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長野県東御市様

高齢者などの交通弱者の利便性向上、また交通空白地域の問題を解決する
デマンド交通システムをクラウド型で導入
もっと使いやすく、もっと安全な運行をスムーズに実現

長野県東御市様

クラウド型の特長を取り入れつつ、地域特性を活かしたデマンド交通システムを整備できました

  • 東御市商工会 事務局長 菊池 賢治 氏
長野県東御市の概要
東御市商工会

長野県の東部、上田市や小諸市に隣接し、群馬県との県境に位置している。「さわやかな風と出会いの元気発信都市」を基本理念に、2004年4月、旧東部町(小県郡)と旧北御牧村(北佐久郡)の2町村が合併して誕生した。人口は約30,000人(2012年2月現在)、面積は112.3平方キロメートル。市の木であるクルミや巨峰の産地として有名。江戸時代の名力士、雷電為右衛門の出身地であり、市内には生家が残されているほか、市内数カ所に銅像が建立され、その勇姿は住民からも慕われている。

クラウド型サービスの導入に際して、重視したことは何ですか。

菊池 賢治 氏

菊池 賢治 氏

デマンド交通システムでは、ドライバーやオペレーターが重要な役割を果たしています。ドライバーは安全運転で高齢者にも気持ち良く利用してもらっています。一方オペレーターは交通を誘導する役割だけでなく、時には高齢者の話し相手になるなど、親切な応対で利用者から信頼されることがとても大事だと思います。そのためにも、システムが使いやすく便利な機能を備えていることで、ドライバーやオペレーターが本来業務に専念できる環境を整備したいと考えていました。クラウド型でコスト低減や効率化を図りながら、2006年のサービス開始以来、住民にとても慣れ親しんで利用されていることから、従来と変わりなく使ってもらえるシステムであることも重視しました。

NTT東日本の提案を採用した理由について、お聞かせください。

クラウド型の導入を検討している段階で、タブレット型のスマートフォンを用いてデマンド交通システムを運行する他社からの提案もありました。しかし、ドライバーの安全走行を第一に考えたいという私たちの考えに共感してくれたNTT東日本から、視認性を高めたカーナビタイプの車載端末を搭載するシステムをクラウド型で提供する提案を受けたことから、採用を決めました。既存の車載端末はノートPCとGPS端末など機器同士の配線が煩雑という課題がありましたが、端末が一体型となっているなど、東御市の実情に即したシステムの提案だった点についても高く評価しました。

クラウド型サービスを導入した成果について、お聞かせください。

デマンド交通という住民が日々利用するシステムを運用するには、私たちのオフィスのような場所にサーバー類を設置することはリスクが大きく、システムの安定稼働のためにもSaaS型やクラウド型サービスといった仕組みを早く導入したいと考えていました。今回、NTT東日本の「Bizひかりクラウド お出かけデマンド」を採用したことで、導入コストを抑えて短期間での導入を実現。私個人としても、サーバーの運用管理から解放されたことで、とても気が楽になりました。さらに導入と合わせて、5つに分かれていた運行エリアを2つに集約、市の中心部の公民館や商業施設に行きやすい環境も整備できました。クラウド型の特長を取り入れつつ、東御市の地域特性を活かしたデマンド交通システムを整備できたことに、とても満足しています。

NTT東日本の対応については、どのような感想をお持ちですか。

2006年のデマンド交通システムの導入の際、合併直後で慌ただしい状況の中、NTT東日本は限られた時間でシステム構築を果たし、運用面も含めてサポートしてくれました。今回のクラウド型の導入に際しても、クラウド型を導入したいという要望に対し、いち早くサービス化を果たすなど、迅速な対応に感謝しています。NTT東日本の担当者は、こまめに商工会を訪ねてくれるので、何かあれば担当者の顔がすぐに思い浮かびます。これはまさに私たちの信頼の証といえるものです。これからもきめ細かな対応で、市や商工会の要望に迅速に応えてくれることを期待します。

