法人のお客さま


ホーム > 法人のお客さま > 導入事例 > 甲府信用金庫様


甲府信用金庫様

ビジネスイーサ ワイド」で回線を集約 システムインテグレータとしての技術力で更改を果たし信頼性を確保しつつ通信コストを大幅削減

甲府信用金庫様

導入の背景

勘定系・情報系・音声系を統合した基幹ネットワークの更改に伴い、運用保守体制を一元化し、信頼性確保と通信コスト削減の両立を図りたいと考えた。

選定のポイント

  • 「ビジネスイーサ ワイド」の優れた信頼性とコストパフォーマンス
  • 既存ネットワークの構築と安定運用を手がけてきた信頼と実績
  • 故障時の迅速な対応・復旧が期待できる運用保守体制の一元化

期待される効果

  • 新サービスや既存資産の有効活用による通信コストの大幅削減
  • 通信の暗号化や帯域制御、二重化による信頼性のさらなる向上
  • ヘルプデスクにより一元化された保守体制のもとでの安定運用

選定ソリューション

基幹ネットワークの更改に際し、通信コスト削減が急務に

山梨県甲府市に本店を置き、県内に25店舗を数える営業店舗を展開、地域経済の発展を長年にわたって支え続けてきた甲府信用金庫(以下、甲府信金)様。1997年に信金東京共同事務センター事業組合(通称「信金共同センター」)に加盟して、勘定系システムの共同利用を開始。2004年には、基幹システムのある事務センターと県内26店舗をNTT東日本の「メガデータネッツ(MDN)」で結び、勘定系と情報系の集約だけでなく、内線VoIP化により音声系も統合した基幹ネットワークを構築するなど、ITを積極的に活用して、業務の効率化やコスト削減を推進してきました。

その基幹ネットワークも構築から5年が経過し、ネットワークの信頼性を維持するためには、各支店や事務センターに設置したMDNルーターを更改すべき時期を迎えました。また、店外出張所の通信ネットワークは、NTT東日本の「ディジタルアクセス64」を用いて最寄りの営業店に接続する構成となっていましたが、県内に広く展開している店外出張所の通信コストは負担の大きなものでした。

地域経済にとって厳しい状況が続き、収益性の改善や経営の健全性が求められる中、甲府信金様では、通信コストの削減と信頼性の向上を目的として、通信ネットワークの更改を行うこととしました。そして、その取り組みを支えるビジネスパートナーとしての役割を果たしたのが、NTT東日本でした。

「甲府信用金庫様は、情報システムに精通したお客さまです。信頼性向上とコスト削減の両立という高い目標に挑戦するお客さまからの信頼に応えるためにも、NTT東日本は総力を挙げて、基幹ネットワークの更改に取り組むこととなりました」(日向)

コストパフォーマンスに優れた「ビジネスイーサ ワイド」

NTT東日本は、2004年に「メガデータネッツ」により甲府信金様の基幹ネットワークを構築、その後も運用サポートを手がけ、日ごろからきめ細かな営業活動を展開し、お客さまとの間に信頼関係を築いてきました。MDNルーターの更改時期が迫る中、通信コスト削減に対するご要望を察知したNTT東日本では、基幹ネットワークを、当時、間もなくサービス提供開始予定であった「ビジネスイーサ ワイド」に更改することを提案しました。

「ビジネスイーサ ワイド」は、NGNをバックボーンに持つ高品質・高信頼かつ低価格な広域イーサネットサービスです。同一のMA(単位料金区域)にある拠点を接続する場合、より大きなコストメリットが得られるもので、営業店舗や店外出張所がすべて山梨県内に位置する甲府信金様にとっては、まさに最適な通信サービスといえました。

「ビジネスイーサ ワイド」の導入により通信コストの削減を図るとともに、より広帯域な通信環境にできるということで、勘定系や情報・音声系の回線も集約。さらに、これまで営業店経由だった店外出張所との通信ネットワークについても、「ビジネスイーサ ワイド」を用いて事務センターに直結し、不要なネットワーク機器を省いたシンプルなネットワーク構成とすることをご提案しました。ネットワークからLAN側の機器まで、NTT東日本による運用保守体制に一元化し、効率化を図るのみならず、万一の故障発生の際にも、迅速な復旧が見込めることをアピールしました。

甲府信金様では、こうしたNTT東日本の提案を受けて、社内で検討を重ねた結果、信頼性の確保と通信コスト削減の両立が図れる「ビジネスイーサ ワイド」、基幹ネットワーク更改に関する提案内容、NTT東日本による一元的な運用保守体制を高く評価、基幹ネットワークの更改を進めることとなりました。

NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部 第3営業担当 営業担当課長代理 日向 恵理子 NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部
 第3営業担当
 営業担当課長代理
 日向 恵理子

NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部 第2営業担当 営業担当課長代理 萱沼 敏幸 NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部
 第2営業担当
 営業担当課長代理
 萱沼 敏幸

NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部 第1システムエンジニア担当 主査 小宮山 治朗 NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部
 第1システムエンジニア担当
 主査
 小宮山 治朗

NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部 第1システムエンジニア担当 青柳 任一 NTT東日本 山梨支店 ビジネス営業部
 第1システムエンジニア担当
 青柳 任一

