安全で安心な子育て環境の整備に向けて子育て支援システムを構築し、利便性の向上や、子育ての不安・孤立感の解消を図りたいと考えた。
「住んでよいまち 訪ねてよいまち まつど」をまちづくりの基本方針に掲げ、「子育て・教育・文化を軸とした都市ブランドづくり」「人と人とのつながりを大切にした地域コミュニティの創造」を目指す千葉県松戸市。江戸川を挟んで東京都に隣接し、都心に通いやすいロケーションということもあって、子育て世代の家庭も数多く居住しています。そんな中、松戸市では、子育て支援に重きを置いた施策を展開、NPO法人と連携して乳幼児の一時預かり施設の運営や、子育て情報の発信などに積極的に取り組んでいます。
市では、公式ホームページの子育て情報に関するコンテンツへのアクセスが多いことから、情報提供の重要性を認識するとともに、子育て支援にICTの活用が有効と考え、総務省の「ユビキタスタウン構想推進事業」に応募。子育て支援システムの構築により、安全で安心な子育て環境の実現を目指すという市の構想が同事業の認定を受けました。そして、子育て支援に寄与する「子育てにやさしい情報システム」を通じて、安全で安心な子育て環境の整備を図ることとなりました。
「まつドリーム事業」とは、子育て世代のニーズに合った情報を「必要な人に必要な時期に」「的確かつタイムリー」に提供できる環境を用意するとともに、ICTの活用で子育てに関する「不安の解消」「利便性の向上」を目指そうというものです。
そうした子育て支援を目的とした「子育てにやさしい情報システム」は「専用ホームページ(まつどあ)」で子育て世代へのタイムリーで分かりやすい情報提供を行うことに加えて、「子育てみらいカード(住基カード)」を交付し、忙しい子育て世代に便利で嬉しいサービスを提供していくという大きく2つの柱から構成されています。 それぞれの具体的な提供機能や要件の検討は、子育て支援課、市民課、商工観光課、IT推進課など多くの担当が連携して進めていきました。そして、この「子育てにやさしい情報システム」の構築作業を担当することとなったのが、以前から市の行政のIT化を支援してきたNTT東日本でした。
