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千葉県教育庁様

校務の情報化促進と信頼性・運用性の向上を目指して
教育/校務システムの回線を一元化

千葉県教育庁様

導入の背景

各学校の教育/校務システムの通信回線を一元化し、1台の端末で両システムにアクセスできる環境を整備するとともに、耐久性に優れたネットワーク機器への更改を図ることで、利便性や信頼性の向上を図りたいと考えた。

選定のポイント

  • 県のネットワークやシステムの構築・運用を手がけてきた実績
  • 県内130校へのスムーズな導入が図れる調査力・実行力

期待される効果

  • 1台の端末で教育/校務の両システムにアクセス可能となる利便性向上
  • 通信環境の統一や耐久性に優れた機器導入による信頼性の強化

選定ソリューション

校務の情報化に向けて、求められる利用環境の整備

学校教育の現場では、Webコンテンツを教材として活用したり、デジタルテレビや電子黒板を用いた授業を展開したりと、パソコンやインターネットを授業に活用しようという動きが加速しています。その一方、教職員が行う成績管理や出席管理といった校務の情報化に関しては、教職員が利用する校務用コンピューターの普及が十分でない、教職員のIT活用スキルにばらつきがある、といった理由から、順調に進んでいるとは言いがたいのが現状です。

千葉県では、県内の学校教育を総合的に支援する千葉県教育庁のもとで、学校における情報化を推進しています。児童生徒の情報活用能力の育成を図るとともに、交流教育の促進や地域・社会に開かれた学校づくりに取り組んできました。

情報化に取り組む上では、教職員が取り扱う生徒の個人情報の保護を含め、セキュリティー対策をとりわけ厳重にしなければなりません。そのため、各校に整備された校内情報ネットワークを介して、生徒の個人情報を千葉県教育庁のセンター側で集中管理する校務システムを構築することにより、セキュリティー管理にかかる教育現場の負担軽減を図りつつ、学校ごとにばらつきのないセキュリティーレベルを維持するとともに、教職員や生徒の利便性向上と校務の効率化を進めてきました。

そうした中で、各校への校務用コンピューターの整備を進め、教職員のパソコン利用と校務の情報化を推進する方策として浮上したのが、1台の端末から教育/校務の両システムにアクセス可能な、利便性の高い環境を整えることでした。

回線一元化や高耐久性の機器更改で環境改善に挑む

千葉県ではこれまで、各校の通信環境として、インターネットや県の教育情報ネットワークにアクセスする教育用通信回線と、校務用通信回線を別々に導入しており、ルーターなどのネットワーク機器もそれぞれに設置していました。そのため、メンテナンスのコストが二重にかかるという課題を抱えるとともに、校務システムにアクセスするパソコンからはインターネットに接続できないなど、教職員にとっては利用しづらいという問題もありました。

そこで、両システムにアクセスする通信回線およびネットワーク機器を一元化してシステム管理の負荷軽減を図るとともに、1台のパソコンで両システムにセキュアにアクセスできる仕組みを導入すること、さらに湿度やホコリの多い環境に設置されがちなネットワーク機器をより耐久性に優れた機種に更改することにより、システムの信頼性とメンテナンス性を向上させることを考えたのです。

千葉県教育庁では、文部科学省の2009年度補正予算に組み込まれた学校ICT環境整備事業「スクール・ニューディール」構想を通じて、こうした環境整備に必要な予算のめどが立ったことから、2009年に一般競争入札を実施。受注を果たしたのがNTT東日本でした。

NTT東日本 千葉支店 法人営業部 公共・自治体部門 教育・環境ソリューション 課長代理 高村 治男

NTT東日本 千葉支店
法人営業部 公共・自治体部門
教育・環境ソリューション 課長代理
高村 治男

「セキュリティーを重視しつつ、利便性や運用性の向上をも目指す通信回線一元化は、他の市町村などと比較しても先進的といえる取り組みであり、そうした千葉県教育庁様のチャレンジを、あらゆる角度から支援したいと考えました」(高村)

