東日本電信電話株式会社 千葉西支店 (支店長:境 麻千子、以下「NTT東日本」)管内の通信設備を保守する
NTT東日本グループ会社社員が、平成28年度文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」を受賞しました。
この賞は、我が国の科学技術分野において、優れた創意工夫により職域における技術の改善向上に貢献した
者を対象とし、総務省推薦により「残置された電話線を安全に撤去する切断工具の考案」が認められ、表彰
されたものです。
NTT東日本グループはこれからも、地域密着企業として長年培った目線やノウハウを生かし、より安心・安全な通信サービスの提供の実現により、社会へ貢献してまいります。
表彰名:平成28年度文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」
業績名:残置された電話線を安全に撤去する切断工具の考案
製品名:「ノボラナカッター」
受賞者:小林 常夫
所 属:株式会社NTT東日本−南関東 千葉事業部 千葉西支店(船橋市)
その他:「ノボラナカッター」は既に製品化され多くの現場で活用されています。
光ファイバ通信の普及に伴い、不要なメタルの電話線が多く残置されています。従来は、高所作業車や梯子を利用しての複数名による撤去であったため、作業工程や作業時間等の効率性、安全確保面での課題がありました。
そこで、通信設備の保守業務に長年従事した確かな目線と独自の創意工夫により、地上からの単独作業を可能とする切断工具「ノボラナカッター」を考案するに至った次第です。
この考案により、残置線発見時に短時間・省スペースでの対応ができるようになり、大幅な作業の改善が図られました。
安心安全な通信設備維持のため考案したものが受賞となり大変うれしく思います。今後も今までの経験を活かし創意工夫を重ねながら、お客様へ信頼あるNTT東日本の通信サービスを提供してまいります。