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人と地域をつなぐICT

ICTを活用した備え “のんちゃんネット”人と人、人と地域をつなぐ情報端末 NTT東日本 岩手法人営業担当 松平 宏司 岩手県野田村 小田 祐士 村長

地域社会の元気と人々の笑顔を支え続けていくために、NTT東日本が提供するICTソリューションが、住民と自治体との間に新しいコミュニケーションを生んでいます。岩手県野田村では、電話のように簡単に操作出来るIP告知端末を用いた“のんちゃんネット”により、住民に毎日さまざまな情報を届けています。

IP告知端末がつなげた安心

岩手県野田村では、NTT東日本のICTソリューションを利用し、東日本大震災からの復旧・復興と地域コミュニティの活性化をめざしています。村内全域へのブロードバンド環境の整備からスタートし、現在では約1,700世帯すべてにIP告知端末“ひかりフレッツフォン”を設置。端末は村内のいろいろな場所で情報が得られるよう道の駅や図書館などにも置かれ、画面上に出てくる鮭の稚魚をモチーフとした野田村のイメージキャラクター“のんちゃん”が、役場からのお知らせを毎日届けています。この仕組み“のんちゃんネット”が本格稼働して間もない頃、野田村は東日本大震災の被害を受けました。停電が回復するとすぐに役場から、被災を免れた約半数の端末へ炊き出しなどの生活支援情報が配信されました。さらにはテレビ電話で互いの顔を見て安否確認出来たことが、住民の皆さんに大きな安心をもたらす結果となりました。野田村の小田祐士村長は「顔を見ながら情報交換出来るのは大きい。これからは高齢者の見守りなどにも活用したいと思います。高台に造成している公営住宅などにも“のんちゃんネット”をつなげていきたい」とICT活用の展望を語ってくれました。

野田村役場職員による配信コンテンツの録音風景

防災行政無線の緊急情報が屋内にいても画面を見て、聞くことが可能

“情報提供”から“情報交換”へ

東日本大震災発生時にも活用された“のんちゃんネット”。導入の経緯について、小田村長は「野田村は地方の小さな村なのですが、IT環境を整備したいと若い職員からの提案が導入の経緯でした。その一つとして“光”に注目したんです。IT環境を整えれば、村内で何かあった時に連絡が取り合えたり、村の情報を流したりすることが出来ると考えました」と語っています。また、野田村では近所付き合いが年々希薄になっていることを受け、IT環境を導入することでコミュニティを活性化させることも当初からめざしていました。村からの情報提供だけでなく、住民同士の情報交換にも“のんちゃんネット”を活用してもらえれば、小さな村でも住民同士のコミュニケーションの活性化が図れるのではないか、という想いがあったのです。野田村では、設置の工事中でまだ使用出来ない住民や村外に出られた住民の方にも“のんちゃんネット”を使ってもらえるようにするため、タブレット端末を活用した利用法も、NTT東日本を交えて協議を進めていこうとしています。住民と自治体の双方向のコミュニケーションがもたらす未来に期待が高まっています。

野田村の道の駅に設置されたIP告知端末