法人のお客さま


ホーム > 法人のお客さま > 導入事例 > 埼玉県富士見市様




埼玉県富士見市様

【安全性と利便性を両立した校務環境のシンクライアント化
シンクライアントシステムをデータセンターに構築
学校や自宅から安全・快適に利用できる環境を整備
既存パソコンのシンクライアント化で、コストを低減
NTT東日本が運用を支援し、職員の負担を軽減

埼玉県富士見市様

導入の背景

校務用パソコンの更改に際して、情報セキュリティにはこれまで以上に配慮しつつ、利便性の向上や運用管理負担の軽減を図りたかった。

選定のポイント

  • ハウジングや先進的なデスクトップ環境などの提案
  • 迅速な構築から安定運用にいたるトータルなサポート
  • 既存パソコンや予備機の利用によるコストと環境負荷の軽減

期待される効果

  • データセンターへの一元的なデータ保存による信頼性の向上
  • 安全・快適に学校や自宅から利用できる環境整備による利便性の向上
  • NTT東日本の運用支援による運用管理の負担軽減

取り扱う情報の重要度や機密性に応じた業務エリアを整備
3つのデスクトップ環境を用意し安全性と利便性の両立を実現

安全性と利便性の両立をめざして、校務用パソコンを更改

埼玉県南部にある人口約11万人の富士見市。市内には小学校11校、中学校6校、特別支援学校1校の市立学校18校があり、約8,500名の児童生徒が学んでいます。普段は教室用エアコンの室外機の燃料としているLPガスを、学校が避難所となった場合、避難者への炊き出しに使用できるようにと、LPガスのバルク貯槽(タンク)を設置するなど、教育環境の向上と災害対策の両立を図る、ユニークな取り組みを展開しています。

校務のICT化についても積極的であり、情報セキュリティを最大限重視した上で、校務用パソコンを1人1台配布して活用していました。その運用方法は、児童生徒の大切な情報を守るために、教職員が作成したデータは各校に設置したファイルサーバーにのみ保存し、各自のパソコンにはデータを保存できないように制限をかける。教職員の自宅から校務環境を利用できるリモートアクセスシステムは、学校管理職の許可を得て専用の装置を持ち帰るという方法で操作もわかりにくく、利便性の面から思うように普及していませんでした。

また、サーバーを各校に設置していたことで、不具合発生から復旧までに時間や手間がかかり、教育委員会と学校の負担が大きいことも課題でした。 富士見市教育委員会では校務用パソコンの更改に際して、これらの課題を解決する安全性と利便性を両立した環境に刷新したいと考えました。

既存端末のシンクライアント化やデータセンターの活用で信頼性が向上

富士見市教育委員会は校務用パソコンの更改に際して、情報セキュリティ対策はこれまで以上のものを求めながら、教職員はもちろん、維持管理を担当する教育委員会職員にとっても使いやすい、安全性と利便性の両立した環境を整備したいと考えていました。

NTT東日本は小中学校へのパソコンや校務支援システムの導入に豊富な実績を有しており、日頃からの営業活動を通じて、富士見市の抱える課題を把握するに至りました。そこで、NTT東日本は富士見市教育委員会に対して、シンクライアントシステム及び校務支援システムの導入を提案しました。

総合評価の結果、採用されたこの提案の最大のポイントは、教職員のパソコンについて、既存のノートパソコンをシンクライアント化する仕組みを導入することで、セキュリティを確保しながらも導入コストを抑え、サーバーの整備や運用支援を充実したことにあります。

各種サーバー・ストレージはNTT東日本のデータセンターに設置し、富士見市立学校ネットワーク(VPN:仮想のプライベートネットワーク)を通じて、各学校からアクセスできるようにしました。同時に、教職員の自宅からも安全・快適に利用できるリモートアクセスシステム(二要素認証)を導入しました。

情報の重要度に基づいた3つの業務エリア別デスクトップ環境により安全性が向上

富士見市教育委員会は、インターネット環境の分離など、これまで以上の情報セキュリティ対策も考えていました。そこでNTT東日本は、業務エリア(デスクトップ環境)を一般的な事務処理を行う「コミュニケーションエリア」、児童生徒の個人情報の管理や成績処理を行う「セキュリティエリア」、そして情報収集などに活用する「インターネットエリア」の3つに分け、物理的にも分離したサーバー上に構築しました。教職員がパソコンを起動して、最初に接続されるのは「コミュニケーションエリア」です。「セキュリティエリア」と「インターネットエリア」には、「コミュニケーションエリア」を経由して接続します。

