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重要インフラとして高い安定性と信頼性の確保

Theme1 安心・安全なコミュニケーション つなぐ、それが使命

基本姿勢および今期の成果と来期に向けた取り組み

基本姿勢

常に高品質で安定した通信サービスを提供するために、信頼性の高いネットワーク構築に向けた不断の取り組みを行うとともに、非常時にも迅速かつ的確な対処によって通信を確保できるよう、さまざまな施策を推進しています。

  • CSR目標
  • 高品質で安定した通信サービスの確保
  • 災害時における重要通信の確保と安否確認

今期の成果と来期に向けた取り組み

ネットワーク事業推進本部
サービス運営部 運営企画部門長
小野寺 元哉

いつでも、どこでも、だれとでもつながる安心と信頼の提供に向けて、2010年度は、万が一のトラブルへの迅速な対応の充実に向けた取り組み、故障低減、雷害対策等安心・安全・信頼の確保に向けた設備の予防保全等取り組みに加え、大規模災害を想定した対応力強化・充実に向けた自衛隊との協同訓練を実施しました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災においても、これら平時における取り組みが活かされ、安心・安全なコミュニケーションを「つなぐ」使命を、全社員が自覚を持って行動し、通信サービスの早期復旧に貢献することができました。引き続き、不断の取り組みを通じて、いかなる不測の事態にも迅速に対応できるよう、万全の準備を行ってまいります。

パフォーマンス・ハイライト

「ケーブル地上高測定システム」の全支店導入完了(2010年6月)。2010年度は、約13万km(ケーブル長)の点検を実施

東日本大震災における安否確認手段の確保。「災害用伝言ダイヤル(171)」330万件、「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」26万件(2011年4月26日現在)

高品質で安定した通信サービスの確保

24時間365日、通信ネットワークのリアルタイム監視による、万一のトラブルへの迅速な対応

あらゆる人々がいつでも、どこでも安心して電話サービスが利用できるユニバーサルサービス*を提供するために、安全で信頼性の高い通信ネットワークの構築に取り組んでいます。

また、ネットワークが常に安定して機能するよう、ICTを活用した高度なオペレーションツールを用いて、24時間365日、リアルタイムでネットワーク運行状況を一元的に監視・制御するとともに、予期せぬトラブルが発生した際に迅速かつ的確に回復措置が行えるよう、隙のないしくみや体制の構築に努めています。

2010年度は、トラブルの迅速な対応の充実に向けてネットワークの運行状況を監視・制御する「ネットワークオペレーションセンタ」において、サービス品質向上と効率的オペレーションの推進に取り組みました。

今後も、万が一のトラブルが発生した場合のサービスの早期回復に向けた取り組みを継続的に行っていきます。

ユニバーサルサービス:全国どこでも公平かつ安定的に提供されるべき、生活に不可欠なサービス。

社員の声:つなぐ力

NTT-ME ネットワークサービス事業本部 フィールドサービス事業部
東北事業所 ネットワークサービス部門
ネットワークサービス担当(IP-G) 担当課長代理
菅原 進

一日も早い復興をめざして

東日本大震災は、想像を絶する地震と津波による未曾有の自然災害でした。

被災地ではNTTの通信インフラも甚大な被害を受けており、その復旧は容易でないことを肌で感じましたが、被災地の皆さま、そして被災された皆さまの安否を気遣うお客さまに、少しでも早く“安心”を提供できるよう全力で災害復旧に努めてまいりました。

今後も24時間365日つなぐ使命を胸に“安心・安全”な電気通信サービスの提供に努めていきます。

アクセス系技能競技会優勝者

「現場力向上フォーラム」の開催

NTT東日本グループでは、設備系業務の創意工夫による優良施策を共有・水平展開し、さらなる現場力の向上を図ることを目的に、「現場力向上フォーラム」を2007年度より開催しています。

4回目となる2010年度は、2011年1月19・20日の2日間にわたり開催し、スローガン「次世代へつなげよう、現場の知恵と匠の技!」の下、延べ4,500名が参加しました。アクセス系・NW系・お客さま対応等全8種目の技術の競演「技能競技会」や、優良施策のワークショップおよびグループ会社等によるデモンストレーション等を実施し、より実践的なスキル・ノウハウの継承および技術力の向上を図ることができました。

