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富士産業株式会社様

“安心”と“効率化”を低コストで。広域に展開する拠点の情報インフラを「フレッツ・VPN ワイド」で整備

富士産業株式会社様

導入の背景

本社や営業所、配送センタ間の通信コストを削減しつつ、情報共有が図れる環境を整備することで、保安業務の向上などお客さま対応力の強化を図りたいと考えた。

選定のポイント

  • 先進の高速ネットワークサービスによる高い信頼性
  • 従来の専用線と比較して大幅な通信コスト削減
  • ビジネス環境の変化にもスムーズに対応できる将来性

期待される効果

  • ネットワークの信頼性維持と通信コストの削減の両立
  • 故障原因の切り分け等、トラブル対応の迅速化
  • 信頼性の高いネットワークによるお客さま対応力の強化

選定ソリューション

時代の変化とともに、通信ネットワークなどITを積極導入

一般家庭を中心にLPガス(プロパンガス)の供給やガス機器の販売などを幅広く手がけている富士産業株式会社様。関東一円に15カ所の営業所と工場・配送センタを構え、6万世帯にガスを提供しています。原材料費の高騰や景気低迷が続くなど、ビジネスを取り巻く環境が大きく変化する中で、エネルギーの安定供給をはじめ、保安の確保やサービス向上を通じて、お客さまの快適な暮らしに貢献してきました。

6万世帯のライフラインを預かるという重大な社会的責任に対し、安全性の維持・向上を図り、コンプライアンス(法令遵守)の推進に努めることは、企業としての務めといえます。そのためには、配送業務の安全管理を徹底するのはもちろん、緊急時には直ちに現場に急行できる体制の構築が必要となります。同社では、ガス漏れなど通報の受付および現場への出動指令に関して、日中の営業時間内は担当エリアの営業所において対応する一方、夜間については受付センタで一括対応するなど、24時間365日の常時電話受付を実施しています。さらに、通報を受けてお客さまの元に駆けつけ、迅速かつ効率的に対処するためには、宅内外のプロパンガスの配管や点検メータの場所をあらかじめ把握しておくことが必須。そこで、顧客に関する情報が明記されている管理台帳の電子化を推進するとともに、必要な情報をネットワーク経由で入手できる環境の構築を目指すなど、同社ではITを業務に積極的に活用するための通信環境整備を進めてきました。

ITの活用拡大による通信コストが甚大に

富士産業様が通信ネットワークを初めて導入したのは、1995年のこと。それまで単独で用いてきた5つの拠点のコンピューターをISDN回線で結び、情報共有などを図りました。99年には、クライアント・サーバー方式による販売管理システムの導入を目的に、他社フレームリレー回線による拠点間のネットワークを導入。テクニカルセンタに情報を集約して、本社や各営業所、工場や配送センタで共有できる環境を整備しました。

ところが、通信ネットワークを配送業務の効率化などに本格的に活用し始めた当初は、月額の通信費が174万円に及ぶなど、甚大なコストがかかっていました。しかも、コストがかかる割に通信帯域が狭く、LPガス販売データの月次更新の通信に一晩を費やしたこともあるといいます。その後、2000年にフレームリレーから専用回線に変更したことで、月額の通信コストは半額程度に削減できたものの、依然として負担感は大きく、さらなる通信コストの低減が必要とされていました。また当時の環境では、通信トラブルの発生に際して故障原因の切り分けも困難で、復旧が遅れがち。その点も、保安の確保のため早急に改善しなければならない課題でした。

こうして通信コストの削減や信頼性の確保が急務となる中で、通信コスト削減やさらなる業務のIT化に大きく貢献することとなったのが、NTT東日本の通信ネットワークでした。

他社専用線利用時に比べ、月額利用料は10分の1以下に

通信コストの削減のために通信回線の入れ替えを検討していた富士産業様では、2003年にシステムベンダを通じて、NTT東日本の通信サービスに関する情報を入手。広域に展開する拠点の情報インフラ整備に向けて、「フレッツ・グループアクセス」導入の検討を開始しました。通信コストが大幅に低減できるとともに、セキュアな通信ネットワークを構築できることが同サービスの大きな魅力だったといいます。そこで、先行して試験的に1拠点とテクニカルセンタを結ぶ通信ネットワークとして導入したところ、安定した通信速度が得られ、利用に問題がなかったことから、2004年にすべての拠点を「フレッツ・グループアクセス」で結ぶ通信ネットワークを構築しました。

