電池の回収・リサイクル、2001年以降はニッケル水素電池・リチウムイオン電池についても拡大し、故障修理・点検時や機器購入時に不要となった使用済み二次電池の回収リサイクルにより再資源化に取り組んでいます。2017年度には2.9万個の使用済み二次電池を回収しています。また、お客さまご自身でリサイクル協力店さまへ持ち込み、リサイクルBOXへ廃棄いただくことで回収することもできます。

有害物質への対策

有毒性が社会問題となったPCB(ポリ塩化ビフェニル)については、法令および自社で定めた「PCB保管ガイドライン」にしたがい、適正に処理ならびに保管・管理を行っています。

NTTグループの「PCB処理方針」に基づき、PCB処理施設(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)において、無害化処理を進めており、今後も関係官庁等と連携のうえ、「PCB廃棄物処理基本計画」に定める処理期限までの全廃に向けた処理を推進していきます。

また、建物に使用されてきた吹きつけ材については、成分分析調査によりアスベスト含有の確認を行っています。

アスベストの含有が確認された箇所においては、NTTグループの基本方針に基づき、計画的な除去や封じ込め措置等、法令にしたがい、適正に対策するとともに、残置部分については、定期的な空気環境測定等、適正に管理を行っています。

つなぐ:高崎市リユースセンタ事業の取り組み

再利用できる良品の希望者への引き渡し

NTT東日本-関信越群馬支店では、群馬県高崎市が推進している「資源環境型地域社会の構築」に向けた取り組みを長年にわたり業務受託し、同市と一体となって取り組んでいます。

従前、同市の家庭から排出された粗大ごみ(家具等)については焼却処分していましたが、この取り組みは再利用可能な良品を当支店施設で保管し、修理したうえで年数回公開展示し、抽選により希望者へ無料で引き渡すリユース事業です。加えて、同市による小型家電に含まれる貴金属の有効活用のため使用済み小型家電の無料回収、不法投棄防止のため廃タイヤ、廃バッテリー、消火器等の有料回収を行うとともに、近年は古本・古着の交換会等も実施しています。

また、当支店社員による焼きそばの無料サービスや近隣農家による新鮮野菜等の販売も行い、地域イベントとして定着しています。

つなぐ:高崎市学校給食残渣堆肥化事業の取り組み

残渣を処理機に入れる様子

残渣で生成した堆肥

NTT東日本-関信越群馬支店では、群馬県高崎市が推進している「資源環境型地域社会の構築」に向けた取り組みを長年にわたり業務受託し、同市と一体となって取り組んでいます。

従前、学校給食残渣(食べ残し)については焼却処分していましたが、この取り組みはダイオキシン抑制やごみの減量化・CO2排出抑制等の観点から、社員食堂での残渣堆肥化の実績を積んでいた当支店が同市へ「学校給食残渣堆肥化事業」を提案し、実現したものです。

生成した堆肥については、小中学校等へ配布還元して、子どもたちが花壇や菜園等で利用することによる環境教育に役立てている他、資源の有効活用や資源の循環に貢献しています。

なお、処理施設については、予約制で一般開放しており、自治体関係者や学校の課外授業、食品加工企業やさまざまな団体等、数多くの見学者を受け入れています。

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