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帝京科学大学様

【基幹サーバーをデータセンターに移行してBCP対策を強化
基幹サーバーの仮想化による一元管理を実現、キャンパス間ネットワークの高速化や学生サービスを向上

帝京科学大学様

導入の背景

学内システムのサーバー群を外部のセキュアな環境に移行しBCP対策の強化とシステム運用・管理の負担を軽減しつつ、学生サービスの向上に寄与するICT環境を整備したかった。

選定のポイント

  • ICT化をトータルに支援してきたマルチベンダーならではの最適化や提案力
  • 「学術情報ネットワーク(SINET5)」直結で、堅牢かつセキュアなNTT東日本データセンター

期待される効果

  • NTT東日本データセンターへのサーバー移行によるBCP対策の強化
  • SINET5によるネットワークの高速化・信頼性確保
  • ICT環境の刷新による教職員の利便性向上や学生サービスの向上

全学のネットワーク環境や学内システムのBCP対策が急務に

1990年に理工系単科大学として山梨県の上野原キャンパスで開学した帝京科学大学。その後、「生命」を様々な視点から捉えなおす学科の増設・編成を行い、現在では生命環境学部、医療科学部、教育人間科学部の計3学部を擁する総合大学に発展しています。
キャンパスのICT環境に関しては、開学当初から大学主導で全学を網羅する情報ネットワークを整備して、各研究室で自由に活用できる環境を提供するなど、全学共通のICT環境をトップダウンで整備していました。さらに開学20周年を迎えた2010年に新設した東京・千住と山梨市の2つのキャンパスもネットワーク化して、3拠点間で情報共有やデータを手軽にやりとりできる環境を整備しました。そうして効果的な大学教育を実践しようとした矢先に東日本大震災が発生。大きな被害はなかったものの、3キャンパスの学務システムなどのサーバー群を集約していた上野原キャンパスが計画停電の対象エリアに含まれていたことから、他キャンパスでも学務システムにアクセスできない状態が続くなど、大学運営に大いに支障をきたすこととなりました。
加えて、3キャンパス体制により学生数も増加し、通信量が年々増大してネットワークが帯域不足となるなどの課題が浮上してきました。そこでキャンパスのICT環境の更改を機に、BCP対策などを踏まえた、全学のICT環境の刷新を図ることとなりました。

NTT東日本データセンターに基幹システムを移行するとともに、SINET5を活用したネットワーク更改の提案

2010年の東京・千住キャンパスの開設当初から同キャンパスのICT環境をトータルに整備・運用してきたNTT東日本では、日頃からのシステム運用や営業活動を通じて、BCP対策やネットワーク帯域の増強、学生サービスの向上に関する大学側のニーズを把握するに至りました。
そこでNTT東日本では、サーバー類をすべてNTT東日本のデータセンターに預けた上で、拠点間を「学術情報ネットワーク(SINET5)」を用いてVPN接続し、ネットワーク経由でシステムを利用するプライベートクラウド環境の構築を提案。学生向けにクラウドメールサービスの利用やWeb履修登録の改良(Web履修は2010年度に導入済み)、事務職員が利用するシンクライアント端末についても可用性を高めるシステム更改を提案しました。
こうした提案に関して、NTT東日本の担当者は「新校舎の建設設計の段階からICT環境の導入を推進するなど、千住キャンパスのICT環境導入をトータルにサポートしてきた実績と信頼に応えるべく、全学のICT環境のさらなる最適化をめざすこととしました」と振り返ります。
帝京科学大学では、サーバー類をNTT東日本のデータセンターに預けることで、災害発生時も計画停電の影響などを受けることなく大学運営を継続できることや、日本全国の大学・研究機関で利用されているSINET5と直結して、セキュアなVPNを構築できるNTT東日本データセンターの優位性を評価したことから、NTT東日本と共同で、全学のICT環境の更改に臨むこととなりました。