信頼性や運用性を強化

NTT東日本は、これまでにも千葉県教育庁と共同で各校への通信回線の導入・運用を手がけるなど、教育情報化を多岐にわたってサポートしてきました。そうして培ってきた実績やノウハウをもとに、県内130校に対する通信回線の一元化やネットワーク機器の更改、校務用コンピューターの整備を迅速かつスムーズに進めることにしました。

まずはルーターやハブなどのネットワーク機器について、耐久性に優れた機種の選定を実施。さらに、教育/校務の両システムと各校を結ぶ通信回線として、高いセキュリティーが求められる「フレッツ 光ネクスト新規ウィンドウで開く」(インターネット接続サービス)を導入、「フレッツ・VPN ゲート新規ウィンドウで開く」を介してフレッツ網に集約することで、通信回線の一元化を図ることにしました。

「生徒の個人情報を守り、セキュリティーを強化するために、運用コストを要する新たな機能を導入するのではなく、セキュアな通信回線や耐久性に優れた機器を採用することで、ネットワークやシステム全体で信頼性や安定性を高めようという考えでした」(高村)

生徒や教職員のパソコン利用に関しては認証VLANを導入して、PC教室などの生徒が利用するパソコンからはインターネットや教育情報ネットワークへのアクセスに限定。一方、校務用コンピューターからは、パソコンの再起動とログイン認証により、教育/校務の両システムに手軽にかつセキュアにアクセスできる仕組みを導入しました。さらに、校務用コンピューターには、安定性が向上した最新OS「Windows 7」を導入することで、端末自体の信頼性向上も図ることとしました。

  • 「フレッツ・VPN ゲート」について
    • 本サービスはベストエフォート型サービスのため、通信速度や通信品質、常時接続性を保証するものではありません。
    • 設備などのメンテナンスや変更工事のため、サービスおよびサービス申込受付ページを一時中断する場合があります。
    • 認証にはお客さまにて認証サーバーをご用意いただく必要があります。
    • 詳しくはNTT東日本フレッツ公式ホームページにてご確認下さい。http://flets.com/vpngate/s_outline.html新規ウィンドウで開く

学校ごとに異なるネットワーク運用環境を整備

千葉県内130校のネットワーク環境整備に際して、各校のネットワークの状況を調査・把握し改善を図ることも、NTT東日本に求められました。

例えば、ICTに詳しい教職員が一部の教室などに無線LAN環境を独自に構築したものの、その教職員が他校に異動し、残された教職員ではシステム環境を把握できないため、障害が起きた際などに対処できず困っているといったケースも発生していました。

そこで千葉県教育庁では、今回の整備を機に様々に異なる運用状況を確認し、そうした状況を改善すべく、ICTに関するノウハウを持った担当者の行き届いた指導のもとで、各校の教職員に運用の負担を極力かけずに共通のネットワーク環境を整備し、システムのメンテナンス性を高めたいと考えたのです。

「これまでのネットワーク構築で培ったノウハウを生かして、各校に詳細な調査を実施しました。ネットワーク環境の改善が必要な学校に関しては、千葉県教育庁様からのサポートを受けつつ、スケジュール通りに導入が進むよう、教職員の方々にご理解を得ながら、校務用コンピューターの整備を進めています」(高村)

このようにして、県内130校の通信ネットワーク回線の一元化、およびネットワーク機器の更改に向けた整備は2009年11月にスタート。約3カ月をかけて導入作業を実施した上で、2010年度から本格的に運用が開始されることとなっています。

千葉県では、1台の校務用コンピューターでインターネットや校務システムに手軽かつセキュアにアクセスできる環境を整備することによって、教職員のパソコン利用を促進し、ひいては校務の効率化やセキュリティー意識の向上などに役立てたい考えです。NTT東日本はこれからも千葉県教育庁と連携を取りつつ、千葉県の教育情報化につながる先進的なご提案などを通じて、積極的なサポートを行っていきます。

システム構成図

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2010年3月3日時点のものです。

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