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JA甲府市様

売上データを集中管理
生産者と消費者をつなぐ「産地直売所」をASP型サービスで効率的に運営

JA甲府市様

「1,2,の産直」を育てる姿勢に共感、安心して任せることができました

  • JA甲府市(甲府市農業協同組合)
  • 代表理事 専務 中島浩 氏
  • 企画管理部 総務管理課 課長代理 中村光宏 氏
JA甲府市の概要
JA甲府市

山梨県の中央に位置する甲府市を主な拠点としており、1997年2月に4農協(甲府池田・甲府南・甲府北・貢川)が合併して誕生。ブドウを代表とする果樹、ナス・トウモロコシといった野菜を中心に農業生産を行っている。「組合員をはじめ地域住民の皆さまとともに、協同組合活動を通じて“食と農”を守り、豊かな地域づくりに貢献」することを基本理念に、生産者をさまざまな角度から支援、貯金や融資等の信用事業をはじめ、共済事業、経済事業などを行い、社会的・公共的使命の遂行に取り組んでいる。

産地直売所や生産者の抱える課題について、お聞かせください。

代表理事 専務 中島浩 氏

代表理事 専務
中島浩 氏

直売所を運営する上での課題といえるのが、第一に生産者の高齢化。後継者問題により、農地面積が減少していることです。甲府市の場合、市街地と畑が共存している地域も多く、休耕地の増加は地域全体に影響を与えかねないことから、安心して暮らせる地域社会の実現のためにも、直売所の運営などを通じて、生産者の「やる気」を支援する取り組みを行っています。第二に、直売所におけるタイムリーな商品の補充が挙げられます。直売所のシステムは、生産者の持ち込んだ商品が売れただけ売り上げになるもので、売れ残りは生産者が引き取らなければなりません。このため、生産者は商品の売れ残りを恐れて出荷量を抑えがちになり、新鮮な農産物を求めて、来店客は午前中に集中し、午後からは客足が減る傾向にあります。最近の「道の駅」ブームや「地産地消」志向は、直売所にとっても追い風ですが、人気の商品が品切れになったり品薄になったりしては、せっかく店舗にいらしていただいたお客さまのご希望に添えないことになってしまいます。そしてそれによって「あそこの店は午前中に行かないと品物がない」というような評判がたってしまうと、直売所のイメージにも傷がつき、目先の利益損失になるのみならず、販売機会の損失となって、長い目で見て直売所経営にとって大きな支障となりかねません。(中島)

「1,2,の産直」の選定理由について、お聞かせください。

企画管理部 総務管理課 課長代理 中村光宏 氏

企画管理部 総務管理課
課長代理 中村光宏 氏

農産物の品切れについては、従来は直売所のスタッフが生産者に電話連絡を入れたり、生産者がこまめに直売所へ足を運んだりして売れ行きを把握し、補充するしかありませんでした。ICTを活用して在庫・品質管理を行い、生産者に売上速報という形で連絡する仕組みを導入することは、業務の効率化という意味で大変有効といえます。しかし、在庫管理が可能なPOSレジシステムの構築や運用には非常にコストがかかるため、今回対象となった池田店のような小規模な直売所には、そう簡単に導入できません。店舗レジの老朽化を受けてシステム導入を検討していた折、NTT東日本から提案を受けた「1,2,の産直」は、私たちがまさに求めていたシステムでした。手軽に利用できるASPサービスながら、産直システムとして必要十分な機能を備え、保守運用に関しても大幅なコスト低減も期待できることから、すぐさま導入したいと考えました。(中村)

導入に際しての懸念や、NTT東日本の対応はいかがでしたか。

直売所の店員や生産者などには、比較的高齢の方が多いので、高齢者でもシステムが使いやすいかどうかが大きなポイントでした。直売所に設置するのがパソコンPOSということで、従来のレジとは外見・操作方法が違うことから、使い勝手を大いに懸念していました。そこで、NTT東日本の協力により、JA甲府市の会議室にデモ環境を用意して、使い勝手を実際に確認しました。パソコンに不慣れな一部のスタッフからは心配の声が寄せられたものの、「慣れてしまえば大丈夫」との確信が得られ、導入への懸念を払拭することができました。NTT東日本とは、これまでは通信回線や電話機の納入でやりとりするだけでしたが、山梨支店の営業担当者の対応は親身で、システムの知識が豊富なエンジニアやベンダー担当者が契約前から打ち合わせに同席するなど、手厚い体制に感謝しています。生産者や私たちが直売所を大きく育てたいと願っているのと同じように、NTT東日本も「1,2,の産直」に自信を持ち、よりよいシステムにしていこうという姿勢が伝わってきたことから、安心してお任せすることができました。(中村)

「1,2,の産直」の導入成果や今後の展開について、お聞かせください。

直売所は、「朝穫り朝出荷、夕方回収」が基本的なルール。大切に育てた作物が売れているかどうか、他の生産者のどんな作物が売れているのかといったことは、生産者にとって気になるところです。毎朝、陳列する際に生産者同士の交流が生まれ、互いに刺激し合い、見た目やおいしさの向上を追求することで、より安心・安全で質の高い農産物を育てる場となっています。買う側にとっても、“顔の見える作物”を買うことができ、「あの人が作った野菜はおいしい」と、リピーターになってくださる消費者も増えています。本システムを導入したことで、JA甲府市の本部でも売上管理や品目分析が可能になるとともに、売上管理を本部が集中的に請け負うことによって、直売所のスタッフは現場業務に専念でき、円滑な直売所運営が実現しています。保守費などの運用コストもPOSレジシステムに比べて約10分の1と大幅なコスト低減が実現しており、大変満足しています。今後は、山城店にも本システムを導入し、同一のシステム基盤による広範囲かつ高水準な直売所運営を実現し、生産者の意欲、「やる気」に応えていきたいですね。NTT東日本には、「1,2,の産直」を、JAや直売所、生産者の実情に即したシステムとして育てていただきたい。今後も私たちの信頼に応え、システムインテグレーターとしての実力を生かしたシステム提案で、われわれの課題解決に貢献してくれることを願っています。(中島)

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2011年12月時点のものです。

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