バックアップまで考慮されたネットワーク設計とレスポンスと効率化を両立させるサーバー設計

帝京科学大学では3つのキャンパスそれぞれにインターネットの”出口”を有しており、Webサーバーなどを各キャンパスに設置して運用していました。今回の更改においては、インターネット接続やキャンパス間ネットワークの高速化が求められていたことから、NTT東日本では大学全体のネットワーク構成を見直し、通信環境の向上やセキュリティ対策をトータルに実施することとしました。
そこで、インターネットの出口をSINET5の1本にまとめて、分散されていたファイアウォールなどのセキュリティ対策を一元化するとともに、キャンパス間のネットワークもSINET5経由とすることで、ネットワーク環境の高速化や効率化をめざしました。更に、メイン回線の障害時にはダイナミックルーティング(BGP4)で自動的に迂回経路に切り替わるという、通信のダウンタイムを最小限に抑えた設計を行いました。
また、認証システムについても大元となるサーバーをデータセンターに設置したことで、課題だったキャンパスごとのネットワークの利用手順の統一化が実現されました。認証のレスポンスを損なわないよう、拠点側にもサブの認証システムを配置するなど綿密なサーバー設計を行いました。
なお実際の構築に際しては、上野原キャンパスのICT環境の更改を担当するベンダと連携し、作業を進めていきました。
一連の更改作業についてNTT東日本の担当者は、「お客さまのICT環境に精通し、大規模プロジェクトを通じて蓄積してきたノウハウを駆使して、お客さまの要望やロケーションなどを考慮しつつ、SINET5などの最新の教育ICTソリューションを効果的に活用したネットワーク環境の提案を行ってきました。またプロジェクト進行にあたっては、全体を見渡すコントロールに努めることで、無理なく万全かつ速やかな移行をめざしました」と振り返ります。

帝京科学大学様への導入システム帝京科学大学様への導入システム

「ギガらくサイネージ」で情報配信システムをクラウド化

ギガらくサイネージを教員の就業管理システムと連携させることにで、ICカードで読み取られた教員毎の来校状況をリアルタイムで学生に刑事するといった学生サービスを提供 ギガらくサイネージを教員の就業管理システムと連携させることにで、ICカードで読み取られた教員毎の来校状況をリアルタイムで学生に掲示するといった学生サービスを提供

帝京科学大学では、構内の大型ディスプレイに教員のリアルタイムな在室状況や学生への各種情報を掲示する情報配信システムをオンプレミス型で導入し、教員の出退勤など複数の学内システムと連携する環境を整備していました。今回、その情報配信システムについても更改時期を迎えていたことから、NTT東日本の「ギガらくサイネージ」を用いて、クラウド環境に移行。サーバーが不要となったことで、コストを抑え、運用管理の負担を軽減できました。なおクラウド環境への移行に際して、NTT東日本では教務システムや出退勤システムなど学内システムとのスムーズな連携を行ったことで利用者目線では従来通りの利便性が確保されています。
また学生向けサービスに関しては、履修登録をパソコンだけでなくスマートフォンなどマルチプラットフォーム対応にすることで利便性が大きく向上。更にメール環境はクラウドサービスである「Microsoft Office365」を利用することで、管理者の運用負荷、コスト削減を図ると共に、ストレージサービスを「Microsoft OneDrive」に移行したことで学外での利用も可能となるなど、学生サービスの向上が図られています。
今回、学内システムをNTT東日本データセンターに移行し、SINET5を用いてキャンパス間をつなぐVPNを整備したことで、アクセス速度の向上が図られるとともに、重要データを安全に守り、いざという時も大学運営の継続や迅速な復旧が期待できるなど、BCP対策を強化できました。キャンパスごとに異なっていたネットワークの利用手順も統一され、複数のキャンパスで講義を行う教員の負担軽減にも寄与しています。事務員が利用するシンクライアント端末も可用性を高めたシステムに更改したことで、利用できるアプリケーションの自由度も高まるなど利便性向上に寄与しています。
こうした取り組みに関して、NTT東日本の担当者は、「キャンパスのICT化をトータルにサポートしてきたNTT東日本だからこそ、複数システムやサービスが有機的に連携する最適なシステム環境を整備できたと自負しています」と語ります。
データセンターやSINET5の有効活用で、信頼性の高いキャンパスネットワーク環境を整備し、優秀な人材育成に尽力する帝京科学大学に対し、NTT東日本はこれからも先進的なソリューションの提案やトータルなサポートで大学の取り組みを後押ししたいと考えています。

ビジネス&オフィス営業推進本部 公共営業部 教育営業部 営業部門 第一営業担当 村上 由香里ビジネス&オフィス営業推進本部
公共営業部 教育営業部 営業部門
第一営業担当 村上 由香里

ビジネス&オフィス営業推進本部 ソリューションエンジニアリング部 文教ビジネス部門 大学・高等教育担当 主査 野村 和彦ビジネス&オフィス営業推進本部
ソリューションエンジニアリング部
文教ビジネス部門 大学・高等教育担当
主査 野村 和彦

ビジネス&オフィス営業推進本部 ソリューションエンジニアリング部 文教ビジネス部門 大学・高等教育担当 津村 哲人ビジネス&オフィス営業推進本部
ソリューションエンジニアリング部
文教ビジネス部門 大学・高等教育担当
津村 哲人

NTT東日本が提供するキャンパスソリューションNTT東日本が提供するキャンパスソリューション

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2017年1月時点(インタビュー時)のものです。

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