株式会社ニッポニアサワラ(所在地:千葉県香取市、代表取締役:杉山 義幸)・株式会社アクアビットスパイラルズ(所在地: 東京都港区、代表取締役: 萩原 智啓)・東日本電信電話株式会社 千葉事業部(所在地:千葉県千葉市美浜区、事業部長:池田 敬)の3社は、古い歴史的な町並みが残る千葉県香取市佐原エリアの宿泊・観光施設において、外国人観光客の誘致促進、ならびに宿泊・観光業の人手不足対策を目的に、各種IoTソリューションを整備することで、外国人が快適に過ごすことができる環境の構築とIoTの活用による労働力不足の解消に向けた取り組みを2018年6月8日(金)から香取市佐原の宿泊施設において開始します。
江戸時代の街並みが残り、ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統行事「佐原の大祭」が開催される香取市佐原では、外国人観光客の誘致を推進する一方で、各施設等での多言語案内や宿泊・観光施設の従業員数の減少等による人手不足への対策が課題となっています。
上記の課題に対し、古い歴史的な街並みとIoT技術を組み合わせた新古融合の街づくりにより、更なる街の魅力向上やIoTの活用による宿泊・観光施設の働き方改革の促進を推進します。
また今後、同様の課題を抱える各観光地への本IoTソリューションの導入を目指します。
各施設へIoTソリューションを導入することで、外国人観光客が快適に過ごすことができる環境の構築を行い、各スポットへの送客促進、および各施設における従業員の業務効率化やコスト削減を実現します。
導入効果としては、宿泊施設(HOSTEL Co-EDO)内の従業員について、外国語対応が可能な3名にて運用予定でしたが、常駐稼動の削減により1名体制にて運用しています。また、年間約1万部配布している多言語対応の観光情報パンフレットについても5割以上の削減を期待しています。
◎多言語に対応した観光・施設情報の自動配信およびマーケティングデータの収集
各施設に設置した「スマートプレート」に観光客が端末をかざすと、端末の設定言語に合わせて多言語で各種情報(施設情報や観光情報等)を自動配信。加えて、「スマートプレート」利用者のマーケティングデータ(各施設への時間別来訪者数、利用者属性等)も収集可能。
◎ネットワークカメラによる来訪者検知
「ギガらくWi-Fi カメラオプション」の活用により、受付に設置したネットワークカメラにて来訪者を自動検知することで従業員の常駐稼動の短縮が可能。
◎宿泊客からのお問い合わせに対し、遠隔で情報転送
宿泊客から受付への問合せに対して、「スマートプレート」を通じて多言語で情報を配信することで従業員の説明稼動を短縮。
◎設置したロボットおよびサイネージ等による観光情報等の自動配信
「ロボコネクト」、「ギガらくサイネージ」の活用により、共有スペースにて観光・施設情報を自動配信するだけでなく、設置している「スマートプレート」にて宿泊客自身で収集した情報を持ち出せるため、従業員の説明稼動を短縮、および他観光スポットへの送客の促進が可能。
◎観光情報配信サービス
周辺観光スポットの情報を多言語で配信することで従業員説明稼動の削減と他観光スポットへの送客を促進(水郷佐原観光協会による整備)。
【宿泊施設】
HOSTEL Co-EDO | (https://www.hostel-sawara.jp/) 運営:株式会社ニッポニアサワラ |
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佐原商家町ホテルNIPPONIA | (https://www.nipponia-sawara.jp/)運営:バリューマネジメント株式会社 |
佐原エリア10箇所 | (水郷佐原観光協会/JR佐原駅内観光交流センター/町並み観光案内所/佐原町並み交流館/水郷佐原山車会館/水郷佐原あやめパーク/伊能忠敬記念館/香取神宮/佐原商家町ホテルNIPPONIA/HOSTEL Co-EDO) |
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