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学校法人モード学園様

超高層校舎モード学園コクーンタワーを「オールひかり化」。信頼性・将来性・柔軟性・先進性・経済性を同時に実現

学校法人モード学園様

導入の背景

地上50階の超高層新校舎の建設に伴い、各教室や各部屋に信頼性の高い高速大容量通信環境を整備するとともに、大規模なフロアプラン変更に対応する柔軟性や、将来的なさらなる大容量化への対応力、トータルコストでの経済性が求められた。

選定のポイント

  • すべての教室に光ファイバーを敷設するという先進的な提案
  • 将来的な拡張性と高信頼性を確保する機器選定と構成
  • 構築から運用保守に至るまでのトータルコーディネート力

期待される効果

  • 大容量データも自在にやりとりできる高レベルな教育環境
  • 将来的なさらなる大容量化・広帯域化や、フロアプラン変更への柔軟性
  • シンプルなネットワーク構成による運用管理稼働の大幅軽減

ファッション・IT・医療の3つの教育機関が西新宿に集結

2008年10月、東京・西新宿の高層ビル群に、ひときわ目立つユニークな外観の超高層ビルが誕生しました。それが学校法人モード学園(以下、モード学園)の総合校舎「モード学園コクーンタワー」です。「創造する若者を包み込み、触発させる」という意味を込めたコクーン(繭)のような外観が特徴的であり、ファッションの「東京モード学園」、IT・デジタルコンテンツの「HAL東京」、医療・福祉分野の「首都医校」の3つの専門学校の新校舎として、トータルで約1万人の学生が通学することになります。

HAL東京は当然としても、ファッション・医療福祉の分野の教育においても、リテラシーとしてのITスキルの習得やパソコンを活用した授業の実施は、今やすべての学科において不可欠といえます。そこでモード学園では、地上50階建てとなる新校舎の建設に際して、すべての教室に高速ブロードバンド環境を整備し、ITを活用した授業を快適に行える環境を構築したいと考えました。

そうしたモード学園のニーズに応えたのが、すべての教室・教務室・事務室まで光ファイバーを敷設して先進のブロードバンド環境を提供する、NTT東日本の「ひかりLAN(FTTD(Fiber To The Desk)ソリューション)」でした。

50フロアのすべての教室・教務室・事務室に、光ファイバーを直接敷設

コアスイッチを設置してある サーバールーム

コアスイッチを設置してある
サーバールーム

西新宿の新たなランドマークとなるコクーンタワーの建設に際して、「高速性・拡張性・柔軟な運用性を備えたネットワーク環境を整備したい」という要望を受けたNTT東日本では、各教室・事務室まで光ファイバーを敷設する「オールひかり化」を提案。伝送距離が長く将来的な帯域増加が見込まれるシングルモードの光ファイバーを用いることによって、サーバールームのコアスイッチから直接、50フロアすべての教室・教務室・事務室まで光ファイバーを敷設するスター型のネットワーク構成として、中間のネットワーク機器を不要とし、運用コストの削減や故障リスクの軽減、故障切り分けの迅速化を図りました。さらに、各教室に設置する終端装置(メディアコンバーター)を交換すれば、教室単位での速度変更も容易に行え、将来のフロアプラン見直しも、中間機器がないゆえに、コアスイッチ側のパッチパネルでの差し替えだけで柔軟に対応できる運用性も担保しています。

「光ファイバーはメタルケーブルと比較して、錆びずに帯域拡張に対応しながら長期的に利用していけることが大きなメリット。電磁的な影響も受けず、ケーブル幅も細く、敷設にあたり配管等も省スペースですむことも特徴です。従来のLANでフロアごとに設置していたフロアスイッチ等の中間機器が要らなくなることによって、ハードウェア故障や故障原因の切り分け等のわずらわしさも激減し、ほぼすべての設定を基幹スイッチで行えるので、お客さまシステム管理者のメンテナンスも容易になります。今回のように新しく校舎を建設する際に併せてネットワーク環境を整備する手段として、FTTDは最適な選択といえます。信頼性・将来性・柔軟性・先進性・経済性という5つのコンセプトのもと、お客さまのニーズに応えるネットワーク環境を訴求する提案を行うことができました」(高砂)

ネットワーク概要図

構築から保守運用に至るトータルコーディネートを実施

十数社の競合の末、受注を果たしたNTT東日本では、超高層の新校舎建設工事と歩調を合わせながらネットワーク構築を実施。教室・事務室合わせて450室以上を対象に光ファイバーを敷設した。学生の持ち込みパソコンに対応するさまざまな教室も200箇所を超え、大学を含む他の高等教育機関の中でも類を見ない数となる一方、中間機器がないからこそシンプルにシステムの二重化を行うことができ、授業を止めない高い信頼性も実現した。

パソコン教室

パソコン教室

「シングルモード光ファイバーはメタルケーブルと比較して、錆びずに将来的な帯域拡張に追随しながら長期利用できることが最大のメリット。電磁的な影響を受けず様々なルートを使うことができ、ケーブル幅が細く、配線に関して省スペースで済むことなども特徴で、TCOとしての隠れた経済効果も生み出します。昨今叫ばれているグリーンITに対するネットワーク面でのひとつの答えだと思っています。従来型のLANでフロアごとに設置していた中間機器が要らなくなることによって、電源設備や消費電力の削減のほか、ハードウェア故障や故障原因の切り分けなどの保守稼動も削減されます。ほぼすべての管理を基幹部で集中的に行えるので、運用上の恒常的なセキュリティー対策や設定変更など、お客さまシステム管理者のメンテナンス稼動も削減されます。また、利用用途に合わせて、大容量データのやりとりを頻繁に行うHAL東京の教室には、ギガ単位のスループットを確保し、インターネット利用を主目的とする他の部屋では、100メガ単位のスループットとし、将来的な利用目途の変更には、末端の端末の差し替えのみで済むなど、TCOの削減を追求しています。

今回のように新しく校舎を建設する際にネットワーク環境を整備する手段として、FTTDは最適な選択といえます。信頼性・将来性・柔軟性・先進性・経済性という5つのコンセプトのもと、お客さまのニーズに応えるネットワーク環境を訴求するご提案を行うことができました。」(高砂)

「超高層ビルでの構築作業は、限られたビル搬入口やエレベータを各工事業者で共有しなければならず、業者間の綿密な調整や徹底した防災安全対策が求められました。短期間に集中して工事を実施しなければならない局面もありましたが、各企業、ベンダ様の協力を経て、スムースに導入を進めることができました」(高砂)

こうして、2008年10月に「モード学園コクーンタワー」は竣工し、既存校である東京モード学園、2009年4月に開校するHAL東京および首都医校の3つの教育機関が新校舎に融合し、新たな専門学校として始動します。

NTT東日本では、今回構築したFTTDの保守運用も手がけています。構築から運用・保守に至るまでトータルなコーディネート力をフルに活用して、これからもさまざまな角度からサポートしながら、ファッション・IT・医療の各分野でプロフェッショナルを育成するモード学園のニーズに即した適切なITソリューションを提供していきます。

NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部 ビジネス営業部 教育営業担当 営業担当課長代理 高砂淳NTT東日本 ビジネスユーザ事業推進本部
ビジネス営業部 教育営業担当
営業担当課長代理 高砂淳

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  • 文中記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて取材時点のものです。

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