NTT東日本

企業情報


ホーム > 企業情報 > CSR活動 > 4つのCSRテーマについて > 人と社会のコミュニケーション > CSR現場レポート2


CSR現場レポート2

CSR現場レポート2 人と社会のコミュニケーション 訪日外国人と日本の産業をつなげる翻訳サービスを提供 2013年以来、5年連続で過去最高を更新している訪日外国人。NTT東日本グループでは、多言語化を推進する翻訳サービスの提供を通じて、快適なコミュニケーションに貢献します。 6言語 AI翻訳サービス「ひかりクラウドcototoba(こととば)」の対応言語数 関連するSDGs 9 産業と技術革命の基礎をつくろう

多言語化を推進する翻訳サービスを提供しています

観光立国・日本をめざして

日本政府観光局の統計によると2017年の訪日外国人の総数は2,800万人を突破し、同年には「観光立国推進基本計画」が閣議決定されました。計画では、2020年までに訪日外国人旅行者数を4,000万人に増やす他、訪日外国人旅行消費額を8兆円にする等の目標が掲げられています。「世界が訪れたくなる観光先進国・日本」を実現すべく、国土交通省や観光庁を中心に今後さまざまな取り組みが予想されており、訪日外国人へのおもてなしの充実がますます期待されています。

日本政府環境局の訪日外国人数の推移

AI翻訳エンジンを組み込んだウエブ翻訳サービスをご提供

2017年に主催したセミナーに参加された企業に、多言語化への対応状況を問うアンケートを実施したところ、準備をすでに進めている、検討中である、と回答した企業はあわせて41%にものぼりました。訪日外国人のさらなる増加が予想される中、多言語化への対応を検討している企業は少なくありません。同年7月、NTT東日本グループは高まる多言語化需要に応えるべく、文化観光業界特化型AI翻訳サービス「ひかりクラウドcototoba」の提供を開始しました。文化・観光分野の頻出フレーズや単語を大量に学習させることで高い翻訳精度を実現したAI翻訳サービスです。9月には「ひかりクラウドcototoba」のAI翻訳エンジンを組み込んだウエブ翻訳サービス「ジャパリンガル」を凸版印刷株式会社と共同で発表しました。ウエブ上からだれでも手軽に申し込みができる翻訳サービスで、英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・フランス語・スペイン語の6言語の翻訳が可能です。機械翻訳のあとに人の手による訳文修正を取り入れ、スピーディで高品質な訳出を実現しています。機械翻訳を併用しているため、一般的な翻訳に比べてコストを削減できる他、シンプルな料金体系や短納期が可能な点も支持されています。

「ジャパリンガル」の概要

ウエブ翻訳サービスの活用で多言語化を推進

「ジャパリンガル」を活用した観光協会のパンレット

「ジャパリンガル」を活用して多言語化を推進する企業が増えています。ウエブ制作会社では、イベントで使うステージ動画のテロップを多言語化する際、使用。20万文字を超えるボリュームの文章を、迅速かつ正確に訳出しました。観光協会ではアジア圏の訪日外国人向けのパンフレットの多言語化に「ジャパリンガル」を採用しました。英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の翻訳がすべて一度に完了したうえ、どの言語の翻訳も同一の料金設定だったため、予算管理がしやすくなったとの声がありました。訪日外国人の増加が続く中、多言語化対応をはじめとしたおもてなしの充実が急務となっています。NTT東日本グループは「cototoba」のAI翻訳エンジンを活用したサービスを拡充していくことで、文化・観光業界と訪日外国人をつなぐおもてなしの充実に貢献していきます。

外部ステークホルダーの声

凸版印刷株式会社
情報コミュニケーション事業本部

西形 友三郎 さま

翻訳を身近にするサービスを

訪日外国人が急増する中で、多言語化対応はさまざまな事業を運営する事業者の課題となっています。そういった背景から、NTT東日本「ひかりクラウドcototoba」をAI翻訳エンジンとして、「ジャパリンガル」というサービスを2017年9月より開始させていただいています。このサービスは、AIで翻訳した翻訳文に人手校正を加えることで効率と品質を両立させたハイブリッド翻訳です。このサービスによって多言語翻訳を、あらゆる事業者さまが「気軽」「安く」「安心」してお使いいただくことができます。現在では、観光施設や商品紹介、ウエブサイトの多言語化等、幅広い領域で採用をいただいています。

事業者さまが今まで多言語化を検討するうえで障壁となっていた部分が払拭され、「困った時にすぐに発注できる」「対応がスピーディでありがたい」「少額発注でも対応してくれる」等、翻訳を身近に感じたという声を多くいただいています。

社員の声:つなぐ力

NTT東日本
ビジネス開発本部 第三部門
オフィスサービス担当

長田 拓也

日本の魅力を伝える「おもてなし」

現在、多くの外国人の方々に日本を観光地として選んでいただき、2020年には4,000万人の方が日本を訪れると言われています。彼らは短い期間に、日本の文化を最大限感じようと、訪問や体験を通して日本を好きになろうとしてくれます。

そんな彼らが日本に来て最初に戸惑うのは「言葉の壁」です。日本中どこでも「言葉の壁」がなく、日本の魅力を十分に感じてもらえる社会へと変えたいと思いました。

私たちはAI翻訳を通じて、だれでもシンプルかつ低コストでプロダクトを多言語化できる取り組みをしています。

これまで多言語翻訳というと敷居が高く敬遠されていた、地場の飲食店や観光施設の皆さまに利用していただいています。街中にある飲食店のメニューやチラシ等、外国人観光客の目に触れるものを、彼らの母国語表記にすることで「日本のおもてなし」を感じてほしいと考えています。

皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。