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2018年2月1日
株式会社博報堂アイ・スタジオ
東日本電信電話株式会社
株式会社 博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 誠一、以下 博報堂アイ・スタジオ)と、東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村 雅之、以下NTT東日本)は、アウトドアアクティビティにおける、来訪者への新たな「おもてなしサービス」の提供と「安心・安全」の向上を目的に、北海道ニセコエリアにて、機械学習を活用した自動写真撮影サービスの提供、およびスキー場における来訪者位置情報可視化のトライアルを共同で実施します。
本トライアルは、博報堂アイ・スタジオが提供する自動撮影システム「capture」※1と位置情報可視化サービス「TREK TRACK」※2、NTT東日本が提供する「ギガらくサイネージ」※3、「ギガらくWi-Fi」※4、「フレッツ・あずけ〜るPROプラン」※5を組み合わせることで実現します。
近年、『インスタ映え』という言葉が流行するなど、『自身がアクティビティを楽しむ姿をSNSで発信したい』というニーズの高まりを背景に、スキー場などのスノーリゾートにおいては、滑走中の写真を撮影するサービスを提供する動きが出てきています。これまでは、来訪者の事前申し込みに応じて、専門スタッフが撮影するという方法が一般的でしたが、来訪者が手軽に利用できるサービスの提供が求められています。また、訪日外国人観光客の急増に伴い、スキー場における道迷いや迷子も増加傾向にあり、発生時の迅速な対応が課題となっています。
【トライアル1】自動撮影システム「capture」を活用した、写真撮影サービスの提供
「capture」を用いた自動撮影は、機械学習を活用することで、特殊な機器を使わず高速な人物検出をスマートフォンのみで実現できるため、設置場所の制約がなく、さまざまな場所で撮影が可能です。
本取り組みにより、スキー場における来訪者のアクティビティ満足度の向上を図ります。
<概要イメージ>
【トライアル2】「TREK TRACK」による新たなエンターテイメントの提供と「ギガらくサイネージ」による認知拡大
博報堂アイ・スタジオの「TREK TRACK」 は、IoTデバイスと、長距離無線技術であるLPWAを組み合わせることで、携帯電話が圏外になりやすい山岳地帯における利用者の位置情報を収集・可視化するサービスです。IoTデバイスを持った利用者の現在地や行動の軌跡を、本人はもちろん、家族やスキー場管理者などがスマートフォンやデジタルサイネージ上の3D地図で確認することができます。これにより、自身が滑走した軌跡をSNSにアップロードする、友人グループ内で共有する等、新たなエンターテイメントを提供します。
また来訪者の位置情報を可視化することで、道迷いや迷子の早期発見、パトロールの適正配置などの業務効率化にも活用します。
本トライアルでは、スキー場やレンタルショップにてIoTデバイスの貸し出しを実施するとともに、「ギガらくサイネージ」を活用し、本サービスの認知拡大を図ります。
<TREK TRACK 位置情報表示イメージ>
【トライアル1】
【トライアル2】
博報堂アイ・スタジオとNTT東日本は、本トライアルを通して得られた知見をもとに、双方のサービスを活用し、スキー場をはじめとするアウトドアアクティビティの満足度向上に向けた新たな価値の提供、また、他分野における新たな利用シーンの創造を目指します。
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