システムインテグレータとしてNTT東日本の実力を発揮

基幹ネットワークの更改に当たっては、信用金庫の業務を止めないことが必須の要件でした。そこで、全拠点を一斉更改するのではなく、「メガデータネッツ」による既存ネットワークを併用しつつ、「ビジネスイーサ ワイド」への段階的な移行を図りました。

「けっして止まってはならない勘定系システムが稼働しているわけですから、ネットワークのダウンは許されません。また、音声系も統合するので、内線通話のやりとりに遅延が発生すると、通信品質の著しい低下を招きます。そのため、徹底したリスク回避を図り、入念な移行作業を行うことが求められたのです」(小宮山)

NTT東日本山梨支店では、「ビジネスイーサ ワイド」という新たな通信サービスの導入に際して万全を期すべく、基幹ネットワークの設計からルーターなどの機器検証、システム構築に至るまで、NTT東日本ビジネス&オフィス事業推進本部に支援を依頼。依頼を受けた同事業推進本部では、「メガデータネッツ」から「ビジネスイーサ ワイド」への最適な移行手法を提示するとともに、機器検証を担当するベンダとしてNTT-MEを選定しました。こうして、甲府信金様とNTT東日本山梨支店、ビジネス&オフィス事業推進本部の三者は緊密な連携を図りながら、基幹ネットワークのスムーズな移行に向けて取り組むこととなりました。

「実際の移行作業においては、お客さまに進捗状況を逐次報告することに加えて、移行に当たりどのようなトラブルが想定され、それに対してどういったバックアップ作業で対処するのかといった、プロジェクトの“見える化”を実施。構築に伴うリスクを明確にし、不安要素を排除することに努めました」(青柳)

こうしてNTT東日本は、システムインテグレータとしての高い技術力や実行力を発揮し、2段階に分けてスムーズな更改を実施。大きなトラブルもなく、当初のスケジュール通り、「ビジネスイーサ ワイド」による基幹ネットワークの構築を果たしました。

運用保守体制を一元化、信頼性確保とコスト削減が実現

甲府信金様によると、「ビジネスイーサ ワイド」を用いた基幹ネットワークを構築したことで、店舗・店外出張所すべてを収容するフラットな構成が実現し、ネットワークのランニングコストを大幅に削減することができたといいます。勘定系のルーターなどに関しては、利用可能な既存ネットワーク機器はそのまま用いるなど、既存資産の有効活用も図られています。

ネットワークの信頼性確保に関しては、従来と同様「ISDN」をバックアップとして、回線を二重化するとともに、勘定系と情報・音声系それぞれの回線で帯域制御を行い、常に一定の帯域を確保する仕組みとしています。さらに、すべての回線において通信(音声以外)の暗号化を実施するなど、より確実なセキュリティー対策を実施しています。また、今後の新サービス導入や広帯域化のニーズに合わせてセンターの通信回線を容易に拡張可能であり、将来的な拡張性も確保しています。

ネットワーク構成図

一方、運用保守体制に関しては、NTT東日本のヘルプデスクが障害発生などを一元的に受け付け、通信の復旧や原因の解明などにただちに対処する運用保守体制を構築、高い信頼性を確保しました。

さらに「LAN/WANモニタ」を試験導入、お客さま側でも随時ネットワークの稼働状況を把握できる環境の整備を検討されています。

「従来の専用線と同等の信頼性を確保しつつ、大幅な通信コスト削減に寄与できました。運用保守体制を一元化することで、トラブル発生にも迅速に対処できる環境を整備できたことは、お客さまにとっても大きなメリットです」(萱沼)

今後の展開として、甲府信金様は、営業店舗の窓口に大画面モニターを設置してお客さまの待ち時間の負担感を軽減する情報配信システムや、店外出張所のATMのシステム更新作業をネットワークを介して実施するシステムの導入なども検討したいとお考えです。

NTT東日本は、今後も業務の効率化やコスト削減、さらなるビジネス展開につながるシステムの提案を通じて、甲府信金様のビジネスを支援するとともに、地域経済の発展にも貢献していきたいと考えています。

  • 「LAN/WANモニタ」について
    • 監視にあたって、ご契約帯域の一部を利用します。
    • アラーム通知先としてご指定いただくメールアドレスは、「ビジネスイーサ ワイド」回線に故障が発生した場合でもご利用可能な電子メールアドレスをご指定ください。
    • 「LAN/WANモニタ」のご利用には、別途トラヒックレポートのご契約が必要となります。
      (トラヒックレポートの契約料、初期費用、月額利用料は不要です。)
    • 「LAN/WANモニタ」について詳しくはこちら
      http://www.ntt-east.co.jp/business/service/option/monitor/
  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2010年7月時点のものです。

関連導入事例
横浜銀行様
通信コストの削減と、将来的な情報基盤の整備のために
全拠点の外線通話を「ひかり電話オフィスA(エース)」で一斉更改
岩手銀行様
多拠点の外線通話を「ひかり電話オフィスA(エース)」で一斉更改
スムーズな移行で回線集約を図り、通信コストを大幅削減
福島銀行様
「光ステーション」を県内外50拠点に整備 身近な情報をWi-Fiで配信、緊急時には無料の通信手段を提供
甲府信用金庫様
「ビジネスイーサ ワイド」で回線を集約 システムインテグレータとしての技術力で更改を果たし信頼性を確保しつつ通信コストを大幅削減
北海道銀行様
業界初。安心安全のNGN(次世代ネットワーク)を活用した銀行システムを構築
「金融」の導入事例をすべて見る