Voice from NTT東日本 Web Magazine

Headline(更新情報)
  • NTT東日本が、クラウド コンピューティングEXPO春に出展いたしました!第4回クラウド コンピューティングEXPO春
  • NTT東日本の教育の情報化ソリューションを出展いたしました!第4回 教育ITソリューションEXPO
  • JAPETセミナー2012 教育の情報化に対するNTT東日本の取り組み JAPETセミナー2012
  • 神奈川県編
  • 中小企業診断士が教える!!経営の悩み解決法 悩み10 お店の個性を出して活性化したい!
  • 伝わる話し方講座12のポイント Point11 話し方を上達させるとっておきの方法
  • 網野ゼミで学ぶネットワーク用語 講義9 ネットワークの脅威

サイト内検索

ビジネスチャージ 15min

網野ゼミで学ぶ ネットワーク用語 講義4

今回の講義は、「IPv6」についてです。今までと何が違うのでしょうか。

IPv6

読み
あいぴーぶいろく、あいぴーぶいしっくす
英表記
Internet Protocol version6
NTT東日本の関連商品
Biz Box ルータ N1200

イメージ

意味
インターネットで使用されているTCP/IPプロトコル群のうち、パケット(分割されたデータ)を転送する役割を担うプロトコルであるIPで、現在まで使用されているバージョン4(IPv4)に代わる新しいバージョン。インターネットの普及に伴い、アドレス数の増加、セキュリティ機能など新たな機能が追加されている。

今までのIPとは何が違うの?

網野先生:
(講義中)……、というのがインターネットプロトコル、IPの役割だな。いいさ君、なんだか気が乗ってないみたいだな。
いいさ君:
あのー、先生。これってあれですよね、古い方ですよね?
網野先生:
ん? 古い方?あぁ、確かに。IPv4の話だな。
いいさ君:
だめだな〜、先生。せっかくだから新しいことを学びましょうよ。あれでしょ、新しいバージョンがあるんでしょ?IPv6って奴が。そっちを説明してくださいよ。新時代って感じじゃないですか!
網野先生:
むむむ……。
いいさ君:
ん〜、とりあえず。5はどこ行ったんですか?今がIPv4で、次がIPv6でしょ? IPv5は?
網野先生:
ふむ。IPv5、というかIPの5番目のプロトコルは確かに存在したが、主に実験・検証・研究用として使われ、IPv6の礎となっている。
いいさ君:
へ〜。IPv6の礎ってことは試作版みたいな感じですか。それで、新しいIPv6とやらはどうなるんですか? なんかこう、僕らの生活が新時代!!って感じになるんですか?
網野先生:
生活が新時代? ん〜〜〜〜、そうだなぁ、今まであるものは特に変わらないかな。
いいさ君:
あ、あれ? 新技術なんですよね?
網野先生:
それは、ネットワークでのIPの立場を知ればわかる。以前(3分間ネットワークTIPS第8回)、に「レイヤーの考え方」というのを話したな。我々がよく使用するTwitterや、動画再生や、メールや、その他もろもろは、「データを用意し、使う」という立場だ。一方、TCP/IPプロトコルは?
いいさ君:
あー、「データを伝送できるようにする」でしたよね。
網野先生:
そうだ。よって、そこが多機能になって新しくなったからといって、「データを用意し、使う」というところは変わらない。いうなれば、今まで宅配便を荷車で運んでいたものが、大容量・保冷機能付きトラックで運ぶようになったものだ。だが、「宅配便で荷物を運んでもらう」という利用者視点は変わらないだろう?

IPv4とIPv6の利用者から見える部分のイメージ

いいさ君:
ははぁ。「データを伝送」というところが変わっただけだから、使うメールやブラウジングは変わらないってことですか。なんだぁ、新時代じゃないなぁ。
網野先生:
使用するユーザーの立場では、あまり変わらないのが実情なのだよ。どちらかと言えば、ネットワークを構築し、管理する側や、ネットワークでのサービスを提供する側が変わるだけでな。
いいさ君:
じゃあ、ユーザーには利点がないってことですか。
網野先生:
そうとも言えない。さっきの例で言えば、大容量・保冷機能付きトラックになったおかげで、今までできなかったクール便などができるようになるだろう?IPv6が持つ機能で、より容易にできるようになったことはある。
いいさ君:
やっぱりあるんですね、何か。さすが新時代!!
網野先生:
そうだな。今はまだIPv4が主流だが、今後IPv6が普及していくにつれ、IPv6の機能をメインとした新しいサービスが生まれていくだろう。例えば、IPv6で一番話題になるのがアドレス数だ。IPv4は32ビット約43億のアドレスしかなかったが、IPv6では128ビットになる。128ビットだとアドレスはいくつかね?
いいさ君:
え、え〜っと、2の128乗で……????
網野先生:
簡単に言えば、32ビットの4乗、つまり43億の4乗だな。ゼロが38ぐらいつく。単位で言うと「澗(かん)」だ。
いいさ君:
ゼロが38個……。聞いたことも見たこともない単位ですよ、澗とか。
網野先生:
この膨大な数のアドレスがあれば、多くの電子機器に独自のアドレスを割り振れるようになる。有名なものではインターネット家電や、インターネットを使ったセンサーの制御などがある。
いいさ君:
今までよりも多くのものがインターネットに接続して、そしてインターネット経由で簡単に制御したりできるようになるんですね!! メールでお風呂わかしたりとか。
網野先生:
ま、まぁ、それもあるかな。他にも標準でセキュリティ機能がついたことや、簡素化したことによる通信の高速化、モバイル機器などに対応した機能など、インターネットを基盤とした新たな技術が使われている。
いいさ君:
ふむふむー、すごそうですね。新時代だなぁ。
網野先生:
そうだな。なので、いいさ君もネットワークをしっかりと勉強して、IPv6がもたらす新時代に対応できるようにならなくてはな。さ、講義の続きだ!!
いいさ君:
は、は〜い・・・

おさらいテスト

※回答はチェックボックスをクリックしてください。

Q1.IPの新しいバージョンはどれか?

Q2.Pv6のアドレスの数はどれぐらいか?

Q3.IPv6の新機能でないのはどれか?

こたえはコチラ

正解できたかな?
次回予告
講義5 VPNについて解説します。
講義6 LANについて解説します。
講義7 ルータについて解説します。

網野 衛二 イメージ

筆者紹介
網野 衛二(あみのえいじ)
網野先生のその他の連載はこちら!
文系大学卒業後、紆余曲折してコンピューター系の専門学校の講師として、ネットワークの構築・管理・授業を行っている。また、Webサイト「Roads to Node」の管理人として、「3分間Networking」というネットワーク講座を公開しており、その他にも雑誌やWebサイトなどにネットワーク系の連載を行っている。

法人のお客さまトップへ戻る