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株式会社モンテローザ様

全国約1,500店舗を結ぶ高速光ネットワークでスピード経営と店舗~本社間の緊密なコミュニケーションを実現

株式会社モンテローザ様

導入の背景

全国約1,500店舗を結ぶネットワークを高速化することにより、リアルタイムな売上情報管理・勤怠管理に基づく経営のスピード化と、店舗・従業員との情報共有や教育等きめ細かなコミュニケーションを実現し、競争力のある効率的な店舗運営に役立てたいと考えた。

選定のポイント

  • 多岐にわたる飲食店ビジネスをセキュアに支えるネットワークの信頼性
  • 約1,500店舗のネットワークを一元管理、拠点追加も容易に
  • 映像配信による従業員教育等の新たなニーズに応えるネットワークの拡張性

期待される効果

  • ネットワーク高速化によるスピード経営の実現
  • きめ細かな店舗・従業員とのコミュニケーションの実現
  • 回線敷設・管理業務の効率化と回線削減によるコスト削減

選定ソリューション

人気の居酒屋チェーンの急成長を支える情報ネットワークの活用

「白木屋」や「魚民」「笑笑」「千年の宴」といった人気の居酒屋チェーンを展開する株式会社モンテローザ(以下、モンテローザ)。1983年の創業からわずか20年あまりで国内各地に全店直営の約1,500店舗を展開、現在でも毎年新たに約100店舗をオープンし続けるなど、外食業界のリーディングカンパニーとして、躍進を続けています。

昨今の外食業界においては、魅力的な食空間の創造、お値打ち感のある商品の提供などが経営課題として挙げられます。外食チェーン各社は、他店との差別化を図るべく、接客サービスの向上や魅力あるメニューの開発、個性的な店づくりなど、さまざまな施策を通じて、顧客獲得に取り組んできました。

そうした激しい競争の中で、モンテローザの成長を支えてきたのがITの活用です。10年以上前に、本社と各店舗を結ぶ情報ネットワークを構築、それまでFAXと手作業での入力に頼っていた各店舗の売上管理業務のオンライン化を実施しました。そして2001年には、指紋認証を利用した「勤怠管理システム」をいち早く導入、全国約3万人に及ぶ従業員を対象に勤怠管理の適正化を図る一方、2004年には、店舗の宴会予約をインターネットで受け付ける「宴会予約システム」を導入。2005年には、店舗の客席に設置されたタッチパネル端末から料理やドリンクの注文が行える「卓上端末システム」を導入して、顧客サービスの向上と店舗オペレーションの効率化に努めるなど、ITを業務に積極的に活用してきました。

しかし、店舗数が急速に増加するにつれ、本社に集約される売上データも増大。リアルタイムな情報に基づくよりスピード感のある経営を実現するため、情報ネットワークの高速化に取り組むこととなりました。

早くから先進のITを積極的にビジネスに取り入れてきたモンテローザの要望に応えて、全国約1,500の拠点を全て光回線でネットワーク化するという、次世代を見据えた超高速ネットワークの構築を担うことになったのが、NTT東日本でした。

コスト削減に加えて信頼性や安定性、拡張性など
トータルな評価を得てNTT東日本が受注

モンテローザの情報ネットワークをこれまで手がけてきたのは、業務システムなどを手がける他社ベンダでした。しかし、構築したのは10年以上前。現在、この情報ネットワークに微修正を繰り返してそのまま使用している状況が続いており、スピードの問題や利用できるアプリケーションに制約を受けたり、といった課題も発生していました。ネットワークの全面更改には、コスト構造やシステム構成の問題で、適正な見直しをできずにいたといいます。

NTT東日本は過去十数年にわたり、新店舗の開設に伴う電話回線の敷設などを通じて、モンテローザとの間にビジネスパートナーとしての信頼関係を築いてきました。今回のネットワーク更改に際しても、日ごろの営業活動を通じて高速化の要望をいち早く察知し、ブロードバンド環境整備に向けた提案活動を展開してきました。

以上の過程を経て、モンテローザ内で2009年春を目標とした情報ネットワーク全面更改の計画が決定。NTT東日本は、モンテローザに対し、次世代を見据えたネットワーク基盤として、全国約1,500拠点を全て光でつなぐ超高速ネットワークの構築を提案したのです。単なるネットワークの敷設に留まらない、高速化に伴う回線の集約や、データセンターへのアウトソーシングからルーターなどのネットワーク機器の設置工事まで、NTT東日本なら一括して請け負えることを強調し、ビジネスを支えるネットワーク基盤の信頼性や安定性、将来に向けた様々な活用を視野に入れた拡張性についてもアピールしました。

「価格面だけを比較すれば、より低コストでの導入が図れる他社の提案もあったそうです。しかし、様々に状況の異なるテナントビルに設けられている全店舗のネットワークを短期間で更改できるのはNTT東日本しかいないという自信とともに、回線の集約によるコスト削減やビジネスに必須な信頼性の向上も含めて、十分なコストメリットが得られる点をご提案しました。そうした取り組みが評価されて、受注を果たしたのだと思います」(小島)

コストのみならず、信頼性や安定性・拡張性を十分に考慮したNTT東日本の提案は高い評価をいただき、NTT東日本は、全国約1,500拠点という大規模な光ネットワーク化案件に取り組むこととなったのです。

NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部 ビジネス営業部 流通・サービスビジネス部門 小島毅洋 NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部
ビジネス営業部
流通・サービスビジネス部門
小島毅洋

NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部 ソリューションエンジニアリング部 第2SE部門 第2SE担当 高橋芳知 NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部
ソリューションエンジニアリング部
第2SE部門 第2SE担当
高橋芳知

綿密なスケジュール管理と店舗ごとの実情に合わせた
粘り強い交渉を重ね、1,500店舗のネットワーク“光化”を完了

全国1,500店舗のネットワークを“光化”するに当たり、NTT東日本は、光ファイバーを敷設するための各拠点の配管の状況や、ルーター等ネットワーク機器の設置場所など、通信環境に関する詳細な事前調査を店舗ごとに実施。店舗の営業に支障をきたさぬよう、限られた時間の中で効率的な工事を実施するため、綿密なスケジュール管理を行い、ネットワーク構築に臨むこととなりました。

「実際に光ファイバーの敷設工事を実施するにあたっては、各店舗が入居しているテナントビル側との調整や、営業に影響を与えないように限られた時間内での工事を実施するなど、常に臨機応変な対応が求められました。全拠点に光ファイバーを敷設して高速化を果たすというモンテローザ様の強いご要望に支えられて、ビルオーナーとも粘り強く交渉を進め、スケジュール調整にも柔軟に対応した結果、全国で1日約30店舗というハイペースで、ネットワークのオール“光化”を進めています」(高橋)

2008年5月の受注後、約1年間をかけて各店舗への光回線の導入を実施。2009年4月には、全店舗の光ネットワーク化が完了し、本社と店舗をつなぐIP-VPNによる情報ネットワークが誕生する予定です。なお、各拠点の光回線は「フレッツ・オフィス ワイド」を用いてNTT東日本・NTT西日本のデータセンターにそれぞれ集約されるとともに、NTT西日本側の約400拠点は、NTT西日本のデータセンター経由でNTT東日本のデータセンターに接続、そこから東京三鷹のモンテローザ本社に集約されることとなります。

今回のネットワークの“光化”に合わせて、今後は新店舗開設に伴う情報ネットワーク環境の整備をNTT東日本が一括して引き受けることとなりました。これまでモンテローザのご担当者が個別に対応していたネットワーク機器の調達、工事や回線工事の手配・調整に要する手間が不要となり、業務の大幅な効率化が期待できます。また、店舗の通信回線が高速化されたことで、これまで各店舗に複数敷設していた電話回線も集約でき、通信コストの大幅な削減が見込まれています。今後はリアルタイムに収集されるデータに基づくスピーディな経営を目指して、基幹系システムの更改も含めた、さまざまな取り組みが進められる予定です。

新たなネットワーク構成新たなネットワーク構成

  • *Bフレッツ(インターネット接続サービス)について詳しくはこちら新規ウィンドウで開く

従業員とのコミュニケーションにも貢献する
ブロードバンド・ネットワークの拡張性に期待

全国約1,500店舗の情報ネットワーク更改によって、モンテローザでは、売上処理のリアルタイム化といった経営のスピード化と同時に、よりきめ細かな社内コミュニケーションや従業員教育も大きな期待を寄せています。

モンテローザが運営する各店舗には、専用の店舗管理システム端末が設置されています。これは、従業員の勤怠管理機能をはじめ、本社からの通達文書や各店舗あてのメールを見ることができる掲示板・メール機能、開店時に本社と各種データのやりとりを行う開店処理機能、宴会予約の入力・確認を行う宴会予約機能など、さまざまな業務に活用されてきました。しかし、本社から各店舗への通達を実施する際、直接の対象となるのは本社からメールアドレスを付与されている店長クラスだけ。店長は毎日の業務に追われ、従業員も勤務形態が不規則なため、通達が行き渡らないこともあり、このため本社から従業員への1対1のコミュニケーション手段が求められていました。

また、これまでの従業員教育は、新メニュー切り替え時には、エリアごとの調理指導研修会の開催、新人従業員の接客指導にはDVDの視聴などの方法で行ってきました。

しかし、顧客のニーズに応えてメニューの追加や変更の回数も多く、研修会の開催頻度も負担であり、またDVDの作成・配布も時間とコストを要することから、効率的でタイムリーな従業員教育が必要とされていました。

今回、本社と各店舗との情報ネットワークの高速化は、こうした課題の解決にもつながります。店舗管理システム端末を通じて、本社からの情報をより迅速に入手できるようになるとともに、新メニューの調理方法の解説や、接客指導など、映像配信によるきめ細かな従業員教育を実施できる基盤が整いました。店舗内にカメラを設置、ネットワークを介して本社から調理場の状況を映像で確認・把握し、調理手順の確認、衛生管理状況のチェック、食材の補給など、効率的な店舗運営に役立てることも可能となります。さらに、従業員一人ひとりにメールアドレスを配布して直接メッセージを届け、本社と店舗・従業員とのコミュニケーションの緊密化に活用することも検討されています。

ITを積極活用して成長を続けてきたモンテローザにとって、今回の光ネットワーク整備は、さらなる飛躍のための情報基盤となることが期待されています。NTT東日本では、今後もモンテローザのビジネスパートナーとして、信頼性・安全性・拡張性の高いネットワークのご提供や先進のソリューションのご提案などを通じて貢献させていただきたいと考えています。

店舗に設置された店舗運用管理システム端末 店舗に設置された店舗運用管理システム端末

本社のネットワーク装置 本社のネットワーク装置

  • 文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて取材時点のものです。

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