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千葉工業大学様

ネットワーク系基幹サーバー機能をセキュアなクラウド基盤に移行
BCP対策を強化
運用負荷の軽減を図りつつ、学内無線インフラも大幅に増強

千葉工業大学様

約20台の基幹サーバーをクラウド化、高いパフォーマンスが得られています

  • 千葉工業大学 情報システム委員会委員長 情報科学部 情報ネットワーク科 教授 中村 直人 氏
  • 千葉工業大学 情報システム課 課長 村上 吉信 氏
  • 千葉工業大学 情報システム課 課長補佐 福山 達也 氏
  • 千葉工業大学 情報システム課 係長 河村 俊一 氏
千葉工業大学様の概要
千葉工業大学様

1942年に旧制大学として創立し、現在、千葉県習志野市に「津田沼キャンパス」と「新習志野キャンパス」、東京ソラマチに「スカイツリータウン®キャンパス」の3キャンパスを有する。私立工業大学としてもっとも古い歴史を持つ大学であり、3学部11学科、大学院3研究科を合計すると約1万名の学生が在籍している。学校法人直轄の組織「惑星探査研究センター」でJAXAなどと連携して、惑星探査用衛星に搭載する観測機器を新規開発したり、学校法人直轄の組織「未来ロボット技術研究センター(fuRo)」で福島第一原子力発電所の事故処理でも活躍する災害対応ロボットを開発したりと、教育機関としてだけではなく、研究開発分野でも底力を見せる。2013年4月には、大学公式キャラクター「チバニー」が誕生。さまざまな活躍を見せている。

基幹ネットワーク更改の目的について、お聞かせください。

中村氏

中村 直人 氏

中村 直人 氏

当大学では、2005年にFTTDと呼ばれる集約型の基幹ネットワークを他大学に先駆けて構築し、教育や研究活動に役立てるとともに、管理・運用コストの軽減を図ってきました。しかし、導入から数年がたちより高速なネットワークインフラが求められるようになってきました。また、学内にメールサーバーを設置している状況では、キャンパスが停電すると学生・教職員への連絡手段が絶たれてしまうため、BCP対策の観点からメールサーバーやその他基幹サーバー群を外部に預けることも検討することとなりました。加えて、学生・教職員へのサービス向上のためタブレット端末の配布が決まったことから、今回のネットワーク更改を機に、無線インフラの増強も合わせて実施しようと考えたのです。

基幹サーバーを外部に預けることに懸念はありませんでしたか。

中村氏

もちろんシステムの使い勝手は重要であり、パフォーマンスの低下は何としても避けなければなりません。サーバーをクラウド化したいという私たちの要望に対して、複数のベンダーから提案を受けました。その中でNTT東日本の提案は、SINET4との連携で高速かつセキュアなアクセス環境を低コストで利用できるのに加え、さらにサーバー機能そのものをクラウドサービスとして利用するという画期的な内容だったことから、これなら学内にサーバーを設置しているのと同様のパフォーマンスを確保でき、サーバーの運用管理からも解放されると期待して、NTT東日本に任せることとしました。

村上氏

村上 吉信 氏

村上 吉信 氏

40Gbpsの高速バックボーン回線を低コストで利用できるSINET4は大変魅力的であり、SINET4上でVPNを構築できるサービスが新たに提供されるということで、当大学でも何か活用できないかと検討していました。そうした折、NTT東日本の提案が私たちの要望にまさに合致したのです。高いセキュリティーが確保されているSINET4経由であれば、学内にサーバーがあるのと同等で、従来のセキュリティーポリシーのまま導入できるため、ネットワーク更改に対する学内の理解も得られました。

河村氏

河村 俊一 氏

河村 俊一 氏

基幹ネットワーク更改に合わせて無線アクセスポイントも多数設置するということで、構築作業も相当シビアになることが予想されましたが、NTT東日本の豊富な構築ノウハウのもと、短期間でスケジュール通りに構築が完了しました。

ネットワーク更改や無線インフラ増強の成果はいかがですか。

福山氏

福山 達也 氏

福山 達也 氏

DNSやDHCP、LDAPなど頻繁にアクセスする基幹サーバーをクラウド化するということで、パフォーマンスを確保できるかどうか、当初は相当懸念していました。しかし、いざ使い始めてみると、サーバー群が外部にあるとは思えないほど、従来と変わりなくスムーズに利用できています。システムを運用管理する側としては、約20台の基幹サーバーが一気になくなったことで、メンテナンスの手間から解放され、管理・運用コストを大幅に軽減できました。学内にハードウェアがなくなった分、サーバールームの空調コストも含めて省電力も実現しています。また、キャンパス設備の法定保守点検の際など、従来はサーバーの電源を落とすことが求められましたが、そうした煩雑な作業も一切不要。サーバーを気にしなくてすむ安心感は大きいですね。

中村氏

今回、キャンパスの教室・共用スペースのどこにいても無線LAN経由で学内システムにアクセスし、タブレット端末を自在に活用できる環境を整備しました。タブレット端末は教職員には全員に貸与、学生に対しては、導入初年度ということで新入生を対象に貸与しました。教職員の会議資料はタブレット端末に配信してペーパーレス化を果たすなど、早くも効果が表れています。端末の活用が浸透してきたら、講義などにも積極的に役立てたいですね。また、今後は基幹ネットワーク更改の成果を検証した上で、シンクライアント化してあるコンピュータ演習室のサーバーもクラウド化できれば、さらなる管理・運用コストの低減が期待できそうです。

クラウドサービス導入を検討している他大学へのアドバイスをお聞かせください。

中村氏

SINET4上でサーバー機能をクラウドサービスとして利用できる今回の取り組みは、システム運用から解放される画期的なものです。同様な課題を抱える他の大学にとっても大変有効なサービスとなりうるでしょう。大学だけでなく他の研究機関、さらにはICTに関する人材が不足している初等教育機関や官公庁においても、クラウドサービスは大変有効でしょう。私たちの取り組みなどもぜひ参考にして、クラウドサービスを活用してほしいですね。「世界文化に技術で貢献する」という本学の目標は、創立時から掲げてきた理念であり、今後も先進のICTを優秀な人材の育成や研究活動に役立てていきたいと考えています。

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