「フレッツ・グループアクセス」によるネットワークは安定運用を続けていましたが、2008年にNTT東日本から、「フレッツ 光ネクスト新規ウィンドウで開く」(インターネット接続サービス)に対応したVPNサービス「フレッツ・VPN ワイド新規ウィンドウで開く」が提供開始されると、富士産業様では、さらなる信頼性向上などを目指して同サービスへの更改を検討することとなりました。「フレッツ・VPN ワイド」は、高信頼な「フレッツ 光ネクスト」回線に対応しており、最大1,000拠点まで接続できるなど優れた拡張性を持ちながら、営業所と工場・開発施設を含めた約20拠点を結ぶ場合でも従来と比べて通信コストが下がるという大きなメリットがありました。

検討の結果、「フレッツ・VPN ワイド」への更改を決定、2009年11月に導入が完了しました。これにより、富士産業様の社内における検討結果によると、他社専用線を利用していた当時の月額利用料174万円(税別)と比較して月額利用料が10万6,200円(税別)と10分の1以下に抑えられ(*1)、信頼性のさらなる向上と通信コストの大幅な低減を両立させることができたのです。

  • *1:導入時には初期費用が別途かかっています。

強固なセキュリティーにより、社内情報の共有化を促進

「フレッツ・VPN ワイド」では、24時間365日の電話サポートが利用可能(*2)で、万が一、通信トラブルが発生しても昼夜を問わず連絡できるため、原因がネットワーク側にあるのか端末側にあるのかといった切り分けを効率的に行うことができます。それによる通信環境の信頼性向上は、同じく24時間365日の電話受付を実施している富士産業様にとって、お客さまへの安心・安全の提供にもつながるメリットです。

  • *2:夜間(17:00~翌日9:00)は録音にて順次対応。

また、高速大容量の光ネットワーク導入により、販売管理はもちろん、稟議書など紙文書の電子承認もスムーズに運用できているといいます。今後は、例えば配管の図面や機器の設置場所などの写真データを取り込んだ顧客データベースを構築して、より迅速で正確な一次対応を図れる環境を整備するなど、保安対策の強化にも役立てる予定です。さらに将来的には、お客さまの生活全般にわたる良きパートナーとして、“安心”とセットにしたガス器具販売などさまざまな提案ができるよう、マーケティング強化にも高信頼の通信ネットワークを活用できればと、富士産業様では考えています。

化石資源の枯渇や自然エネルギーの登場など、エネルギーを取り巻く環境が急速に変化しつつある中で、お客さまの毎日の暮らしを支え続ける富士産業様。NTT東日本では、より低コストで高信頼の通信ネットワークや、関連する先進サービスの提供などを通じて、富士産業様のさらなる業務効率化や事業拡大をこれからも積極的にサポートしていきたいと考えています。

利用イメージ

  • フレッツ・VPN ワイドについて
    • VPN管理者は、フレッツ 光ネクスト(ビジネスタイプを除く)のご契約が必要です。
    • VPN参加者は、フレッツ 光ネクスト(ビジネスタイプを除く)、Bフレッツ、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN(いずれもインターネット接続サービス)のみご利用可能です。
    • フレッツ・VPN ワイドはベストエフォート型サービスのため、通信速度や通信品質、常時接続性を保証するものではありません。
    • 設備などのメンテナンスや変更工事のため、サービスおよびサービス申込受付ページを一時中断する場合があります。
    • フレッツ・アクセスサービスに故障が発生した場合、本サービスの復旧までに時間差が生じる場合があります。
    • 一部利用できないIPアドレスがあります。
    • VPN管理者が「VPN廃止」を行った場合、当該VPNの契約者(VPN管理者、VPN参加者)全員の廃止となります。
      VPNを存続したい場合はVPN管理者変更によりVPN参加者となった上で「VPN参加者の廃止」を行ってください。
    • VPNの利用に伴うお客さま間のトラブルについて、弊社では一切関与しませんのであらかじめご了承ください。
    • フレッツ・VPN ワイドに関して詳しくはこちら https://flets.com/vpnwide/新規ウィンドウで開く
  • お客さまの通信環境などによってはコスト削減にならない場合があります。
  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2010年4月1日時点のものです。

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