今後の展開・展望について、お聞かせください。

長野県では、高齢買物弱者支援モデル事業を展開するなど、高齢者の日常的な買い物をサポートする環境整備に積極的に取り組んでいます。東御市のデマンド交通システムも2006年から約6年の運用を経て、特に買い物支援において、かなりの成果を挙げていると自負しています。現在、ドライバーは高齢者の乗り降りに手を貸すなどのサポートも行っていますが、決められた時間内に安全運転で送り届けることを最優先にするとの考えから、例えば重い荷物を運んだり、独りで歩けないような人を介助するのは、対象外の業務としています。しかし、今後はそうした介助的な役割も必要であり、資格取得なども含めて柔軟に対応したいと考えています。そのためにもICTの活用でサポートできる部分はNTT東日本に任せたいと思います。今後も、より良いソリューションの提案をしていただけることを期待しています。

交通弱者への利便性向上などに役立っているとともに、コスト削減が図れました

  • 東御市役所 産業建設部 商工観光課 課長補佐 商工労政係長 吉沢 健二 氏

吉沢 健二 氏

吉沢 健二 氏

東御市は市の中心部に商店や病院、温泉施設などが集中していますが、放射線状にバスを走らせるなど、地域特性に合った交通手段を実現しています。2006年の導入以来、買い物などに出かける際の手軽な交通手段として、住民に広く受け入れられており、高齢者など交通弱者の利便性向上や、交通空白地域の課題解決は図られていると考えています。今回、クラウド型サービスを導入したことで、大幅なコスト低減が図れたことも満足です。さらに今後は、周辺の自治体と連携して、近隣の市町村も含めた運行ルートの拡大を図りたいと考えており、クラウド型サービスであれば、そうしたことも容易に実現するのではと、おおいに期待しています。

利用者との触れ合いは楽しく、地域への貢献も実感

  • 有限会社カクマハイヤー 取締役・小林 義忠 氏 小林 悦子 氏

小林 義忠 氏 小林 悦子 氏

小林 義忠 氏 小林 悦子 氏

地域に密着したタクシー会社を運営していますが、利用者数が伸び悩む中、安定した収益確保につながると考えて、デマンド交通システムの車両運行に参加しました。システムが運休する週末には、導入した9人乗りのジャンボタクシーの予約が入る機会も増えるなど収益向上に貢献しています。私たち自身もドライバーとして「とうみレッツ号」に乗っていますが、住民の方々と触れ合えるのは楽しく、感謝される機会も多いなど、地域に貢献できていると実感しています。「Bizひかりクラウド お出かけデマンド」になったことで、車載端末も新システムになり、カーナビ感覚で便利に操作できるようになりましたが、今後はさらに使いやすいシステムに進化することを願っています。

コンパクトな車載端末のおかげで、スムーズかつ安全な走行

  • ニュー交通タクシー有限会社 谷津 英人 氏

谷津 英人 氏

谷津 英人 氏

私たちドライバーにとっては、お客さまを安全に送り届けることが何よりも大事。車載端末がとてもコンパクトになり、配線もスッキリしたおかげで、視野を遮られるものがなくなったことが「安全運転」にもつながっています。30分以内に送り届けるのが原則のため、大勢の予約が入ったときなど、遠くの温泉施設まで時間内に送り届けるのは大変。しかし車載端末が最適な運行ルートを教えてくれるので、急な変更があってもスムーズに対応することができます。システムが新しくなるということで、最初は心配しましたが、端末は操作しやすく、ことのほか早く慣れることができました。今後も使いやすいシステムの提供で、運転をサポートしてくれることを期待しています。

お年寄りと毎日やりとりできるのは、とても楽しみ

  • オペレーター 奥秋 鑑子 氏 神津 英里子 氏

オペレーター

電話の音声が聞こえにくい方が多いので、日ごろから大きな声ではっきり話すよう心がけています。デマンド交通システムは2006年から運用しており、電話をかけてくる住民も慣れている人ばかり。時には電話口で名前も告げないで「私だけど温泉まで送って」と頼まれ、予約時間をきちんと聞き出す必要があるなど、オペレーターの仕事の難しさを日々実感しています。着信した相手の名前や住所などの登録情報が直ちに分かるCTI機能のおかげで大いに助かっています。デマンド交通を運用する上で本システムは欠かせません。複数の送迎ルートを提示してくれるのも便利。NTT東日本長野支店の担当者は、いつも私たちの要望に親身に応えてくれるので、感謝しています。

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2012年7月時点のものです。

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