現場力向上フォーラムの様子

社員の声:つなぐ力

〔総合優勝〕NTT東日本−福島グループ

大変なプレッシャーの中、競技会に参加しましたが、思ってもみなかった結果を得ることができました。

通常の業務の延長線で望んだ結果がこのような結果につながったのではないかと思います。

これまで培ってきた技術を職場へ展開し、さらなる現場力の向上につなげていきたいと思います。

お客さま満足度向上に向けたサポート体制の充実・強化

電話サービスの故障等のお問い合わせはへの対応については、受付体制の充実と段階的な複数拠点の統合(2008年度から)を行ってきており、2010年度においても、引き続き、故障受付体制の一層の充実および効率的業務運営を行うための複数拠点の統合を完了させるなど、サービスレベルのさらなる向上を図りました。

今後も、お客さまに安心してサービスをご利用いただけるよう、一層のサポート体制の充実と強化に取り組んでいきます。

故障低減に向けた取り組みの推進

雷害対策DVD

雷の発生に伴う故障は、長時間のサービス中断に至るケースもあり、NTTグループでは、従来から雷害対策に取り組んできています。近年、雷発生エリアの拡大により雷害故障が多発していることから、2010年度は、お客さま宅内に設置する「ひかり電話ルータ」への雷害対策に取り組みました。具体的には、2009年度に発生した雷の落雷数とエリアをマップ化した「H21落雷MAP」を作成し、関連部署への配布および雷害多発エリアを中心に雷防御アダプタを設置し故障を抑制する等の取り組みを実施しました。また、これらとあわせて、フレッツ光をご利用のお客さまへ配布している「診断復旧ツール」*のさらなる機能拡充や利用促進等の取り組みを実施しました。今後も安定した通信サービスの提供と故障対応の迅速化に向けて取り組んでいきます。

診断復旧ツールのイメージ

ひかり電話ルータの雷害対策:宅内に設置するひかり電話ルータに雷サージをバイパスする雷防護アダプタを設置することで、ひかり電話ルータへの雷サージ侵入を抑制する対策。

診断復旧ツール:インターネットやメールのご利用に問題が発生したとき、各種設定や接続状態等を診断し、お客さまご自身による復旧を支援するツール(インターネット接続等が正常なときにあらかじめインストールしておくことが必要)。

社員の声:つなぐ力

NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部
アクセスマネジメント部門 HQCプロジェクト
保坂 光紀

信頼性の高い通信サービスの実現をめざして

雷が持つ電気エネルギーは非常に大きく、雷による通信サービス故障の根絶は非常に困難ですが、雷対策の推進・強化、さらには新たな防護策の展開により、多くの通信サービスを途絶することなく提供できるようになってきました。

今後も、お客さまへの信頼性の高い通信サービス提供に向けて、自然に打ち勝つ通信サービスの実現に取り組んでまいります。

安心、安全、信頼の確保に向けた設備の予防保全の実施

不安全設備の情報提供を呼びかけるポスター

通信サービスの安心、安全、信頼の確保に向け、通信設備の点検・改修を定期的に実施し、予防保全に努めています。

2010年度は、NTT東日本グループが保有・管理する約350万本(2008年度末)の鉄筋コンクリート製電柱のうち、建て替えが必要と判断した約9万本の電柱を更改し、設備の安全性を高めています。

なお、地域の通信設備の異常や劣化・損傷等については、チームNTTのみだけでなく、周辺にお住まいのお客さまからも情報提供いただけるよう、不安全設備受付フリーダイヤルを運用するとともにウエブによる受付も行っています。

引き続き、事故の未然防止に向けて、不安全設備の早期発見・解消の取り組みを強化していきます。

不安全設備の早期発見・改修

「ケーブル地上高測定システム」イメージ

2009年度は、道路等を横断するケーブルの地上高不足に起因するトラブルを防止するため、道路からケーブルまでの高さを自動測定してパソコンの地図上に記録する「ケーブル地上高システム」の導入・活用により、信頼性向上への取り組みを行いました。

2010年度は、ケーブルの計画的な点検により通信設備の安全確認を強化する取り組みとして、約13万kmのケーブル点検を実施し、点検結果に基づいた改修を迅速に行うことで、不安全設備の解消を図りました。

社員の声:つなぐ力

NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部
アクセスマネジメント部門 アクセスサービス担当
飯塚 怜

安心・安全な通信設備を提供

お客さまに安心・安全なサービスを提供するためには、安全な通信設備が必須となります。しかし、通信設備は経年劣化等によりときには故障してしまうことがあります。そのような故障を少しでもなくしたり、未然に故障を防いだりして安全な通信設備を守ることが私のミッションとなります。今そこにある通信設備を将来もお客さまに安心・安全に利用していただけるように高い意識と責任感を持って、通信設備の保守・運用に取り組んでいきたいと思います。