このように業務エリアを分離する仕組みは、外部からの攻撃や情報漏えいへの対策として有効なことから、金融機関などには普及しているものですが、自治体・教育委員会での導入はまだ一部に留まります。富士見市教育委員会では、インターネット接続を禁止するという選択肢も考えましたが、学校現場での利便性を考慮して、この仕組みを導入することにしました。

その他、各エリアで保存したファイルを他のエリアには移動できないようにするなどの情報漏えい対策も行っています。

イメージ

予備機の配備により、故障対応や維持管理・運用の負担を大幅軽減

USBキーによって既存パソコンをシンクライアント化する仕組みを導入しただけでは、資源の有効活用と導入コストの軽減は実現できても、パソコンの経年劣化という問題は残ってしまいます。そこでNTT東日本は、パソコンの予備機を用意し、不具合が発生した場合はすぐに予備機に交換できる体制を整え、既存パソコンの使用を続けることへの不安を解消しました。また、学校にはサーバーを設置しないため、教育委員会職員がシステムの維持管理や運用のために学校に行く必要はありません。操作方法や不具合などの問合せは、NTT東日本のヘルプデスクが一元的に対応し、サーバーの不具合などはリモート環境から操作することで、問題を迅速に解決するサポートをしています。

富士見市立の全学校の教職員は、2016年度から新たな校務用パソコンの環境を利用しています。また、併せて導入した校務支援システムは成績処理だけでなく、グループウェア機能も有しており、教職員が情報共有などに活用しています。成績管理や通知表・指導要録の作成が本格的に始まるのは2017年度からです。

アクティブ・ラーニングの推進など、富士見市の教育において、今後もICTの活用は大きな役割を担うことから、教育環境の充実を通じて学力向上や豊かな心の育成をめざす富士見市の取り組みを、NTT東日本はさまざまな角度から支援していきます。

イメージ

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2017年1月時点(インタビュー時)のものです。

関連導入事例
帝京科学大学様
【基幹サーバーをデータセンターに移行してBCP対策を強化】
基幹サーバーの仮想化による一元管理を実現、
キャンパス間ネットワークの高速化や学生サービスを向上
埼玉県富士見市様
【安全性と利便性を両立した校務環境のシンクライアント化】
シンクライアントシステムをデータセンターに構築
学校や自宅から安全・快適に利用できる環境を整備
既存パソコンのシンクライアント化で、コストを低減
NTT東日本が運用を支援し、職員の負担を軽減
青森県蓬田村様
【ICTの活用で子どもたちの意欲を引き出す環境を整備】
教育現場が求めるICT環境の具現化や実践的な研修など、授業支援アプリケーションの導入から活用までをサポート
芝浦工業大学様
視聴履歴やログ収集に着目して講義収録・配信システムを更改 学内システムとの連携強化で学修成果の可視化が可能に
健康科学大学様
SINET接続を含めた大学ICT環境をトータルコーディネート!
さらにNTT東日本データセンターにシステムアウトソーシングし、BCP対策およびTCO(運用稼働費含めたトータルコスト)の削減を実現!
国分寺市教育委員会様
【図書館ネットワークやPC教室を一斉更改】
図書館システムやPC教室、ネットワークの一斉更改を通じて信頼性と利便性を向上し、一元的な運用保守体制を整備
「教育」の導入事例をすべて見る

関連導入事例
埼玉県富士見市様
【安全性と利便性を両立した校務環境のシンクライアント化】
シンクライアントシステムをデータセンターに構築
学校や自宅から安全・快適に利用できる環境を整備
既存パソコンのシンクライアント化で、コストを低減
NTT東日本が運用を支援し、職員の負担を軽減
青森県蓬田村様
【ICTの活用で子どもたちの意欲を引き出す環境を整備】
教育現場が求めるICT環境の具現化や実践的な研修など、授業支援アプリケーションの導入から活用までをサポート


福島県 環境創造センター様
来訪者へのWi-Fiサービスと大規模会議でのスムーズなネットワーク利用環境を整備。
秋田市役所様
最新鋭のICT環境を備えた「災害対策本部室」を新庁舎に設置、
迅速な状況判断や被災者支援をめざす
茨城県五霞町様
PC教室のサーバーをクラウド移行し信頼性を向上
タブレットPCや電子黒板を活用し協働学習を実践
秋田県町村電算システム共同事業組合様
県内12町村の行政情報システムを共同化してクラウドへ移行
運用コストの軽減と住民サービスの向上を目指す
「公共・自治体」の導入事例をすべて見る